ブラマヨが、象印の“革命的なオーブンレンジ”開発者の初歩的ミスにツッコミ!『ウラマヨ!』

毎週土曜の昼下がりに、芸能人やヒット商品など世間の話題を集めるモノの裏側に迫る、カンテレの情報バラエティ番組『ウラマヨ!』(関西ローカル/カンテレドーガ・TVerで配信あり)。10月12日(土)13:00からは、【家電・食品・アイデアグッズ キッチン革命の裏側】を放送。その中から、これまでなかった機能で調理時間を大幅に短縮できるという、象印マホービンが開発した“革命的なオーブンレンジ”について一足先にお届けします。

累計15万台売れている“前代未聞”の電子レンジ

出典: FANY マガジン
©関西テレビ

大阪市北区のヨドバシカメラ マルチメディア梅田で、家電コンシェルジュが「前代未聞の電子レンジなんです」と興奮気味に紹介したのが、象印マホービン“EVERINO(エブリノ)”(5万5,600円・税込 ※ヨドバシカメラ 9月9日時点での価格)。

累計15万台売れているというその革命的な機能が、専用ボウルを角皿のレールに差し込んで、浮かせて調理する“うきレジ”。普通の電子レンジは直置きして温めるため、マイクロ波が底の部分に集中するなど、加熱のムラが生まれます。そこでボウルを浮かせることで、全ての方向からマイクロ波が食材に届きムラを抑えて調理時間も短く済むのです。

“知らないこと”を強みに商品開発!

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この革命的な商品を開発したのは、象印マホービン商品企画部の稗田雅則さんと、シニアアドバイザーの金井孝博さん。これまでなかった“浮かせる”というアイデアがひらめいた理由について聞いてみると、「我々がレンジについて全く素人だったからです」と稗田さん。金井さんも「どうやって浮かせたらいいのかっていうのが、多分ほかのメーカーさんでは発想が生まれなかったと思うんですね」と口をそろえました。

失敗の連続…試行錯誤を繰り返してようやく完成!

象印ではかつて温めるだけの単機能レンジを扱っていたものの、2005年に販売終了。以来17年ぶりの挑戦となるオーブンレンジの開発に抜擢されたのが稗田さんたちでした。

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“加熱のムラをなくすには浮かせればいい”と気付いたものの、電子レンジについては素人だっただけに、そこからは失敗の連続。稗田さんは「どうやって浮かせるかというところで、最初は金属製の角皿で検証していましたらスパーク、火花が散って。ボウルもプラスチック製で検証したら溶けちゃいました(笑)」と恥ずかしそうに振り返っていました。

そうした試行錯誤を繰り返して角皿をセラミック、ボウルを耐熱性ガラスに変更し、浮かせるレンジが完成。ちなみに角皿をセラミックにした副産物として、レンジで食材の芯まで加熱し、その後自動でグリルに切り換えて表面を焼き上げる“レジグリ”という機能も生まれました。

出典: FANY マガジン
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スタジオに登場した稗田さんは、MCのブラックマヨネーズ・小杉から「電子レンジでスパークって、初歩のミスな感じがするんですけど……(笑)」吉田からも「プラの容器を変型さすって俺ら以下ですよ!」と総ツッコミにあったものの、「当時はやったらアカンことをしょっちゅうやってました。今は大丈夫です(笑)」と笑顔。

開発担当者の“サラリーマンの悲哀”…

また、17年ぶりとなる電子レンジの開発担当に抜擢されたことについて、吉田が「そこを任されるっちゅうのは、かなりのプレッシャーですよね、“どうしよう……”ってなりますよね?」と、それまで炊飯器の開発者だったという稗田さんの気持ちを察したところ、「そうですね、結構定年も近いんで……はい。もう先が見えてますから」と実は不安でいっぱいだったと告白。

「“最後に変な感じになってもイヤやな”みたいな?」と小杉が尋ねると、「そうです(笑)。“穏やかに定年を”と思ってたらどうしようっていう……」とサラリーマンの悲哀を感じさせましたが、「最後に大功績あげられましたやん!」と称賛され、稗田さんは充実感たっぷりの表情を見せていたのでした。

出典: FANY マガジン
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番組ではこのほかにも、味の素が開発した“フライパン1つでパスタが作れる革命的な調味料”や、ダイソーの“最新・革命的アイテム”など、まさにキッチンに革命を起こす家電・食品・アイデアグッズを次々紹介。豪華視聴者プレゼントもある次回の『ウラマヨ!』は、関西テレビで10月12日(土)13:00から放送です。おたのしみに!

番組概要

『ウラマヨ!』
放送日時:10月12日(土)13:00~13:59
放送:関西テレビ(関西ローカル)
MC:ブラックマヨネーズ(小杉竜一、吉田敬)
出演:鈴木紗理奈、ラニーノーズ(洲崎貴郁、山田健人)
配信:カンテレドーガ・TVer

前回の放送を見逃した方、もう一度見たい方は、カンテレドーガ・TVerでご覧いただけます。

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