フースーヤ谷口の“ギャグ再現度”に見取り図・盛山が息をのみ、リリーも「こいつすげぇ…」 “4マンゲキ”合同夏イベントで関西2番組がコラボ収録

よしもと漫才劇場、森ノ宮よしもと漫才劇場、渋谷よしもと漫才劇場、神保町よしもと漫才劇場の4つの“マンゲキ”が一丸となって行う夏の大ベント『夏のマンゲキ2DAYSジャックin IMM THEATER』が8月12日(火)、13日(水)の2日間にわたって、東京・IMM THEATERで開催されました。
初日に開催されたのは、関西の人気2番組の公開収録コラボ企画『カベポスター・ダブルヒガシ・天才ピアニスト・フースーヤの推してまえ!ワチャラチャ忍忍 TOKYO』。大阪から全国区へと羽ばたいたマンゲキOB芸人たちや、東京マンゲキ所属の人気芸人たちを招いて大盛り上がりとなったステージの模様をレポートします。

出典: FANY マガジン
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パンツ1枚で登場したダブルヒガシにフースーヤ・谷口が…

この公演は、現在、サンテレビで放送中の『カベポスター・天才ピアニスト・フースーヤのワチャラチャ忍忍』と、GAORAで配信中の『推してまえ!ダブルヒガシ』の2番組が、いつも公開収録をしている大阪・よしもと漫才劇場を飛び出し、初めて東京で行うスペシャルコラボ企画です。

第一部がスタートし、『ワチャラチャ忍忍』レギュラーのカベポスター(浜田順平・永見大吾)、天才ピアニスト(竹内知咲、ますみ)、フースーヤ(田中ショータイム、谷口理)とダブルヒガシ(大東翔生、東良介)が登場。ワチャラチャメンバーがおなじみの忍者衣装で登場するなか、番組衣装がいまだ定まらないダブルヒガシはパンツ1枚で登場。フースーヤ・谷口は「キャー!みたいな登場を想定していたのに、裸の2人がいて……」と不満を漏らします。

出典: FANY マガジン
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続いて“東京忍者軍団”として、ダンビラムーチョ(大原優一、原田フニャオ)、エバース(佐々木隆史、町田和樹)、家族チャーハン(大石、江頭)が、おそろいの黒Tシャツ姿で登場。エバース・佐々木が「俺らもあの忍者の格好できると思ってワクワクしていたのに、楽屋でこのTシャツ渡されて、勘弁してくれよ!」と口を尖らせるなか、“仕切り忍”九条ジョーが登場してゲーム企画がスタートしました。

エバース・町田がなぜか暴露合戦の餌食に

「メンバー情報穴埋め組み合わせクイズ」は、メンバーの情報を一部空欄にしたパネルと

その答えとなるワードが書かれたパネルを組み合わせて、メンバーの正しい情報を完成させるというもの。

まずはフースーヤ・谷口が、エバース・町田の情報として「高校時代に『ピラフ』と『喧嘩』したことがある」と回答。「間違ってます!」と即座に否定した町田は、「中卒です!」と“そこじゃない”ポイントを訂正してメンバーを爆笑させました。

出典: FANY マガジン
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ここから、カベポスター・永見が「町田はNSC時代『ますみのピンネタ』を見て『いやらしい』と感じた」と答えたり、フースーヤ・田中が「町田は『ファンに手を出してしまいそう』という理由で『刈り上げ』している」と答えたり、なぜか町田が虚実入り混じった“暴露”の餌食となってしまいました。

アインシュタイン・河井を「ジジイ」呼ばわり

第一部2本目では、『ワチャラチャ忍忍』の前身番組である『アキナ・和牛・アインシュタインのバツウケテイナー』に出演していたアインシュタイン(稲田直樹、河井ゆずる)が、当時の番組Tシャツを着て登場!

尊敬する先輩芸人を迎えた企画が「ワチャラチャ老いぼれ診断」だと発表されると、河井は「さっきまであんなに楽しそうやったのに、オレら2人になったら“老いぼれ診断”って!」と猛抗議です。

出典: FANY マガジン
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そんな2人が挑戦するのは「後だし負けじゃんけん」。その名の通り、相手に負けるように後出しじゃんけんをするゲームです。まずはフースーヤの見本から。田中が出す手に谷口が5回連続で見事に負け、一発成功を果たしました。

しかし、それを見ていたアインシュタインの2人は「逆に、これができひんの?」「すいません、このスピードでテレビ番組になるの?」とメンバーを挑発。自信満々で臨んだ稲田でしたが……田中が出す手に対してヌル~ッとゆっくり自分の手を出したうえ、まさかの2回目で失敗!

