ハチミツ二郎が「死ぬまでにやりたいこと」を実現する新番組とクラファン始動!! 「相変わらずバカなことをやっているなと笑い飛ばしてほしい」

どうも芸人ライターのてんぐの横山ミルです。
医師から「今日死ぬ」と3回告げられた男が、新たな笑いに挑む……。そんな挑戦が始まったことをご存知ですか?

東京ダイナマイト・ハチミツ二郎が「死ぬまでにやりたいこと」をひとつずつ実現していく前代未聞の新プロジェクトが本格的に始動しました。BSよしもとの新番組『ハチミツ二郎の死ぬまでにやりたいこと』が来年1月から放送されることが決定したんです。メイン企画である『コント生前葬』とはなんなのか? 企画の規模拡大を目指したクラウドファンディングを開始するにあたって、9月29日(火)に東京都内で記者会見およびインタビューが開催されました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

「僕に断る理由なんて何ひとつありませんでした」

『「死ぬまでにやりたいこと」を叶えたい!ハチミツ二郎魂のファイナルプロジェクト旗揚げ会見』とプロレス風のタイトルが掲げられた今回の会見。会場に電動車イスに乗って現れた二郎は、集まった報道陣や関係者を前に、独特のシュールなユーモアを交えながら、力強い眼差しで企画への覚悟を語り始めました。

「医師から三度も『今日死ぬかもしれない』と告げられた身としては、もうすでに『死ぬまでにやりたいこと』の渦中にいるようなものです。コロナ禍以降、腎臓の疾患による人工透析の開始、急性肺炎、そして左足の切断手術と、度重なる病魔や命の危機に見舞われてきました。

現在も週の半分は人工透析のために病院へ通い、身動きが取れない日が続いています。しかし、そんな状態の自分に『番組をやろう』と声をかけてくれた。できることがあるなら喜んで受けたいと思いましたし、僕に断る理由なんて何ひとつありませんでした」

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

過酷な闘病生活を送りながらも、“芸人・ハチミツ二郎”の根底にある「お笑いへの執念」と「サービス精神」は、いっさい衰えていません。今回のプロジェクトは、単なるバラエティ番組の枠を超え、ひとりの芸人が命を懸けて届ける究極のエンターテインメント企画です。

今回のプロジェクトの発起人であり、番組のプロデューサーを務める吉本興業の山岸未歩も会見に登壇。この企画について、彼女は次のように語ります。

「私がまだ中学生だったころ、『M-1グランプリ2004』の決勝で東京ダイナマイトさんの漫才を見て、強い衝撃を受けました。『こんなに面白い人たちがいるんだ! いつか大きくなったら、絶対にこの人たちと一緒に仕事がしたい』。そう心に誓い、成長して吉本興業に入社しました。

入社してから13年、あの日、テレビの前で憧れたときから数えれば20年越しの夢が、いまこうしてかたちになろうとしています。感無量という言葉しかありません」

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

あふれ出る熱い思いを語る山岸プロデューサーに対し、二郎は照れくさそうに「若手のころにお世話になった先輩や仲間たちへの恩返しはもちろんだけど、こうやって自分のお笑いを見て育ってくれた若い世代と一緒に仕事ができるのもすごく嬉しいこと。やりたいことをひとつずつ叶えていきたい」と優しく語りました。

『コント生前葬』に豪華メンバーが“参列”!!

番組のメイン企画として発表されたのは、二郎自身が主役でありながらターゲットともなる『コント生前葬』です。不謹慎にも思えるタイトルですが、その狙いについて二郎は独自の視点で語ります。

「本当は『生前葬』だけで『コント』という言葉はつけたくなかったんです。そのほうが不気味で面白いじゃないですか。

ただ、中身はいっさい手抜きなしです。参列してくれる芸人たちには、台本なし、打ち合わせなしで、本物の葬儀に参列するつもりで来てもらいたいと思っています。

人間、誰しも死んだら自分の葬式を見られないじゃないですか。自分が死んだあと、誰が来てくれて、どんな弔辞を読んで、どんな顔をして泣いたり笑ったりしてくれるのか。それを生きているうちに自分自身の目で確かめてみようという、壮大で実験的な試みです」

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

笑いと不条理、そして切なさが交錯する唯一無二の空間。腹がちぎれるほど笑える究極のブラックユーモアを届けるべく、着々と準備が進められています。

会見では、『コント生前葬』に参列する豪華芸人メンバーの第1弾が発表され、会場からは大きな歓声とどよめきが起こりました。ケンドーコバヤシ、品川庄司(品川祐、庄司智春)、レイザーラモン・RG、金属バット(小林圭輔、友保隼平)といった、二郎と縁の深い実力派芸人たち。二郎は彼らについて、次のように語りました。

「昔から僕の酸いも甘いも知っている仲間であり、お笑いの第一線で闘い続けている信頼できる芸人たちです。彼らが僕の生前葬でどんな立ち振る舞いをするのか、どんな言葉をかけてくれるのか、僕自身も楽しみで仕方がありません。BSよしもとというチャンネルの枠を超えて、間違いなく『いまいちばん豪華で、いちばん危険な番組』になるはずです」

今後もさらなる豪華ゲストや意表を突く参列者が追加発表される予定で、お笑いファンの期待は高まるばかりです。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

