お笑いコンビ・チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)が“声優”として出演する『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』の大ヒット御礼舞台挨拶が、8月12日(木)に都内で開かれました。コロナ禍による上映延期を経て、公開3日間で観客動員数 27万人、興行収入3億円を超える大ヒット。壇上にはチョコレートプラネット、仲里依紗らが集まり、映画の魅力や自身の子育ての話題で盛り上がりました。
シリーズ第29弾となる今回の映画は、しんのすけたちが超エリート校「私立天下統一カスカベ学園」に体験入学し、怪事件に巻き込まれていくストーリー。しんのすけたちが“迷推理”の先に見つけたものとは……誰も予想できない衝撃の結末が待ち受けます。
TT兄弟の意外な「誕生秘話」
映画のなかで、カス組の不良・ヨーヨーを演じる長田。この日は登場するなり、「もはやラスボスと言っても過言ではない役どころ。ラストはしんちゃんと空中バトルを繰り広げます!」と大風呂敷を広げますが、同じくカス組の不良・給食袋役の松尾に「上映後だから、ウソがバレていますよ。空中バトルなんてないですよ……」冷静にツッコまれます。
その松尾は、「しんちゃんに合わせて前髪もしっかりと切って、眉毛も濃くしてきました。どうぞ撮影してください」と得意顔。仲から「本物だと思った! しんちゃん実写化なのかと思った」と持ち上げられると、「実写化の際は、ぜひ僕でお願いします!」とアピールしていました。
映画では、チョコレートプラネットのネタ「TT兄弟」のオマージュも見られるとのこと。ギャグなどのアイデアをどう作り出しているのか聞かれた長田は、持論を展開します。
「いろんな経験をすることです。いろんな場所に行って遊んだり、経験を積んだりすると、情報やネタの種が落ちてくるんです。それに僕はグミが好きでよく食べます。グミを食べると頭の回転がよくなります」
さらに「TT兄弟は5分くらいで作ったネタ」と言う長田に、松尾が「5分? 僕の体感としては2分。長田さんは天才です」とヒットネタ誕生の舞台裏を明かしました
仲里依紗の“押し付けない”子育て術も
チョコレートプラネットの2人は、それぞれ1児のパパ。我が子に望むことを聞かれた長田は、「自由に生きてくれればそれでいい。3歳の息子は電車が好きで、将来の夢を聞いたら『線路』と答えました。たしかに線路になればいろいろな電車が通るので、頭がいいなと思った」と目を細め、「線路のように地盤を支える存在になってくれたらうれしい」と子どもの成長に期待します。
一方、1歳ちょっとの息子がいる松尾は、「とにかくご飯をいっぱい食べてくれたらうれしい。最近はバナナとヨーグルトが言えるようになりました」とすっかりパパの顔。1児のママである仲は、「自分のペースで自分なりに勉強を楽しんでほしいです。私は押し付けない。夏休みの宿題も気づいたらやろうぜ!というスタンスです。子どものストレスにならないようにしています」と子育て術を語りました。