「漫才ワークショップ」で東大生×NSC生が漫才づくり! ノンスタ石田も「声のバランス」「ネタの幅広さ」を絶賛!

NON STYLE・石田明による東大生に向けた「漫才ワークショップ」が、8月26日(火)に吉本興業東京本部で開催されました。このワークショップは、吉本興業と東京大学がコラボした「笑う東大、学ぶ吉本プロジェクト」の一環で、現役東大生6人と現役NSC(吉本総合芸能学院)生6人が参加。漫才の体験を通じて、コミュニュケーションに関する新しい知見を得ることを目的にしています。石田の講義に続き、実際に東大生とNSC生がコンビを組み、漫才のネタづくりからネタ合わせ、ネタ披露までを体験しました。

出典: FANY マガジン
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「ネタのつくり方」「ボケとツッコミ」……漫才の基本を石田が伝授

会場に集まったのは、学年も学部・研究科もバラバラな東大生6人とNSC生6人。自己紹介のあとは、さっそく石田の講義が始まります。

「ネタのつくり方」や「ボケ/ツッコミとは」などをテーマにした石田の講義はわかりやすく、これからネタをつくる東大生やNSC生が、すぐに取り入れやすそうな工夫も凝らされています。

出典: FANY マガジン
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講義の終盤の質疑応答で、東大生から「“常識”の線引きはどのあたりにあるのか?」という質問が飛び出すと、石田は自身の体験を交えてこう答えました。

「自分と似たような人とつるんでいると、仲間内の常識を常識だと思ってしまう。でも実はそれは偏っているので、ときには自分と違うタイプの人とも仲よくすると常識が保てると思う。僕は子どもと話していて、『あ、これおもろいんや』って気づかされることもある」

ほかにも「ネタの終わり方はどうすればいい?」などの質問にも具体例を挙げて詳しく説明していました。

出典: FANY マガジン
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「ロボット」「AI」など東大生らしいネタも登場!

講義のあとは、学生たちがネタづくりと漫才の披露に挑戦。今回、MCを務めたてんぐ(マジ川田、横山ミル)の2人が「参考に」と漫才を披露したあとは、即席でコンビを組んだ学生たちのネタづくりとネタ合わせが始まります。

わからないことがあると、石田やてんぐの2人にアドバイスを求めるなどしながら、約2時間でネタを完成させた6組のコンビ。コンビ名とネタ披露の順番が決まると、いよいよ本番です!

出典: FANY マガジン
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どのコンビも、講義の内容をうまく取り入れつつ、自分たちの個性を生かしたネタや、ワードの強いネタ、東大生らしくロボットやAIをテーマにしたネタなど、バラエティ豊かな漫才を披露しました。

それぞれのコンビのネタが終わるごとに丁寧に講評する石田。「自分のマイナスポイントも笑いにできるのがお笑いのよさなので、そんな入りができていてよかった」「ツッコミが独特でかわいらしい。リアクションもハマってた」など、いいところを見つけて褒めていきます。

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また、途中でネタが飛んでしまったコンビには「飛ぶっていいですね(笑)。生の人間が出ますから」と笑わせつつ、「でも、それまではけっこう淀みなく喋れていて、しっかり伝わってたと思います」とフォローも忘れません。

そして、栄えある石田賞には、東大生(大学院工学系研究科)の久保春喜(はるのぶ)さんとNSC生のたかざわさんのコンビ「NEO侍」が選ばれました!

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「コンビの声のバランスが取れていた」

久保さんの実家の家業である「刀鍛冶」をテーマにしつつ、ちょっと刺激的なユーモアも取り入れた漫才を披露した「NEO 侍」のネタについて、石田は「刀鍛冶とライトなジョークがうまく共存していましたね。本番での久保くんの変わりようもすごかったし、群を抜いて声も出ていた」と絶賛しました。

ワークショップ終了後、感想を聞かれた石田は、笑顔でこう語りました。

「東大生ならではの、普通はなかなか出てこない“ラボ”という設定があったかと思えば、刀鍛冶という職業をテーマに、そこから少し大人向けのユーモアを交えたネタもあったりと、幅の広さが本当にすごかったなと思います。あとはみなさんがドキドキしながらも楽しんでくれたのが、本当によかった。今後は、マジでプレゼンが余裕になると思うので、これからも今日経験したことを生かしてほしいなと思います」

出典: FANY マガジン
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また、東大生×NSC生のコンビによる漫才という、これまでの漫才ワークショップになかった取り組みについては、「お笑いをやったことのあるNSC生と一緒にやることで、コンビの声のバランスが取れていたことがすごくよかった」と評しました。

東大生「声を出して存在感をアピールしていきたい」

MCとしてこの日のワークショップを見守ってきたてんぐの2人も、「この短時間で石田さんのアドバイスを消化してうまい具合に取り入れていることに、すごくビックリしました」(川田)、「東大生とNSC生のコンビでの掛け算みたいなものをすごく感じて、お互いがいい刺激を受けていたんじゃないかと思いました」(横山)と、感じるところが多かったよう。

出典: FANY マガジン
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石田賞を受賞した「NEO侍」の久保さんは、「まずは今日帰ったら、すぐに父親に『ありがとう、刀鍛冶の漫才で褒めてもらったよ』とお礼を言っておきたいです」とコメントして笑わせながら、ワークショップをこう振り返りました。

「面白くなるには、声をしっかり出して堂々とすることが大事だと感じたので、本番でもそう務めました。これからもいろんな場面でそういうことがあると思うんですけど、声だけは腹から出すようにして、存在感をアピールできればいいなと思います」と

NSCでは「トラモチーフ」というコンビで活動中の相方・たかざわさんも、「東大生の方や石田さんと深く話しながらネタを作るという機会が初めてだったので、自分にとって、本当にいい経験になりました。ふだんネタは作っていなかったんですけど、これから頑張って作ってみようと思います」と、NSC生としても新たなチャレンジができたことを嬉しそうに話しました。

出典: FANY マガジン
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【笑う東大、学ぶ吉本プロジェクト】
東京大学の学生たちが新たな文化や価値観に触れることで、新しいアイデアや発想を生み出す力を身につけることを目的にした取り組みで、2021年3月にスタート。これまでも芸人と学生がコラボした、さまざまな企画が実施されてきました。

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