死ぬまで姿を晒し続けて全部を笑いに…

質疑応答では、報道陣から「今後の活動や漫才復帰について」という踏み込んだ質問も飛び出しました。それに対して二郎は少しも怯むことなく、力強く答えます。

「漫才に関しては、近いうちにちゃんとやります。そのためにいまも毎日、地道なリハビリを続けています。車イス生活になりましたが、車イスになったからこそ取れる笑いや、いまの自分だからこそ作れる新しい漫才のかたちが絶対にあると思っています。

体を壊したからといって、しんみりされたり、可哀想だと思われたりするのが、いちばん嫌なんです。死ぬまで自分の姿を舞台やカメラの前に晒し続けて、全部を笑いに変えていく。それが僕の芸人としての覚悟です」

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

障害や病気を笑いの言い訳にするのではなく、すべてを武器にして笑いに昇華させる。二郎の言葉には、長年、お笑い界の第一線で異彩を放ち続けてきた男のプライドと揺るぎない覚悟が宿っていました。

今回のプロジェクトでは、番組の演出資金や美術セットの強化、さらにはロケ規模の拡大を目指して、10月1日(木)から吉本興業のプラットフォーム「FANY Action」でクラウドファンディングがスタートします。

クラウドファンディングを実施する理由について、山岸プロデューサーはこう説明しました。

「BSよしもとの限られた予算内だけでは収まりきらない、ハチミツ二郎さんの頭の中にある圧倒的なアイデアやスケール感を妥協せずに実現したい。全国のお笑いファン、東京ダイナマイトファンの皆さまと一緒にこの番組を作り上げたいと思い、クラウドファンディングというかたちをとらせていただきました」

支援者向けのリターンには、番組のエンドロールへの名前掲載はもちろんのこと、実際に『コント生前葬』の現場に参列できる特別な権利や、番組限定のオリジナルグッズ、二郎本人からの感謝のメッセージ動画など、魅力的なメニューが多数用意されています。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

「最高にイカれていて、最高に笑える番組に」

FANYマガジンでは、会見終了後にインタビューを行いました。二郎は、最近の笑いやこれまでのキャリアについて、静かに語ります。

「最近のお笑い界はすごく行儀が良くなったというか、コンプライアンスも含めて綺麗にまとまることが求められる時代になりましたよね。もちろんそれも時代の流れだし、悪いことではないけれど、僕らが若いころに憧れたお笑いって、もっとヒリヒリしていて、どこか毒があって、不条理でハチャメチャなものだったと思うんです。

今回のプロジェクトでは、そういう『昔ながらの尖ったお笑い』の空気感を残しつつ、現代の視聴者が腹を抱えて笑えるものを作りたい。病気になって身体は不自由になりましたが、頭の中のお笑い回路は昔よりも研ぎ澄まされています。視聴者の皆さんには『ハチミツ二郎は相変わらずバカなことをやっているな』と笑い飛ばしてほしいですね」

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

最後に、番組とクラウドファンディングを心待ちにしている全国のファンに向けて、二郎から熱いメッセージをもらいました。

「何度も死にかけましたが、こうして生き残って皆さんの前でお笑いができる機会をいただきました。BSよしもと史上最高に豪華で、最高にイカれていて、最高に笑える番組にします。

若手時代にお世話になった方々への恩返し、そして応援し続けてくれたファンの皆さんへの感謝を込めて、僕のやりたいことを全開でぶつけます。クラウドファンディングへのご協力はもちろん、ぜひ番組をご覧になって、腹がちぎれるほど笑ってください。応援よろしくお願いします!」

波乱万丈の人生を歩み、幾度もの命の危機を乗り越えてきたハチミツ二郎。彼が放つ渾身の「笑い」と「生き様」が詰まった『ハチミツ二郎の死ぬまでにやりたいこと』プロジェクトから、一瞬たりとも目が離せません。

プロジェクト概要

プロジェクト名:ハチミツ二郎の死ぬまでにやりたいこと

公式サイト:http://hj-yaritaikoto.yoshimoto.co.jp

■番組概要
番組名:ハチミツ二郎の死ぬまでにやりたいこと
放送予定:2027年1月以降、BSよしもとにて全3〜5話で順次放送予定(放送日・配信先は決定次第発表)
内容:30分×3〜5話を想定するドキュメントバラエティ。

■「コント 生前葬」概要
実施予定日:2027年2月27日
実施場所:すみだメディアラボを予定
参列予定芸人:ケンドーコバヤシ、品川庄司、レイザーラモンRG、金属バット 他

■クラウドファンディング概要
募集期間:2026年10月1日(木)〜11月20日(金)
目標金額:500万円
支援の用途:本人の希望に沿った企画、ロケ、出演者との実現調整、「コント 生前葬」の舞台・演出などの拡充
主なリターン:
5,000円:ハチミツ二郎からのメッセージ動画
15,000円:限定Tシャツ(ハードコアチョコレート制作)
30,000円:限定Tシャツ+「コント 生前葬」一般参列権(限定80口)
50,000円〜500,000円:エンドクレジットにお名前掲載など
※「コント 生前葬」時に設置する供花プランも別途ご用意しております。

FANY Action(クラウドファンディング)公式サイト:https://action.fany.lol/projects/4497