来年2月24日（月・振替休日）に開催される「大阪マラソン2025」を盛り上げるためのプレイベント「大阪マラソン SEASON TRIAL 2024 10K＆Fun RUN」が、10月20日（日）に大阪・ヤンマースタジアム長居と長居公園周回コースで行われました。5年ぶりに開催された人気イベントに、アスリートや若手芸人たちが数多く参加。大勢のランナーと一緒に汗を流しました。
アスリートや芸人たちが参加！
この日は、計測チップを装着して正式記録を測定する「10K（10キロ）」の部と、ファミリーでも参加できる3.2キロを走る「Fun Run」の部を実施。10Kには約770人、そしてFun RUNには約270人が参加しました。
10Kには、⼤阪マラソンスペシャルサポーターを務める元プロ野球選⼿で野球評論家の岩田稔さんに加え、ランニングアドバイザーの三津家貴也さん、げんき〜ず・宇野けんたろうがエントリー。さらに4人組アイドルグループ・OWVの佐野文哉も急遽、参加することになりました（三津家さん、宇野、佐野はFun RUNとダブルエントリー）
Fun RUNには、⼤阪マラソンスペシャルサポーターを務める元プロ野球選⼿で野球解説者の糸井嘉男さん、セレッソ大阪アンバサダーの酒本憲幸さん、タレントの福本愛菜のほか、芸人のキャツミ、タイムキーパー（まついあきら、ひでき）、さとゆりが参加しました。
まずは10K部門のオープニングセレモニーがスタート。MCは令和喜多みな実・河野良祐、FM802のDJ・大抜卓人が務め、ステージに有名人ランナーたちが続々と登場します。Fun RUNに参加する糸井さんと酒本さんは「3キロを全力で駆け抜けたいと思います！」と宣言しました。
参加者全員で準備体操、記念撮影をしたあと、いよいよ10K部門が始まります。カウントダウンのアナウンスのあと、ホーンが鳴り響くと全員が一斉にスタートを切りました。
岩田稔はOWV・佐野の記録にびっくり
笑顔で走るランナーもいれば、真剣な表情で自己ベストを目指すランナー、仲間と一緒に、あるいはカップルでわいわいと、いろいろなスタイルでそれぞれがランを楽しみます。男子のトップは31分36秒のタイムでゴールし、女子のトップも36分25秒でゴールを駆け抜けました。
その後も、出迎えた糸井さんらとハイタッチでゴールしていくランナーたち。その後、表彰式が行われ、男女それぞれ1～3位の選手にメダルや賞状、副賞が手渡されました。
レース後、岩田さんとOWV・佐野が囲み取材に応じました。岩田さんは目標の1時間切りを果たして、「よかったかな」と安堵の表情。今回、急遽10Kに参加した佐野は、自身のファンがたくさん来てくれたことなどから、走ることを決めたといいます。佐野は「途中からテンションが上がって、気がついたらめちゃくちゃ飛ばしてた」と快走の理由を明かしました。
佐野のフルマラソンのベスト記録が3時間20分と聞いた岩田は「はやッ！ 倍くらいかかると思う……」と驚きの表情。岩田さんが「走っていて声をかけられるのが初めてで、“お、おお……”しか言えなかった」とレースを振り返ると、佐野は「みんなで声を掛け合う、そのコミュニケーションがいいですね」と話します。佐野は直後のFun Runへも参加することを決め、「3キロは別腹」と余裕の表情でした。
Fun RUNには被り物ランナーも参加！
続くFun RUNのオープニングセレモニーは被り物をしたランナーもいて、リラックスした雰囲気です。ステージにFun RUNに参加するアスリートや芸人たちが登場し、キャツミが景気づけにバク宙を披露しました。
Fun RUNのスターターは、先ほど10キロを完走した岩田さんが担当。カウントダウンのあと、岩田さんの鳴らしたホーンを合図に参加者が次々とスタートしました。Fun RUNコースは周回コースを1周して戻ってくるというもの。秋晴れの青空の下、参加者たちは笑顔でランを楽しんでいました。
芸人最速は14分台でゴールしたキャツミ。元阪神の糸井さんは余裕の表情でゴールして「ランニング、楽しい！」と笑顔を見せました。セレッソ大阪アンバサダーの酒本さんは「びっくりするくらい体力落ちてますね、こんなに走られへんねやって」と振り返り、「まわりの方々が応援してくれるのが改めてパワーになるなって感じました」と話しました。
福本は手を振りながら笑顔でゴールし、「めっちゃ楽しかったです」と余裕のコメント。10Ｋに続いて参加したOWV・佐野は「いい天気で走りやすいコースで終始楽しかったです」と振り返りました。
福本愛菜「めちゃくちゃ楽しかった」
ゴール後には糸井さんと福本が囲み取材に応じました。糸井は「久々に自分に挑戦できたって感じました、そのなかで沿道の声援が力になった、ありがとうございます」とコメント。福本は「お天気にも恵まれたし、めちゃくちゃ楽しかった」と話し、子どもたちが全力で楽しんでいる姿が素敵だった、と振り返りました。
大阪マラソンでフルマラソンへのエントリーを準備している岩田さんの走りについて、糸井さんは「それに向けていい調整ができてるんじゃないか、ナイスランでした」と語ります。糸井さんは本大会で7.2キロを走る「720マラソン」に出場予定。福本からフルマラソンへの参加を振られると、糸井さんは「いまのところは720マラソン！」と念を押して、笑わせました。
Fun RUNでは親子でいっしょにゴールする人や、スマホを片手に仲間同士でフィニッシュするランナー、被り物ランナー同士のデッドヒートなど、それぞれがエンジョイした様子。最終ランナーはスタンドから拍手が起こるなか、芸人たちとともにゴールラインを切りました。最後に来年2月の大阪マラソンについての告知が行われ、イベントは終了しました。
「大阪マラソン2025」公式サイトはこちらから。
