アドリブ連発で公演時間大幅オーバー! 年末恒例「茂造新喜劇祭り!」は今回も3日間即完売

年末恒例となった『茂造新喜劇祭り!今年も年末に笑って新年を迎えたらど~や!』が、2023年12月28日(木)からの3日間、京都・よしもと祇園花月で開催されました。おなじみのキャラ“茂造”を演じる辻本茂雄が、新喜劇メンバーたちとアドリブ全開のステージを披露。トークやプレゼント抽選会も盛り上がり、爆笑の連続で1年を締めくくりました。

出典: FANY マガジン
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「今年もアドリブ祭りじゃい!」

2021年から始まったこの公演は毎年満席となる人気ぶりで、今回も3日間即完売。出演は辻本のほか、吉田裕、高井俊彦、平山昌雄、瀧見信行、信濃岳夫、清水啓之、レイチェル、玉置洋行、永田良輔、生瀬行人、野崎塁、五十嵐サキ、たかおみゆき、小林ゆう、湯澤花梨、かたつむり ピーチ、手島英治(劇団往来)というメンバーです。

初日の公演は、「茂造、新喜劇祭り!」のコールのあと、おなじみのテーマとともに新喜劇がスタート! 花月旅館を舞台に、不倫、借金、記憶喪失などさまざまな問題が絡み合うなか、アルバイトスタッフの茂造が大活躍するストーリーです。

冒頭、茂造の妻を演じる吉田裕が女装姿で現れると客席は大ウケ。続いて登場した茂造が、挨拶代わりのカバンキックを披露すると、その飛距離に歓声が上がります。茂造は鉄板ギャグ「許してやったらどうや」のあと、夫婦役の吉田とのコンビネーションギャグを繰り出しますが、ややウケだと「アカンなぁ」とダメ出し。そして「今年もアドリブ祭りじゃい!」と宣言し、客席は大喜びです。

出典: FANY マガジン
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その言葉どおり、茂造から次々と飛び出すムチャぶりを、座員たちは悪戦苦闘しつつアドリブで打ち返します。五十嵐サキは「新しい学校のリーダーズ」の曲に合わせて全力ダンスを披露。信濃岳夫のかくし芸は、茂造のツッコミで爆笑に。東京からやってきたピーチは、茂造に翻弄されながらも何度も爆笑をゲットしました。

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恒例のプレゼント抽選会も

終盤、清水啓之の見せ場では、選ばれた客席の女性1人が舞台へ上がるサプライズも。清水は、ステージに並んだ女性と出演者の計14人にそれぞれキャッチフレーズをつけて暗記するチャレンジにトライします。何度も失敗する清水を会場は手拍子で応援し、成功した瞬間に大歓声が起きました。

出演者による一発ギャグ対決では、茂造がおなじみのギャグを連発。座員たちはそれぞれの持ちネタをたっぷりと披露し、そこに茂造のツッコミが炸裂して会場は爆笑が止まりません。最後は瀧見信行、ピーチ、吉田の3人が順にボケを披露。茂造の「許してやったらどうや!」でエンディングとなりました。

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出演者一同がステージに並ぶなか、辻本が「楽しんでいただけましたか?」と会場に問いかけると、ひときわ大きな拍手が起きます。そして、毎年恒例のお年玉プレゼントが当たる抽選会へ。辻本がボックスから当選番号を引くたびに、会場から拍手が起こります。今回のために作られたポスターやTシャツ、前日の稽古のときに全員で撮ったサイン入りの写真など、レアなグッズが次々に飛び出しました。

出典: FANY マガジン
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公演は盛り上がり過ぎて、90分の予定が2時間半に! 辻本は、「1年間、本当にお世話になりました」と感謝しつつ、2024年のイベントについても言及し、「思いっきりがんばりますんで、よろしくお願いします!」と挨拶。ラストは小林ゆうとピーチの一発ギャグで、最後の最後まで笑いが絶えない「茂造新喜劇」の幕が降りました。