新喜劇座員の大黒笑けいけいが4月17日(水)の公演で一般女性との結婚を発表しました!! この日は、吉本興業の磯部恋マネージャーが担当する中堅・若手座員たちのイベント。会場の大阪・道頓堀ZAZAHOUSEは満員御礼となり、座員たちが巻き起こした笑いが結婚発表に花を添えました。イベント終了後には、2人のなれそめなども詳しく聞いてきました!
「このたび私、結婚することになりました!」
『マネージャー磯部Presents「私の新喜劇座員をよろしくお願いいたします!」vol.2』と題されたこの日の公演は、好評だった2月の第1弾に続くもの。出演は伊賀健二、今別府直之、新名徹郎、大黒笑けいけい、辰己智之、祐代朗功、松元政唯、ぢゃいこ、岡田直子、川筋ライラという面々です。
新喜劇のタイトルは「仁義なき乙女〜道頓堀死闘編〜」。喫茶店を舞台にマスター(新名)とアルバイト(岡田)、出入り業者(川筋)、友だち(ぢゃいこ)やヤクザ(今別府、大黒笑、松元)も絡んで、複雑すぎる恋愛模様が爆笑とともに展開します。
体当たりのギャグや、テンポのいいかけ合いでフレッシュな座員たちの見せどころはたっぷり。3日前に通風になったとのことで足を引きずりながら笑わせた伊賀の“新幹線”、大黒笑の“おしりかじり虫”といった定番のイジリはもちろん、今別府の「ピュッ!」など、おなじみのギャグも盛りだくさんです。エンディングにはサプライズもあり、満員の観客を大いに盛り上げました。
最後は出演者全員がステージにそろって挨拶。伊賀は痛風について、「飲み過ぎですわ」と反省します。今回、台本を担当したという岡田は「全員顔が特殊で大変だった」と振り返ると、前回担当した新名も「大変」とうなずきました。
ここで大黒笑が「このたび私、結婚することになりました!」と発表し、「働かないといけないので、これからいっぱい仕事ください!」とアピール。そして最後は岡田が「また3回目でお会いできたら」と宣言し、公演は幕を下ろしました。
結婚相談所の“期限”が決め手!?
公演終了後、結婚を発表した大黒笑に話を聞きました。お相手の女性との出会いは19年ほど前。大黒笑はNSC(吉本総合芸能学院)を卒業したあと、いったんは芸人をやめて劇団に入り、そこで当時まだ高校生だった奥さまと初めて出会ったそうです。
ただしこの間、お互いのSNSは知っていたものの、ほとんどしゃべったことはなかったとか。そして昨年、大黒笑が単独ライブの告知を送ったところ返事があり、交際がスタート。
そのとき奥さまは結婚相談所へ入っていたそうで、昨年9月に交際が始まったのを機に相談所を「休会」し、大黒笑にこう宣言したのだとか。
「ホントに結婚してくれるかわからないから休会してきた。期限は2024年3月までです。それまでにプロポーズがなければ、再開させていただきます」
そして今年2月に「どうしますか?」と聞かれた大黒笑が「じゃあ、4月に入籍しましょう」と答えて、晴れて今回の発表になりました。大黒笑は、相手のいちばん好きなところを聞かれて、「気の強いところ」とノロけました。
取材に同席していた今別府は、お相手の女性を写真で見たそうで、「ホンマにおきれいな方で、嫉妬しました。“なんでけいけいがこんな方と”って……」とこぼします。最近、新喜劇の千葉公平と鮫島幸恵も結婚を発表しており、今別府は「ラッシュやな〜」とポツリ。「次は俺だって言いたいんですけど、何もないんで……」と肩を落としていました。
結婚発表でスベッて「顔を隠していた」
大黒笑は、座長のすっちーにもいろいろと相談に乗ってもらっていたとのことで、当初、すっちーも「あんまりええニュースもないし、みんなひっくり返るで!」とノリノリだったそうです。ところが、千葉&鮫島のニュースが発表されたいまとなっては、この日の発表も「たいして盛り上がらへんやろな」と言われながら、最終的には「ハッピーなことやから、祝ってもらい」と背中を押されたといいます。
この日の客席には、お相手の女性も来ていて、結婚発表をしたときには「スベッたから顔を隠していた」とか。理想の家庭について大黒笑は、「やさしく明るく楽しい家庭になれば。僕が抜けてるところが多いので、みんなに支えてもらえるような」と語りながら、こうアピールしました。
「結婚してしまいますが、けいけいの素材は変わらないと思うので、いままでみたいに悪口言ってもらったり、SNSでも絡んでもらったり、愛してもらえれば。ぜひ応援して、たくさん仕事ください!」