漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の舞台、東京・亀有に3月22日(土)、「こち亀記念館」がオープンしました! これを祝して同日、「開館記念式典&トークショー」が開催。原作者の秋本治さんを迎えるなか、“こち亀大好き芸人”の麒麟・川島明、マヂカルラブリー・野田クリスタル、インポッシブル・ひるちゃんが登場し、「こち亀愛」を爆発させました。

作者も認める徹底した“つくり込み”
『こちら葛飾区亀有公園前派出所』は、週刊少年ジャンプで1976年から2016年まで、40年間にわたって連載された国民的漫画です。
「こち亀記念館」は、そんな『こち亀』の世界観を楽しめる、亀有の新たなランドマーク。主人公・両津勘吉が派出所をプロデュースしたという設定のもと、5階建ての館内には貴重な原画展示をはじめ、体験型ゲームコーナーやグッズショップなど、ファン垂涎のコンテンツが詰まっています。

秋本さんは「こち亀記念館」について、「外観を見ただけでもわかるとおり、つくり込みがすごい」と絶賛。そして、開館の喜びをこう語りました。
「『こち亀』を見て育った人たちが、本当に愛情を込めてつくってくださった。何度訪れても楽しめる場所なので、日本だけでなく世界中の人に亀有に来ていただけたらうれしいです」

ひるちゃんが“表紙の顔マネ”披露!
トークショーでは、ひるちゃんが両津勘吉の姿で登場。「両さんが好きすぎて、200巻すべての表紙を、見ずに顔マネできる」と豪語し、実際に秋本さんの前でその特技を披露しました。
秋本さんや会場のファンから指定された表紙の顔マネを次々と成功させると、秋本さんも「これはすごいね!」と大笑い。ひるちゃんは「先生に直接見ていただけて、今日で(芸人を)引退してもいいかもしれない」と感無量の表情を見せました。

野田「『こち亀』は時代を知る教科書」
その後、こち亀大好き芸人たちが館内の見どころを熱弁。川島は「トイレを借りたら、(登場キャラクターの)中川の愛車コレクションが展示されていた。まったくスキがない」「両さんの頭の中に入ったみたい。アイデアにあふれている」と感動を語ります。
野田も「スゴかった。これを機に、まだ読んでいない人にも1巻から読んでもらいたい」と記念館を絶賛。さらに、「『こち亀』は時代を知る教科書。『こんなとんでもないやばい漫画があるんだ』と知ってほしい」と、改めてその魅力を熱く語りました。

トークショーの最後に、秋本さんが「こち亀記念館」の今後の目標を明かしました。「ここのライバルは浅草の花屋敷」と語る秋本先生は、来年の春までに累計15万人の来場者を目指すと宣言!
「達成したら屋上に大観覧車をつくろう」と夢を語ると、川島は「両さんならやりそう」と爆笑。野田も「『こち亀』だったら、その観覧車が外れてどっかへ行く」と笑い、記念館の今後にみんなで期待と夢を膨らませました。
「こち亀記念館」公式サイトはこちらから。