吉本新喜劇にはファンクラブが存在します。その名も「すんの会!」。
オンラインのファンミーティングやオリジナル動画の配信などのさまざまな特典があり、お子さまから大人の皆さままで楽しめるコンテンツが目白押しです。5月7日(日)には、「すんの会!」プレミアムコースの会員さま限定で毎月、開催しているイベントの一環として特別企画が開催されました。その様子を新喜劇座員であり、芸人ライターとしても活動している𠮷岡友見がレポートします! (撮影は、同じく新喜劇座員のおやどまりが務めました)
裃姿の新座長アキと吉田が登場!
今回のイベントは「新座長就任記念!記者会見すんのか~い!いぃよぉ~」と題して、「すんの会!」会員の皆さんが記者になり、新座長に就任したアキと吉田裕に質疑応答を行いました。吉本興業大阪本部に設置された、ホンモノの記者会見さながらの会場には、18人の会員さまと親御さんが集まり、新座長の登場を待ちわびます。
司会進行を務める座員の前田まみの合図のもと、全員で「アキ座長! 裕座長!」と呼び込むと裃(かみしも)に身を包んだ2人が登場し、歓声が起こります。
5月2日(火)からなんばグランド花月で始まった、2人の座長就任お披露目公演の合間を縫って行われた今回の会見。座長になりたてほやほやのリアルなお話が聞けそうです。
冒頭、アキがこう挨拶しました。
「座長就任の公演が始まって今日で5日経ち、いろいろ遊べるようになってきました。今回は2人で座長をやっていますが、これからそれぞれで座長の週が始まります。自分の色を出していけるように、新喜劇を盛り上げていけるように頑張ります」
さっそく、会員の記者さんたちが必死にメモを取り始めます。その様子を見た吉田は「すごい!ホンモノの記者さんや!」と驚いていました。
吉田裕はチンパンジー座長?
質疑応答が始まると、すぐにたくさんの手が上がります。
「座長になったら何をしたいか」という質問にアキは、「ダンスや殺陣など、いままでやってきたものも取り入れた、エンターテインメント性のある新喜劇」と回答。吉田も、「いままでまだ行ったことのない場所に座長として新喜劇を持っていきたい。僕はダンスまではいかないけど、動くのは好きなのでドタバタ新喜劇を作りたいです」と、これからの夢を語りました。
ほかにも「目標にしている人はだれですか」「座長発表された瞬間の気持ち」などさまざまな質問がとび、2人は真摯に答えます。
そんななか、「どっちが賢いですか」とお子さんから質問されて、会場は大爆笑。アキは「吉田君はチンパンジーやし……」とイジりつつ、「賢いっていうのは勉強だけじゃなくて、これからたくさんの経験をして、いろんなものに触れて、生きていく“賢さ”も大事」と子どもたちに語りかけました。
パンツを洗う頻度は…!?
「座長になって心配なこと」という質問に、2人は声を揃えて「健康」と答えます。絶対に舞台に穴をあけられない、代わりのいない「座長」という仕事。吉田は座員の末成映薫を目標として挙げ、彼女のパワフルさを見習い、これから体を鍛えたいと言います。
座長になると共演が減るであろうすっちーとの“乳首ドリル”を「今後、継がせたい座員は誰か」という質問に吉田は、筋肉キャラの若手座員・生瀬行人の名前を挙げます。そして、乳首ドリルについて、「服脱ぐ人がやるべきです」とナゾの理論を展開しました。
質問は途切れず終了時間が近づくなか、「パンツはどれくらいの頻度で洗いますか」との質問に2人が「毎日洗うわ!」とツッコミ、大盛り上がりのうちに質疑応答は終了しました。
座長たるものポーズでも笑いをとるべし
最後のフォトセッションでは、「おもしろポーズをしてください」「おもしろピースをしてください」といったハードルの高い注文に2人が必死に応え、終始、笑いの絶えないイベントになりました。
新座長2人が退場したあとは、参加した会員の記者さんたちが会見の様子をまとめ、記事を書いていました。皆さんの敏腕記者っぷりに筆者、𠮷岡も学ぶことがたくさんでした。この日はゴールデンウイークの最終日だったので、皆さんの良い思い出となっていますように!
今後も会員の皆さんと触れ合える楽しい企画もりだくさんの吉本新喜劇ファンクラブ「すんの会!」をよろしくお願いいたします! 楽しい思い出作りましょうねー!
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