ガレッジセール・ゴリが脚本を担当したラジオドラマ『マミーロード』第62回ギャラクシー賞 選奨受賞!

ニッポン放送開局70周年記念ラジオドラマ『マミーロード』(2025年3月4日放送)がNPO放送批評懇談会が主催する「第62回ギャラクシー賞」のラジオ部門で選奨を受賞しました。

濃密な人と人との関わりがもたらす奇跡

出典: FANY マガジン

脚本は海外の映画祭に監督作品も出品され、日本映画監督協会新人賞も受賞するなどクリエイターとしても高い評価を得ているガレッジセールのゴリ。この作品が自身初のラジオドラマの脚本でしたが、現代では希薄になりつつある濃密な人と人との関わりがもたらす奇跡を見事に描き切りました。

STORY

出典: FANY マガジン

物語の発端は「人を殺した」という老婆・木下春の警察への出頭。捜査に乗り出したベテラン刑事“チョー”と若手刑事の“半人前”の2人は、木下春が生きてきた中で関わった人や場所を丁寧にたどることで、時を超え、もつれた紐をほどくように事件の真相に向かっていく。

経験と感性を元に行動するチョーと実直な半人前の対照的な2人のコンビによる丁々発止のユーモラスなとやり取りと、木下春の生い立ちを知る人物とのまるでコントのような掛け合いが軸となり進んでいく。ラストに向かって重要な伏線が回収されていき、エンディングではこれまでと一転する、感涙必至のヒューマンラジオドラマ。

作品概要

ニッポン放送開局70周年記念ラジオドラマ『マミーロード』
放送日時:2025年3月4日(火)19:00~21:00
プロデューサー:瀬尾伊知郎(ニッポン放送)、木之本尚輝(ニッポン放送)
ディレクター:大村博史(ディアフィールド)、鮫島愛
原作・脚本:ゴリ(ガレッジセール)
出演:高橋克実、富田望生、神野三鈴、森山良子、松本明子、岡まゆみ、中村まこと、村上航、米良まさひろ、伊藤修子

■ギャラクシー賞について
ギャラクシー賞は、放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組・個人・団体を顕彰するために、1963年に創設しました。審査は放送批評懇談会会員から選ばれた選奨事業委員会が担当します。賞の決定を第三者に委託する顕彰制度が多いなか、ギャラクシー賞は、放送批評懇談会の会員が一貫して審査にあたり、賞の独立性を維持しつづけています。現在、ギャラクシー賞はテレビ、ラジオ、CM、報道活動の四部門制をとっています。
毎年4月1日から翌年3月31日を審査対象期間と定め、年間の賞を選び出していきます。

(特定非営利活動法人放送批評懇談会ホームページより)