中川家、テンダラー、ニッポンの社長…人気芸人が続々登場! 「福岡よしもと劇場」3周年で4日間のお祭り騒ぎ

九州・福岡のエンターテイメント発信拠点として2020年にオープンした「よしもと福岡 ダイワファンドラップ劇場」が、7月で3周年を迎えました。これを記念して7月27日(木)~7月30日(日)の4日間、豪華ゲスト陣も出演する3周年公演を開催。中川家(剛、礼二)やテンダラー(白川悟実、浜本広晃)も駆けつけて大盛り上がりとなった最終日の様子をレポートします!

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

地元の芸人と東京・大阪の芸人が渾身のネタ披露

4日間にわたる「福岡よしもと劇場3周年記念公演」の最終日は、『福岡よしもとお笑いライブ~3周年特別興行~』からスタート。3ステージあったいずれの回も満員御礼でした。

3ステージ目は「たくさんの人の前でやれてうれしい」と言うとらんじっと(あらた、原ノコシ)のネタから始まり、地元の地名を連呼するネタを披露したフルハウス(河野友哉、山田流世)や、勢いのあるボケでおなじみのカーネギー(松相遼、さわとおる)が客席を沸かせます。

そして、この劇場で初出演となる中川家(剛、礼二)が登場。どんな世代にも通じるあるあるネタから、博多をイジるネタもしっかり盛り込み、さすがの話芸で客席を魅了しました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

続いて、前日に福岡入りして博多のグルメを堪能したというインディアンス(田渕章裕、きむ)がネタを披露。気になるあの娘(カイト丸山、にわか片山、ぬま水沼)はトリオならではのコントで笑いをとり、ご当地グルメを題材にしたメタルラック(のなか、美意識タカシ)が安定のボケとツッコミを見せたところで前半が終了です。

続く「チーム対抗借り物リレー」のコーナーは、田中健二がMCを務めます。カーネギー、フルハウス、メタルラック、とらんじっとの4組が登場し、お客さんに借りたものの名前でしりとりをしていくという、客席を巻き込んだゲームに場内は大盛り上がり!

後半は、ザ・ローリングモンキー(ムサシ、カツキ)による若者世代ならではの視点のネタからスタート。続いて“博多のおいしゃん”として地元テレビでも大活躍のピン芸人・マサルが安定の客席イジりを披露し、しゃかりき(光ママ、ヒロ)のコントは、光ママのキャラとヒロによるツッコミの妙で笑わせます。太宰(てつ、あやむ)は自身のパーソナリティから広げていく身近かつ味わい深いネタで客席を沸かせました。

ニッポンの社長(辻、ケツ)は、登場からすでに笑いを誘う世界観のネタを披露。令和ロマン(髙比良くるま、松井ケムリ)も、くるまによる安定の相方イジりでお客さんが大笑い! トリを飾ったテンダラー(白川悟実、浜本広晃)は博多での興行を喜びつつ、ベテランの世代感丸出しのネタで爆笑のうちに終幕となりました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

3周年にちなんだゲームでガチンコ対決

夜の部は、いよいよ3周年記念公演を締めくくる「後夜祭~シメはみんなでコーナーライブ~」のステージ。ニッポンの社長と令和ロマンをゲストに迎え、とらんじっと・原ノコシがMCを務める「チーム ニッポンの社長」対「チーム 令和ロマン」のガチンコバトルです。

「チーム ニッポンの社長」のメンバーは、カーネギーとカイキンショウ(カイラ、ショウきん)。「チーム 令和ロマン」にはメタルラック、とらんじっと・あらた、そしてピン芸人の中村圭太が参戦し、劇場3周年ということで「3(さん)」にちなんだゲームで争います。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

「3つのモノを使ってモノボケ対決」はステージ上に用意されたいろいろなモノのなかから3つを選んで“一発ボケ”を披露し合います。令和ロマン・くるまの可愛らしい仕草やケムリの赤ちゃんネタ、ニッポンの社長・辻とカーネギー・さわの連携プレーなど、瞬間的に考えたとは思えないボケの連続で大盛り上がり!

与えられたお題を、サンバを踊りながら回答者に伝える「サンバのリズムに乗ってジェスチャー対決」は、リズムに乗らないとNGという厳しいルール。回答者以外の5人の動きが、なぜかシンクロし始めて新しいコントが生まれたような一体感が出ました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

続く「なりきり三段跳び対決」は、お題を三段跳びしながら回答者に伝えます。しかしニッポンの社長・ケツと、令和ロマン・くるまは、跳ぶ前のパフォーマンスでほぼ表現しきってしまうというズルい手段に。長すぎる助走で場内を駆け回る2人に、お客さんも大騒ぎでした。

最後は、子どもたちに向けた「よしもと放課後クラブ」の漫才ワークショップでも使われている“穴埋め式台本”でネタを披露する「3分間ネタクッキング対決」。ところが、令和ロマン・くるまが「3秒でやってやりますよ!」と言い出し、なぜか3秒でネタを考える即興ネタ合戦に……。

令和ロマン・ケムリ&中村圭太は、時事ネタを上手く盛り込みながら、お互いの得意なボケやツッコミを活かします。ニッポンの社長・辻&カーネギー・さわも、即席コンビとは思えない阿吽の呼吸を見せました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

熾烈な争いを制したのは、地道にポイントを稼いだ「チーム 令和ロマン」――ではなく、一発逆転でポイントを荒稼ぎした「チーム ニッポンの社長」でした!

そしてステージは、いよいよ最後の「ワンミニッツコーナー」へ。地元福岡よしもとの若手芸人が1分でネタを披露し、どの芸人が「1番」だったのかを競うめまぐるしい戦いです。神速エール(福澤、西村こうし)、こうざき、イナナク犬(タイガ、坂本竜太郎)ら計12組が、それぞれの持ちネタを1分間で精いっぱい披露しました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

審査員を務めたニッポンの社長と令和ロマンのお眼鏡にかなったのは、トップバッターを飾った神速エールの2人! 勝利のお祝いとして、ほかの出演者と一緒にステージ上で記念撮影する権利が与えられました。

4日間にわたる「福岡よしもと劇場3周年記念公演」は、地元芸人と東京や大阪の芸人たちが入り乱れ、大盛況のうちに幕を閉じました。

関連記事

関連ライブ配信

関連ライブ