7人組演劇チーム「メトロンズ」最新公演、しずる池田の脚本にメンバー絶賛! 「お金にまつわる話史上いちばんバカな物語」

しずる(池田一真、純)、ライス(田所仁、関町知弘)、サルゴリラ(児玉智洋、赤羽健壱)というNSC(吉本総合芸能学院)東京同期の実力派コント師3組に、作家で演出家の中村元樹を加えた7人組演劇チーム「メトロンズ」の第11回公演『金持ちに好かれなくっちゃ!』が、9月2日(水)に東京・赤坂RED /THEATERで開幕しました。前回に引き続き脚本をしずる・池田が担当した今回は、2年ぶりにメトロンズのメンバー6人のみが出演する舞台です。9月20日(日)まで全23公演のロングランがスタートした初日には、ゲネプロと取材会が行われました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

しずる・純「1つの理想の形なんじゃないかな」

ストーリーは、倉田(児玉)とその友だち・新井(純)の会話から始まります。見ず知らずの菅原という男(関町)から100万円を受け取った倉田は、新井とともに返却に向かうことに。何が目的なのかを問い詰める倉田と新井に、菅原は自分が財閥の御曹司でお金には困ってないと告げ、新井にまで100万円を手渡します。

後日、倉田は高校時代の同級生・加藤(池田)と三浦(赤羽)にも100万円をもらったことを打ち明け、さらに2人を菅原へ紹介することになるのですが……。お金の使い方をめぐって人間関係が次々と揺れる、怒涛の展開が待ち受けます。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

ゲネプロ終了後、メトロンズの7人が囲み取材に応じました。今回の脚本の構想について、池田は次のように説明します。

「最近の世の中、お金持ちが幅を利かせている気がするというか、お金でなんでもできると思っている人が多い気がしたので、お金を動かす人とお金で動く人を描きたいなと思いました」

そのうえで「観に来てもらえたらわかりますけど、ここに出ている人以外の人間はいない。誰かには当てはまる。そんな世の縮図を描いています」と語りました。

その言葉を受けて、しずる・純は「これまでの作品と比べても、いちばん“わからない”という人が少ないんじゃないかなと思う脚本」と分析し、こう語りました。

「しずるとしての単独ライブで池田がコントを書くとき、パチンコとかお金にまつわるものがよく出てくるんです。(そういう題材では)筆が走ってるイメージがあるから強みなんだと思います」

「やめてくれ!」と思わずツッコむ池田を横に、純が笑いながら「この6人で1カ月、稽古して80分の演劇を見せるという台本として、1つの理想の形なんじゃないかなと思いました」と評価すると、サルゴリラ・赤羽も脚本の手ごたえをこう語りました。

「本読みの段階から面白かった。毎回、読み終わったあと、池田が喫煙所でこっそりと『今回はどうだった?』って聞いてくるんです。もちろん毎回、面白いですけど、今回は特に面白かった。最後の1つ前のシーンは稽古の最終日まで笑いが堪えられませんでした」

サルゴリラ・児玉も「本当に面白いです」とうなずきつつ、「世の中の縮図ですっけ? そんなことは知らなかったのでちょっと怖くなりましたけどね」と笑いました。

しずる・池田「23年一緒にいる強みだと思う」

財閥の御曹司を演じるライス・関町は「役に入りすぎているのか、最近、金遣いが荒くなってる」と報告。「たとえば何を買ったの?」という声に、関町は「Amazonとかで、いままでだったら買ってなかったなというものでも」とクリックするポーズを見せました。

「お金持ち役がハマってます」と自称する関町。「恵比寿出身だからね」と指摘する純に、「内面から(違いが)出てると思う」と自信たっぷりです。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

一方、アルバイト店員・安達を演じるライス・田所は、「しずるがいちばんブレイクしていたころ、池田からお金を配ってもらったことがあったから(今回の脚本は)身近なテーマでしたし、自然と腰が低くなるところがあった」と、お金を受け取るしぐさを実演。純が「うまいんだよなぁ」と反応すると、田所は「だから、やりやすさはありましたね」と、こちらも手応え十分です。

配役は池田が“当て書き”したのではなく、本読みを終えてから話し合いで決まったそうです。純は「偶然というか、奇跡というか。めちゃくちゃいい台本プラス、みんな“この役しか無理じゃね?” ってなった」と説明。

池田は「僕が書いた台本を、どの役でもみんながスッと演じられるのは、23年一緒にいる強みだと思う」と、同期として切磋琢磨してきた仲間への信頼を語りました。

舞台装置のパネル転換も見どころ?

