酒井藍がなぜか“美味しいお肉”を食べながらトークライブ! サプライズ連発で「みなさんのやさしさを浴びまくった時間でした」

吉本新喜劇の座長・酒井藍のライブ『わがまま気のまま藍のトーク〜ねえ、今宵は、みんなで一緒にトークしていいお肉食べましょうよ♡〜』が、3月15日（土）に開催されました。ライブのタイトルどおり、この日の会場は、美味しいステーキがいただけるレストラン「三田屋本店―やすらぎの郷―」の大阪・心斎橋パルコ店。ディナーショースタイルで豪華なコース料理をいただきながら、トークに加えて仰天の演出まで飛び出した、酒井のおもてなし心がぎっしり詰まったイベントの模様をレポートします！

「新喜劇に入ってよかった」に大きな拍手

この日のステージは、三田屋本店の店内にある能舞台！　登場した酒井は、「ようこそです！」と客席に向かって手を振って挨拶し、大歓声に包まれます。雅な会場について、酒井自身も「どうしてなのか、急に三田屋さんに……」と戸惑いつつ、「第1部はトークライブ、第2部はお食事で、そこに私が横やりを入れていくスタイルです」と説明しました。

そして、観客への事前アンケートをもとにしゃべりまくるトークライブがスタート！　酒井に聞いてみたいことが書き込まれた用紙を、ボックスからランダムに取り出して進行します。

最初の質問は「新喜劇の台本はどうやって作っていますか？」。

酒井は「作家さん発のこともあれば、“こういう話をしたいです”と自分から持っていくこともある」と説明。そして、「“抱きしめる演技をやりたい”と希望したときは、座員のみなさんから“パワハラや”という声が上がった」といったエピソードを披露して笑わせます。

「なぜ吉本興業に入りたいと思ったんですか？」という質問に酒井は、「幼稚園のころから新喜劇に入りたかった」とキッパリ。途中でアイドルに憧れ、ハロプロを目指した時期もあったそうですが、「新喜劇に入ってよかった」という言葉に大きな拍手が起きました。

「最近、始めたことは？」との問いには、「去年の10月から始めたキックボクシングは、いまも続いてます」と回答。実際にシャドーボクシングを披露すると、なぜか爆笑が……！？　子どもたちからは「幼稚園で友だちと仲よくする方法を教えてください」「転校してきた子に何を話せばいいですか？」といったピュアでほほえましい質問が寄せられ、そのやさしい気持ちに酒井は感激していました。

また、「どうしても人と比べてしまう」というお悩み相談に酒井が「比べてしまうのは、もっと上を目指しているから。それはアカンことではない。前を向いて進んでいるからこそです！」と熱く語りかける場面も。

ほかにも、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）にまつわる質問が集中したり、質問ではなく「体に気をつけて頑張って」という応援メッセージが送られたりしながら、酒井の楽しい回答は止まりません。答えたあとは、「明日からもいいことが起こりますように！」「幸あれ！」と質問者にパワーを送るお約束の決めゼリフで大いに盛り上がりました。

新喜劇座員たちが次々と乱入！？

トークのあとは、食事がスタート。おいしいお肉のコースに舌鼓を打つ観客のテーブルを、酒井が順番に回りながらのおしゃべりタイムです。ワイワイ盛り上がるなか、酒井は「ハムで玉ねぎを巻いて食べて」と食べ方指南をしたり、「野菜もたっぷりありますよ！　野菜はカロリーないからね！」と声をかけたりして笑いを誘います。

来場者には、酒井の“サイン入り超アップ写真”がプレゼントされたほか、記念撮影タイムもしっかり設けられ、至れり尽くせりのにぎやかな時間が過ぎていきました。

そろそろお開き……となったところで、酒井が「みなさんのやさしさを浴びまくった時間でした」と感謝の言葉を口にすると、いきなりダンスをスタート！？　同時に客席後方から、重谷ほたる、小林ゆう、森田まりこ、今別府直之が現れて舞台へ駆け上がります。この突然のフラッシュモブに、観客は大喜び！　なぜかセンターを陣取って踊る今別府の姿と、森田らの切れ味鋭いダンスで、会場を爆笑で包みました。