北海道から全国に笑いを届けるイベント「みんわらウィーク」が、今年も開催されました! 9回目となる今回は、帯広市のとかちプラザ レインボーホール(8月3日)と、プロ野球・北海道日本ハムファイターズの本拠内である北広島市のエスコンフィールドHOKKAIDO(8月7日、8日)に人気芸人たちが大集結。北海道が笑いに包まれた3日間を、出演者でもある私、芸人ライターのアライヒカリがレポートします!

真夏日の帯広にも負けないアツさで大盛り上がり!
2016年に北海道と吉本興業が包括連携協提を結び、8月8日を「道民笑いの日」と制定してから9年。今年のみんわらウィークは、8月3日(日)の帯広市からスタート!
この日の出演者はハイキングウォーキング(鈴木Q太郎、松田洋昌)、とにかく明るい安村、鬼越トマホーク(金ちゃん、良ちゃん)、コロコロチキチキペッパーズ(ナダル、西野創人)、しゅんしゅんクリニックP、オズワルド(伊藤俊介、畠中悠)、スキンヘッドカメラ(シモ、岡本)、華花クラッツ(ザキ、たいよう)、MCとしてなまらあつしが登場しました。
当日の帯広市の気温は32℃を超える真夏日でしたが、お客さんも巻き込んだ一体感で、第一部、第二部と真夏日以上にアツく盛り上がりました。


ちゃらんぽらん冨好と蛍原徹がファーストピッチ!
8月7日(木)は「超みんわら祭りDAY1」と題してエスコンフィールドで開催。当日試合があった北海道日本ハムファイターズ×埼玉西武ライオンズ戦のファーストピッチでは、西武ライオンズの熱狂的なファンでSNSでも大バズリのちゃらんぽらん冨好と、北海道好きが高じて日本ハムファイターズの大ファンになったという蛍原徹がマウンドに立ちます。


イニング間には、ファイターズガールの衣装に身を包んだ金属バット(友保隼平、小林圭輔)がサプライズ登場! 茶髪のロングヘアにバッチリメイクで渾身の“きつねダンス”を披露して、球場内はどよめきと笑いに包まれまれました。
さらに試合終了後には、ダイノジ(大地洋輔、大谷ノブ彦)がグラウンド内にDJブースを設置して「DJダイノジSummer Party!!」を開催。DJプレイ中にホースで水をまくなど、音楽フェスさながらの盛り上がりを見せました。



恐竜の着ぐるみを着たコロチキ・ナダルが…
みんわらウィーク最終日である8月8日(金)は、引き続きエスコンフィールドで「超みんわら祭りDAY2」を開催。第一部では会場各所に計11ステージが設けられ、ブースにいるモリマン(種馬マン、ホルスタイン・モリ夫)が中継をつなぎながら、球場内を盛り上げます。
絶品グルメが楽しめるtower eleven baseballでは、バッテリィズ(エース、寺家)と暮花火(サカヅメ、杏仁)によるタコス争奪バッティング対決が行われ、ホームランの数で勝敗を競いました。
野球経験者の暮花火・サカヅメは、12球中1ヒット1ホームラン。続いてバッテリィズ・寺家が「メジャー級で行くわ」とサカヅメよりも速い球速の設定にして1ホームランを獲ると、そのままヒット数を稼ぎ、見事バッテリィズの勝利となりました。

球場内に展示されているティラノザウルスの化石前では、恐竜着ぐるみ当てゲームで大盛り上がり! コロコロチキチキペッパーズ・ナダルが入っている着ぐるみを当てるというゲームですが、ねこ超人(やすろー、佐々木拓杜)のやすろーが入っている着ぐるみもあり、ナダルを当てるまでゲームは終わりません。
ついには着ぐるみの中から普通に返事をし出したナダルが、「早く終わらせたくて」と“ナダル節”で開き直りました。
芸人と話しながらグラウンド1周も
会場内ではほかに、芸人と話しながらグラウンドを1周できるグラウンドウォークがあったり、エスコンフィールドのキャラクター「えふたん」があしらわれた汽車に乗った芸人たちが会場を巡りながら“グリーディング”をしたり、芸人たちとの“触れあい”もたっぷり。
また、絶品グルメをかけた鬼越トマホークと華花クラッツによる対決や、いぬ(有馬徹、太田隆司)とアライヒカリのカラオケ対決、金属バット、スキンヘッドカメラ、齋藤のようなものによる屋台の美味しいグルメを紹介するコーナーも。


球場では、ファイターズの選手たちがプロデュースした縁日ゲームが集まった「超縁日」が8月24日(日)まで開催されていて、マテンロウ(アントニー、大トニー)と秘蔵(武蔵、ジャンゴ)が挑戦する場面もありました。
さらに、金属バット、バッテリィズ、わっかない村井によるファイターズグッズコーデ対決や、札幌よしもと芸人のゲリラライブもあって、とにかく盛りだくさん! 屋外で開催されたビアガーデンでは、タカアンドトシ(タカ、トシ)とコロネケン(束田、渋谷)によるトークショーが行われました。


タカトシがステージ上でキス!?
第二部では「道民笑いの日お笑いライブ」を開催。MCにモリマンを迎え、タカアンドトシ、金属バット、ニューヨーク(屋敷裕政、嶋佐和也)、鬼越トマホーク、マテンロウ、いぬ、コロコロチキチキペッパーズ、バッテリィズ、コロネケンとお笑いベストナインが大集結です。
はるばる熊本県から観に来たというお客さんもいるなか、鬼越トマホークは「オレたちはこれだけ仲がいい!」と舞台上で衝撃のキス!
「タカトシさんにはこんなことできないでしょうね!」と挑発すると、続くタカアンドトシのネタでは、タカが隙を見てトシにキスをしようとする事態に。拒否するトシに対して、「悔しくないのかよ!」とグラウンドにめいっぱい響く声で雄叫びを上げるタカ。それに動揺したのか、トシがネタを飛ばしてしまうというハプニングもありました。


人気芸人大集結のお笑いライブあり、芸人たちを間近で感じるイベントあり、と盛りだくさんの3日間で道民を笑いの渦に巻き込んだ「道民笑いの日」。今後もどんどんパワーアップしていくのが楽しみです!