演出を担当する中村は「最初、お金にまつわる話と聞いたときにイメージしていた、心理戦やサスペンス的な要素はいっさいない。お金にまつわる話史上、いちばんバカな物語かもしれないです」と説明。そのうえで「キャラクターもかわいらしくて、タイトルの“っちゃ!”に全部が詰まっていると感じました」と語りました。

過去のメトロンズの舞台は、“ワンシチュエーション”が多かったのですが、今回はセットにさまざまな仕掛けがあります。純は、こう語りました。

「舞台装置のパネル転換だけで見せるアプローチをしています。結局、メトロンズはコントでしょ? って思っている方は、そういう演劇的な部分もがんばっているので、こういった見せ方があるんだと感じていただきたいです」

パネル転換も全員でやっているそうで、児玉は「楽屋で誰も座ってない」と全力投球をアピール。田所も「店員役でセリフが少なめだから、楽だと思ってたんですけど、稽古場に入ったらまさにバイトかっていうくらいの忙しさで」と笑いながらこぼしました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

そのパネル転換も、お金を持っている者と持っていない者との差が……? 池田は「見ていただいて、自分はどっちなのかを考えていただければ」と語り、田所は「2回目はパネル転換の大変さも踏まえて見てもらいたい」と複数回の鑑賞を薦めました。

囲み取材の後半には、「ダウ90000を意識しますか?」と質問した記者と池田の間で討論が勃発!? 熱くなった池田が客席まで降りて、記者と熱くディベートする一幕もありました。

公演概要

メトロンズ第11回公演『金持ちに好かれなくっちゃ!』

出典: FANY マガジン

【日程】
9月2日(水)19:00開演    
9月3日(木)19:00開演    
9月5日(土)13:00開演/17:00開演    
9月6日(日)13:00開演/17:00開演    
9月7日(月)14:00開演    
9月8日(火)19:00開演    
9月9日(水)14:00開演/19:00開演    
9月11日(金)19:00開演    
9月12日(土)13:00開演/17:00開演    
9月13日(日)13:00開演/17:00開演    
9月15日(火)19:00開演    
9月16日(水)19:00開演    
9月17日(木)14:00開演/19:00開演    
9月18日(金)19:00開演    
9月19日(土)13:00開演/17:00開演    
9月20日(日)13:00開演

【会場】
赤坂RED/THEATER
(港区赤坂3-10-9 赤坂グランベルホテルB2F)

【出演・スタッフ】
出演:メトロンズ(赤羽健壱、池田一真、児玉智洋、関町知弘、田所仁、純)
脚本:池田一真(しずる)
演出:中村元樹
主催:吉本興業株式会社

<チケット情報>
▼劇場での観劇
【料金】 前売・当日共 6,000円 | U-22 3,000円 ※FANYチケット前売りのみ
FANYチケット:https://r.ticket.fany.lol/metronz
▼配信での観劇
初回配信 9月21日(月)配信開始19:00/配信終了予定20:30
【料金】 3,000円
FANY Online Ticket: https://online-ticket.yoshimoto.co.jp/products/metronz-260921
※販売期限:9月28日(月)12:00 まで
※視聴期限:9月28日(月)23:59まで

<各種公式サイト>
HP:http://metronz.jp
X: https://twitter.com/metronz7
Instagram:https://www.instagram.com/metronz7
YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCog_hKUiE-rhV9rDHgvq8pQ
※過去作品は YouTube にて 公開中

関連記事

関連ライブ配信

関連ライブ