“オモシロイを学ぶ”吉本興業の教育機関・よしもとアカデミーに今年のキングオブコント(KOC)のファイナリストたちが登場する、「キングオブコント2024 ファイナリスト特別授業」が11月4日(月・振替休日)に開催されました。この日は、よしもとアカデミー東京校と大阪校をオンラインでつなぎ、東京校にロングコートダディ(堂前透、兎)、大阪校には隣人(中村遊直、橋本市民球場)とcacao(高橋、浦田スターク、たっぺい)が特別講師として参加。現役アカデミー生を前に自分たちのNSC(吉本総合芸能学院)在籍時のエピソードや、エンターテインメントの世界での心構えなどについて語りました。
ロコディが語るNSCの思い出
ロングコートダディ、隣人、cacaoがそれぞれの校舎に登場すると、大きな拍手が起こります。大阪校の隣人は、「オス! おら隣人!」と“ドラゴンボールの孫悟空”風に挨拶。特別授業の司会を務めたタケトが「東京校でもウケてますよー」と報告し、さっそく和やかなムードに包まれました。
授業が始まると、まずはNSC在籍時の思い出話で盛り上がります。ロコディ・堂前はNSCに入ってよかったことについて“同期との交流”を挙げ、「競争心が培われた。ネタ見せで同期を笑わせたい気持ちが、お笑いの表現を磨いてくれた気がする」と振り返りました。
一方、相方の兎は、NSCに紹介してもらった不動産屋で借りた部屋が狭かったことに触れながら、「部屋は自分で見つけたほうがいいかも……」と話して在校生を笑わせます。
続いて、現役アカデミー生からの質問タイムへ。「大事な賞レース前のルーティンは?」という質問に対し、兎はゲームに没頭すると答え、「毎日5時間ぐらいやり過ぎて寝られない。(だから)決勝前には絶対クリアしたい」と話して笑いを誘います。
隣人・中村は「コンビでエントリーシール(大会の出場番号が書かれた胸に貼るステッカー)を貼りあう」という仲むつまじいエピソードを披露。cacao・高橋も「お母さんと喋る」という微笑ましいルーティンを明かし、会場を沸かせました。
「一度挑戦してみてほしい」
特別授業終了後、隣人・橋本は「『こいつらには負けないぞ』という眼光を持って見てくる子もいました。それも素晴らしいこと」と現役のアカデミー生の熱意を感じた様子。
一方、ロコディ・兎は「日本の未来は明るいかもしれないですね。素直ないい子たちでした」と振り返ります。相方の堂前が「(兎が)だらだら喋っているとき、めっちゃニラんでる奴おったで」と茶化すと、兎は「ニラんでるんじゃない。一文字も聞き逃さないように見てくれてた」と自信たっぷりに答えました。
アカデミーへの入学を検討している人へのメッセージを求められた兎は、「何年後かに『入ってたらどうなってたんだろう』と思うくらいなら、一度挑戦してみてほしい」と呼びかけます。
堂前も「僕たちのときも、大学に通いながらとか仕事と両立しながら通う人もいた。“学校”というより、体験会みたいな感じのスタンスで気軽に来てくれたら」と背中を押しました。
よしもとアカデミーは、国内最大規模のお笑い養成所「NSC(吉本総合芸能学院)」、即戦力のエンタメスタッフを育てる「YCA(よしもとクリエイティブアカデミー)」、俳優・パフォーマー・歌手などを目指すタレント養成所「YPA(よしもとパフォーミングアカデミー)」、エンタメ×デジタルを学べる「YDA(よしもとデジタルエンタテインメントアカデミー)」、そしてこの4校のカリキュラムを学びながら高校卒業資格が得られる「吉本興業高等学院」の5校からなる総合教育機関です。現在2025年度生を募集中!
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