このあと1時間半以上、持つのか!? “結成10周年”フースーヤが全力疾走「漫才師の単独でこんなんせえへん」

結成10周年を迎えたフースーヤ(田中ショータイム、谷口理)の記念ライブ「国数社理社理かき氷」が、9月23日(水・祝)に大阪・なんばグランド花月で開催されました。連休最終日の夜にもかかわらず、客席は満員御礼! 立ち見まで出る大盛況となり、会場は開演前から熱気ムンムン。さらにロビーには、収まりきらないほどのスタンドフラワーや、趣向を凝らした祝い花がずらり。会場に足を踏み入れた瞬間から、ただならぬ盛り上がりを感じさせた一夜の様子を、私、芸人ライターのポチ・茜チーフがレポートします!(撮影は芸人カメラマンの吉本新喜劇・おやどまりが担当しました)

撮影: おやどまり
撮影: おやどまり

フースーヤの2人より歓声を浴びたのはこの人!

結成10周年の節目となる記念ライブは『フースーヤpresents イエローカード生誕58周年記念東阪ツアー「国数社理社理かき氷」』と題され、今回は8月の東京公演に続く待望の大阪公演です。

オープニングは、タイムキーパー(ひでき、まついあきら)、釈迦虎(岡本峻、久保バトル泰志)とともに、学校の教室を舞台にしたコントからスタート……と思いきや、突然、始まったのは劇団四季の『ライオンキング』を彷彿とさせる壮大なミュージカル!

撮影: おやどまり
撮影: おやどまり

ただし、登場する動物はアザラシ、シロクマ、ペンギン。サバンナが舞台のはずが、北極・南極の動物たちが一堂に会する、世界観と緯度を完全に無視したフースーヤらしさ全開の展開に、客席からも笑いが起こります。

そして最後に、教室の掃除道具入れのロッカーから半年記念日・YOSH!NOが登場すると、客席から「キャー!!」とこの日いちばんの大歓声!

フースーヤ単独ライブ名物となっているYOSH!NOの登場に、本人たちも「オレらのときより歓声上がってた」「嵐の松潤出てきてないとおかしい」と、そのあまりの歓声の大きさに思わず笑ってしまいます。

撮影: おやどまり
撮影: おやどまり

吉本からの差し入れは「3割引のお惣菜」!?

そして、「ここからスタートでええやろ!」とツッコミたくなるほど、カッコよすぎるオープニングVTRが流れ、いよいよ1本目の漫才へ。「谷口です」「田中です」「フースーヤです!」とお決まりの挨拶をすると、会場から改めて割れんばかりの拍手で迎えられました。

ところが、冒頭からミュージカルで全力を出し切った2人は、「もうしんどい」「漫才師の単独でこんなんせえへん」と、すでに息も絶え絶え。

先ほどのミュージカルになぞらえ、客席との「ハクナマタタ!」のコール&レスポンスにも挑戦しますが、思うようにいかず、恥ずかしくなった2人は舞台上を走って逃走! その姿に客席から大きな笑いが起こります。

撮影: おやどまり
撮影: おやどまり

さらに、吉本興業からのありがたい差し入れとして、「パン6個」「雨の日の翌日の泥のように乾いた団子」「3割引のシールが貼られたお惣菜」があったことを報告。ツッコミどころ満載の差し入れの数々に、会場は再び笑いに包まれました。

「このあと1時間半以上、持つのか!?」と思わせるほど、序盤からハイパワー全開の漫才に、客席も負けじと全力の笑い声で応えます。

ゼエゼエと息を切らしながら始まった2本目のネタも、勢いは衰えるどころかさらに加速。客席の爆笑が止まりません。

コントも漫才も全力で楽しませてくれる2人ですが、5本目の漫才では「ハァハァ」と肩で息をしながら、「50歳になったら漫才できません」と宣言! それでもハイテンションなネタで客席を沸かせ続けました。

撮影: おやどまり
撮影: おやどまり
撮影: おやどまり
撮影: おやどまり

田中と谷口がまさかのキスを!

ネタの合間のだし物は「谷口がツアーでやりたいこと」。「ハロウィンに永野芽郁と写真を撮りたい」という願いを掲げた谷口が、“ツギハギ柄のTシャツ&帽子”という出で立ちで登場。誰もが一度は見たことがあるような、あまりにも既視感のある姿に、登場した瞬間から客席は爆笑に包まれました。

また、コーナーでは「持ち物検査競争」で2人が競います。ツアータイトルにちなみ、客席のお客さんから「イエローカードが出そうな危ない物」を借りてくるという企画で、田中は1階、谷口は2階の客席へ。

撮影: おやどまり
撮影: おやどまり

田中が借りてきたのは、なかなかコワモテな「お父さんの証明写真」。一方、谷口が持ってきたのは、ショートスリーパーとして話題になった人物の“お風呂での問題映像”のスクリーンショット。

この勝負は田中に軍配が上がり、谷口は罰ゲームとして「Deathかき氷」を食べることに。「辛い! 辛い!」と、真っ赤なかき氷をえずきながら食べる谷口。その姿を見て、田中まで思わずもらいゲロ寸前に。客席からは終始、笑い声が巻き起こります。

さらに、そんな田中に谷口がキスで辛さを移すというまさかの展開まで! 最後まで予測不能な盛り上がりを見せました。

最後は田中の大熱唱!

最後は「もう終わりか」と名残惜しそうに席を立つお客さんの前で、いきなり「田中がツアーでやりたいこと」がスタート! 森山直太朗の「生きてることが辛いなら」を大熱唱し、会場を自らの歌声で包みこむ田中。最後の最後までらしさ全開で楽しませてくれました。

撮影: おやどまり
撮影: おやどまり

漫才5本にコント1本、ブリッジVTRにコーナーまで、とにかく盛りだくさん! 笑って、ツッコんで、歌って、最後まで大忙しの2人でした。

いまや、よしもと漫才劇場の若手を引っ張る存在となった2人が、息ぴったりの掛け合いで会場を最後まで沸かせ、笑いの余韻をたっぷり残して公演は幕を閉じました。

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