令和のカリスマ店員を決める接客コンテスト『STAFF OF THE YEAR 2025』のファイナル直前に記者発表会が10月9日(木)に開催されました。発表会当日は、ファイナルステージ審査員のアン ミカ、アンバサダーの藤本美貴とゲストのコットン(きょん、西村真二)が登壇し、トークセッションやフォトセッションが行われました。
コットンはファイナリストのコーディネートで登場!

『STAFF OF THE YEAR』は5周年を迎え、スタッフの価値向上や販売職のプロフェッショナル性の認知拡大を目指しています。参加スタッフは日々コーディネート投稿やオンライン接客を行い、売上やSNSの応援投票によって、最終的に14名のファイナリストに絞られました。

会見ではまず『STAFF OF THE YEAR』にちなみ、今日の衣装のテーマについて触れ、藤本は“秋っぽいコーディネート“、そしてアン ミカは頭に素敵なスカーフを巻いたビビッドなワンピースにフリンジのついたベルトをつけて登場。「ブラウンのグラデーションやレトロやフリンジがトレンドなので取り入れてみました」とコーディネートのテーマとポイントを笑顔で回答し、華麗なターンも披露しました。

また、コットンの二人はいつもと違う雰囲気を纏った衣装で登場。テーマを聞かれると「アン ミカさんのホームパーティーにお呼ばれしたときのコーディネート」と答え、アン ミカのホームパーティーの話題へ。いつもどんなテーマでお洋服を選んでいるかという質問について「いつもテーマカラーを決めていて、そのカラーをみんなにもどこかに取り入れてもらってるんです。今日は”サムシングレッド”がテーマカラーですね」と答えたアン ミカ。「服に取り入れなくても、小物を赤色にしてくださったり、実は下着のカラーを合わせてきた!という方もいらっしゃる」と話しました。

コットン二人の衣装は、ファイナリストのLevisのYu-taさんとOPAQUE.CLIPのyukaさんがコーディネートを組んだため、二人も登壇。
二人のコーディネートのポイントをそれぞれに聞いてみると、Yu-taさんは「アン ミカさんにオシャレ認識してもらったうえで、毎年呼んでくださるように意識をしました。西村さんのクールでスタイリッシュな印象をレザージャケットとデニムで、インナーのラガーシャツで芸人の面白い印象を表現しました」とコメント。

Yukaさんは、「きょんさんは新婚ということで黒のワンピースで女性の強さ、ふわふわなアウターでハッピーオーラをイメージしました」と話しました。「気配りがすごいですね、ぜひ、吉本のマネージャーに来ませんか?」「すごく深い部分まで考えてくださっていて素敵」と二人ともご満悦の様子でした。
コットンの二人のコーディネートについて藤本は「流行りを持ってくるだけではなくて、個人の人間性を見ているところがさすが!」と絶賛しました。
アン ミカのあの“名言”が生まれたきっかけは?

『STAFF OF THE YEAR2025』は令和のカリスマ店員を決める接客コンテストということで、登壇者が“今まで体験した接客の中で一番記憶に残っているエピソード”についての話題に。
藤本は「接客は距離感が大事、いい感じにほっといてくれつつ、必要としているときにすっと声をかけてくれるの方は嬉しいですね」とコメント。コットン西村は「コンビ名をコットンに変えてから、素材のお話をするときに“コットン”を笑い話にしてくれるユーモアのある方がいらっしゃってありがたいですね!」とコンビ名と絡ませたエピソードを披露。きょんは「新宿でTシャツやコント衣装を買っているときにジェラードンのかみちぃさんと間違えられて、かみちぃさんを貫き通したことがあります」という答えで会場は笑いに包まれました。

アン ミカは「パリで白を着てオーディションに行ったところ、『なんで似合わない白を着ているの? 白は200色もあるのに』と言われ、『“似合う”と“好き”を近づけることが“センスが良い”ということ。帰国して販売員に相談してみなさい』と。そこからBEAMSの販売員さんに、自分磨きの手伝いをしてもらって、今があるんです」とスタッフさんへの信頼感を話しました。
すると西村が、「あの、『白は200色あんねん』の名言が生まれたのもそこに繋がりますね!!」とコメント。会場全体も納得した瞬間でした。一方で、「STAFF OF THE YEARで審査員を務めているからこそ、私が来店すると、緊張感が走ることがあります」と審査員を務めるアン ミカらしいエピソードも語りました。
MCから、「新しい洋服を買うときは自分にとって特別な日に合わせて購入する方もいると思いますが、西村さんは奥様との初デートのときに来ていく服を迷った、などの思い出はありますか?」と思いがけず初デートのコーディネートについて質問されたコットン・西村。「芸人は明るい色を着ることが多いので、モノトーンの服を着ていくことでギャップをを狙いました」と恥ずかしそうに甘酸っぱい初デートのお洋服エピソードを明かしましたが、すかさず「ギャップを与えてくれる男性は一緒にいて楽しいよね」と相方・きょんが女性目線でのコメントし、ここでもコットン節が炸裂し、会場も大笑いでした。
きょん「私が隣にいても、バランスがいい」
デートエピソードに関連して、藤本の息子さんも中学2年生になられたとのことで、そろそろ初デートの日が近いのでは?との話題になり、「そうなんです! (複雑ではありますが)どんな人を連れてきてくれるんだろうとむしろ楽しみです!」とお母さんの顔を覗かせました。さらに事前に『STAFF OF THE YEAR2025』の最年少ファイナリスト、FREAK’S STOREスタッフ出野さんが組んでくださったコーディネートの中から息子さんにデートで着てほしいコーデを選んだとのことでその場にコーディネートが登場。
選んだ理由について、「となりの彼女がどんな服を着ていても似合う服を選びました」と藤本。アン ミカも「ベージュ、デニム、白の組み合わせは隣に並ぶ人がどんな服を着ていても似合う色。思いやりが大事ですね」とコーディネートだけでなく紳士的なふるまいについても役立つコメントで会場を沸かせました。

するときょんがマネキンの隣に立ち、「私が隣にいても、バランスがいいですね……自然が少ない東京で、老舗の木っぽさもある。木の安心感がある」とコメント。きょんの急な不思議な発言に西村は、戸惑いながらもツッコみ、コンビの仲の良さが伝わるやりとりで初デートコーディネートを絶賛していました。
最後に今日の意気込みを聞かれた4人。
藤本は、「私がSTAFF OF THE YEARに初めて参加するので緊張しています。リラックスしながら程よい緊張感で楽しんでもらいたいです」とコメント。そして、コットンの二人は、「僕らも賞レースに参加しているので緊張する気持ちがとても分かります。なので、決して悪目立ちせず、プレーンなお客さんに徹したいです」と西村。「お客さんの設定に私達が笑いを添えるだけ、スタッフが輝ける場を提供したいです」ときょんがコメント。そして最後に、「お客さんにその人らしい自信を与える、心を晴れやかな時間を提供するという気持ちを大切に楽しんでいただきたいです」とアン ミカのコメントで締めくくりました。