漫才コンビ・ブラックマヨネーズ(小杉竜一、吉田敬)が、読売テレビの『ytv漫才新人賞決定戦』と『漫才 Lovers』の総合司会者に就任しました。関西を代表する人気番組の3代目司会者となったブラマヨの2人はやる気満々。1月7日(日)に行われた『漫才 Lovers』の収録後に取材に応じ、賞レースへの思い入れや番組への意気込みを語りました。
「総合司会はすごく光栄」
ベテランから若手までが出演するネタ番組『漫才 Lovers』と、芸歴10年以内の漫才師を対象としたコンテスト『ytv漫才新人賞決定戦』の司会は、初代を東野幸治、2代目を千鳥(大悟、ノブ)が務めてきました。
2月4日(日)に放送される『漫才 Lovers』のオープニングで、小杉が鮮やかなパープルのスーツ、吉田がブルーのスーツでステージに現れると、会場からは割れんばかりの拍手が起きました。
その様子に吉田は「めちゃくちゃスーツ作ってもらったかいあるやん!」と喜び、小杉は「ブラックマヨネーズが『漫才 Lovers』盛り上げていきたいと思います!」と宣言。2人は、『漫才 Lovers』の前身番組である『ZAIMAN』のオーディションを受けたときのエピソードなどを披露すると、「総合司会、すごく光栄なんでよろしくお願いします!」とアピールしました。
番組は若手からベテランまで、バラエティ豊かな7組がとっておきのネタを披露。トークコーナーでは、地方で人気急上昇中の若手コンビが登場するシーンなどもあり、爆笑が続きました。
「賞を獲ると思ったより人生が変わる」
収録終了後、小杉は登場時の歓声について、「世界1周のロケから帰ってきたくらいの拍手でうれしかった」と振り返ります。吉田は、収録した読売テレビのスタジオが、いかに漫才をやりやすいか熱く語りながら、「舞台と客席の位置や配置が計算され尽くしていて一体感を生み出している。改めて高さとか距離とか調べてみてもいいかも」と絶賛。小杉も「(ほかの)公開収録の会場は、ここと共通にしてほしい」とベタ褒めでした。
『ytv漫才新人賞決定戦』の総合司会に就任したことについては、小杉が前身の『上方お笑い大賞』について振り返り、「若手のときのターニングポイントになる番組、大会だったので(総合司会に就任できて)うれしかった」と語ります。
一方の吉田は、『ytv漫才新人賞決定戦』を含めた関西の賞レースについて、「獲って初めて戦場に立てるというか、その権利をもらう感じ。獲らないという選択肢がなかった」と若手のころの気持ちを振り返ると、「賞を獲ることで思っているよりも(人生が)変わる」と熱弁。小杉も「(賞を)獲るために生きてましたね」とうなずき、「笑いもせえへん大人が腕組みしてるところでオーディションを受けた」と語りました。
「主役の出場者を邪魔しないように」
3月上旬に放送される『第13回ytv漫才新人賞決定戦』について小杉は、「人生をかけて挑む大会で主役はその出場者。邪魔にならないように手助けになればいい。がんばりたい」とコメント。吉田も「M-1とかKOC(キングオブコント)だけじゃないぞという大会になってほしい。この優勝から人生変わったなっていうふうになってほしい」と力を込めます。
そして、「それくらいの大会になる衣装をMCが着てますから」と鮮やかな色のスーツを引き合いに出すと、小杉も「オートクチュールです」と笑わせました。
ブラマヨが総合司会を務める『漫才 Lovers』は、2月4日(日)放送予定です。3月上旬放送予定の『第13回ytv漫才新人賞決定戦』は、ROUND1の1位通過・ぐろう(芸歴4年目)、2位通過・ハイツ友の会(芸歴5年目)、ROUND2の1位通過・ドーナツ・ピーナツ(芸歴10年目)、2位通過・空前メテオ(芸歴4年目)の出場が決定。これに最後のROUND3の通過2組と敗者復活コンビを加えた7組が本戦で激突します。