吉本興業が運営するエンターテインメントの総合教育機関「よしもとアカデミー」の2024年度生徒募集が、5月31日(金)まで延長されています。5月7日(火)には、囲碁将棋(文田大介、根建太一)、ライス(田所仁、関町知弘)が東京・池袋にある「よしもとアカデミー東京校」のオープンスクールに登場! 入学を検討している参加者や、現役のアカデミー生に向けて特別授業を行いました。
NSC東京校“同期”5人が教壇に
よしもとアカデミーは、数多くのスターを輩出する国内最大規模のお笑い養成所「NSC(吉本総合芸能学院)」、タレントマネージャー・構成作家・公演制作スタッフなど即戦力のエンタメスタッフを育てる「YCA(よしもとクリエイティブアカデミー)」、俳優・パフォーマー・歌手などを目指すタレント養成所「YPA(よしもとパフォーミングアカデミー)」、エンタメ×デジタルの最前線を学べる「YDA(よしもとデジタルエンタテインメントアカデミー)」、そしてこの4校のカリキュラムを学びながら高校卒業資格が得られる「吉本興業高等学院」の5校から成る総合教育機関です。
今回のオープンスクールの参加した囲碁将棋、ライス、そして作家の大塚甲喜氏の5人はNSC東京校9期生の同期。「東京校は9期から特に仲が良くなった」と5人が語るとおり、同期生の和気あいあいとしたムードで授業が始まりました。
囲碁将棋・根建はNSC在学当時について、「ライスは9期生の中でいちばん面白いと有名だった。ハリセンボンと比べてもネタの熟成度は断然いちばん」と振り返ります。褒められたライス・田所は「NSC時代がピークだった」と語り、相方の関町も「NSCが終わるころには熟成しきっちゃって、そっから調子が悪くなった」と笑わせました。
ライス・田所「この1年で成長してほしい」
ライス・田所と囲碁将棋・文田、そして大塚は、今年度からレギュラー講師としてNSCで授業を受け持ちます。田所は授業に向けて、こう“意気込み”を語りました。
「僕はキングオブコントを卒業(2016年に優勝)しているので、もうライバルになることはありません。だから生徒にキングオブコントを優勝させて、ちょっとだけ賞金をもらいたいです」
一方、文田は、大塚と2人で行う授業のプランを説明。授業内で擬似ライブのようなものを開催して、実戦経験を多く積ませようと考えていると語りながら、真剣な表情でこう続けました。
「みなさんがお笑いで名前を揚げたいように、僕らも講師を受けたからには『文田・大塚の授業がいちばん良かったな』って思われたい。『レベルが上がったのはこの授業だな』と言われるものにする気概はあります。生徒の皆さんも競争すると思うんですけど、講師の僕らは僕らで競争してるぞってところは見せたいです」
その後、参加者からの質問に答えるなかで、根建がこんな熱いメッセージを送ります。
「せっかくお笑いの世界に入ってくるのなら、本当に好きなことをやっていただきたい。ワクワクしながらお客さんの前に立って、自分が考えたことを伝えられる快感を味わってください」
田所も「いまの(よしもとアカデミーの)授業は一つひとつがすごく価値があるものになっているので、この1年で成長してほしい」とエール。エンターテインメントの世界に身を投じようとする参加者たちの背中を押して、この日の特別授業は終了しました。
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