「悔しいです、アニキ!」という稲田の仇をとろうと鼻息荒く河井が挑戦しますが、なんと1回目で失敗! 後輩たちに取り押さえられた河井は、「おまえら! うしろから小さい声で『ジジイ、ジジイ』って……」と悔しさをにじませました。

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見取り図・盛山の新ギャグは…

第二部は、再び「ワチャラチャ忍忍」メンバーと、今度はダブルヒガシも忍者衣装で登場。2本目に“スペシャルな先輩ゲスト”として見取り図(盛山晋太郎、リリー)が登場すると、会場から歓声が上がりました。

盛山は「コーナーやりましょう!」とやる気満々の様子。ここで行われたのが『ワチャラチャ忍忍』の人気コーナー「ワチャラチャ解体新書」。さまざまなゲームを通して、見取り図の“解体新書”をつくっていきます。

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「統率力チェック!ギャグ伝言忍忍!」では、盛山とリリーがリーダーとなって、ヘッドホンで耳をふさいだ状態で、体と唇の動きのみでチームメイトにオリジナルギャグを伝達していきます。

伝達順も任されたリーダーの盛山は、オリジナルギャグをつくるという難題も担うトップバッターに自ら立候補。チームメイトには、フースーヤ・谷口、天才ピアニスト・ますみ、カベポスター・浜田の順に配置しました。ギャグのお題は「外国人も喜ぶハイテンションギャグ」。

盛山は「『ラヴィット!』で毎週どんだけラッピーにやられてると思ってんねん!」と気合十分で即興のフリに慣れていることをアピールすると、EXILEのヒット曲『Rising Sun』の激しい振り付けを再現しながら、「マイネーム イズ ライジングサン」という新ギャグを披露!

出典: FANY マガジン
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音無しでこのギャグを見たフースーヤ・谷口は、EXILEの高度な振り付けに苦戦しながらも、ギャガ―の才能を発揮して、動きもセリフも見事に再現! 盛山は両手で口元を覆って感激し、リリーも思わず「こいつすげぇ……」と漏らしました。

もっとも、続く天才ピアニスト・ますみが「マイネーム イズ 怪獣さん」と叫んだところで会場は大爆笑。さらにカベポスター・浜田の順番で「近寄ってきて 外国人さん」に変化してしまい、チャレンジは失敗となりました。

盛山のダイエットを批判する芸人は全員“デブ”

3本目では、ダブルヒガシと見取り図が学ランに身を包んで登場。GAORAで配信していた見取り図の冠番組『ろくでなしミトリズ』の懐かしの衣装です。

ここで、最近20キロの減量に成功した盛山が表紙を飾った雑誌『an-an』の話題に。表紙を見た最初の感想が「キモ」だったと語る大東に、盛山は「イヤな意見を言ったり、前のほうがよかったと言ってくる芸人は、漏れなく全員デブ」と言い放ち、会場は爆笑。

出典: FANY マガジン
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さらに、『ろくでなしミトリズ』メンバーたちの若き姿に大爆笑したあとは、いよいよ『ろくでなしミトリズ』の名物コーナー「ロッカーサッカー」の開催です。『ワチャラチャ忍忍』のメンバーが再び登場し、天才ピアニストを除く男性陣で2対2のトーナメント戦を行いました。

ダブルヒガシと見取り図がリーダーとなり、パートナーを選択。「カベポスターはおじぃやからいらんな」という声が上がりつつ、リリーは浜田、東は田中、盛山は谷口、大東は最後に残った永見を選択しました。

伝説の人気企画が復活!

1回戦はリリー・浜田チームvs大東・永見チーム。「暴力は反則」という注意があったにもあかわらず、リリーが狂気の表情で大東の後頭部を4発殴打。厳重注意を受けて試合を再開しますが、次は浜田が大東にヒザ蹴りを入れ、大東が「マイムじゃないやつが1発入った」と泣きそうな顔で訴えると会場から爆笑が起こりました。

出典: FANY マガジン
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盛山・谷口チームと大東・永見チームによる決勝戦でも、熱が入った大東が床にひじを強く打ちつけ、谷口は永見の首を絞めるなど、いよいよケガ人が出そうなカオスな事態に。谷口をクールダウンさせるため、ますみと交代すると、大東とますみがしばらく丸いお腹をぶつけあったあと、ますみが先行ゴールに成功!

熱戦の結果、盛山・谷口チームの優勝が決定し、大盛り上がりのうちに全公演が終了しました。


公開収録では、ほかにもさまざまな企画が目白押し! 『カベポスター・ダブルヒガシ・天才ピアニスト・フースーヤの推してまえ!ワチャラチャ忍忍 TOKYO』は8月19日(火)23:59までオンラインで見逃し視聴ができます(チケット販売は同日正午まで)。その期間の好きなタイミングでFANYIDメンバーは24時間/プレミアムメンバーは72時間、見逃し視聴をお楽しみいただけます。

FANYオンラインチケット(配信):https://online-ticket.yoshimoto.co.jp/search?

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