パンサー・向井慧がパーソナリティを務めるラジオ新番組『パンサー向井の#ふらっと』（TBSラジオ、毎週月～木8:30～11:00）が3月28日（月）からスタートしました。一緒に番組を盛り上げるのは、向井が「すごいピッチャー陣を揃えた」と胸を張る曜日パートナーたち。放送に先立つ3月25日（金）に開かれた会見では、向井とともに、パートナーの滝沢カレン、ココリコ・田中直樹、三田寛子、髙橋ひかるらも揃って意気込みを伝えました。
レギュラー5本の向井に「ラジオフェアリー」の名が！？
「『#ふらっと』とタイトルにあるように、日本一敷居の低いラジオ番組……と言ったらヘンですけど、簡単に入っていただきたい気持ちがいちばんです。ラジオを聴いたことがない人が初めて聴くきっかけになればいいですし、いままで聴いてきた方にも楽しんでいただきたいです」
この春、新たにTBSラジオ伝統の朝の帯番組を託された向井は、そう意気込みを語ります。ラジオ好きを公言し、今回の新番組で担当するレギュラーは5本に。会見中には「ラジオフェアリー（妖精）」という異名を付けられるほどのラジオ通です。
毎週月曜から木曜、午前8時半～11時に放送されるこの帯番組。同じ時間帯にTBSテレビで放送している情報番組『ラヴィット！』のMCを務める麒麟・川島明から、“朝の顔の先輩“としてこんなアドバイスをもらったと語ります。
「（川島さんから）最初の3カ月はいろいろ批判を言われることがあるけど、そんなものを全部ストックして、そのとき言ってきたヤツの顔を忘れないで、その気持ちをエネルギーにして頑張ることもできるよと言ってもらいました」
また、2016年まで30年間、TBSラジオの朝の顔を務めてきた大沢悠里アナウンサーからは、「生活している人のBGMになりなさい」とのアドバイスを受けたそうで、自身も朝のラジオで元気をもらうことが多かったことから、「1個のスイッチになれば」と抱負を語りました。
そんな向井は、ともに番組を盛り上げていく曜日パートナーのキャスティングにも参加したとのこと。「みなさん各々の球種を持った投手。すごいピッチャー陣を揃えたという気持ちです。僕はキャッチャーで、受け続けるほうが得意なので、いかにキャッチできるか」と笑顔を見せました。
滝沢「ラジオの楽しさを学びたい」
月曜パートナーは滝沢カレン。今回の抜擢をきっかけに、最近、ラジオに触れ始めたと言います。
「（自分は）ラジオってこんなに楽しいんだって、いまいちばん知っている人なんですよ。この仕事がなかったら、もしかしたらラジオと出会えていなかったかもしれない。これからもっとラジオの楽しさを学びたいです」
向井の印象について問われると、向井が映画に詳しいことから「友だちになりたいと思ったときも、一瞬ありました（笑）」と“過去形”で笑わせました。
「（仕事で一緒になるのは）めちゃくちゃうれしいんですよ。向井さんの横で……まあ、（座り位置が）横なのか前なのかわからないですけど（笑）。もっと（ラジオや向井の）魅力を知って、私のことも知ってほしいなって思います」
田中「声をかけてもらえてうれしかった」
ココリコのラジオ番組のヘビーリスナーだったという向井は、火曜パートナーとして田中とタッグを組めることを「夢のよう」と言います。
それに応えて、「（パンサーのメンバーの）菅（良太郎）さん、尾形（貴弘）さんのぶんまで頑張ろうと思います」と言う田中に、すかさず向井が「解散してこの番組をするわけじゃないです！」とツッコみ、笑いが起こりました。田中は、抱負をこう語ります。
「後輩から声をかけてもらえたのがすごくうれしかったので、精一杯、頑張ろうと思います。向井くんとおしゃべりするのが、すごく楽しいんです。もちろん先輩と後輩なので関係性は違うんですけど、世代を超えてフラットに話せますし、それが楽しくて仕方がない。毎週いろんな話ができるのが楽しみです」
三田「何が起こるかわかりません」
水曜レギュラーの三田と向井とは、過去にテレビのレギュラー番組で共演していた仲。向井が「三田さんのチャーミングさ、天然なところもあるんですけど、ちゃんとお母さんの部分もあって魅力的」と称賛すると、三田は「“フェアリー慧”にそんなこと言われてうれしいですー！」とチャーミングに返しました。
「生放送なので、きっと予定通りにはいかないし、何が起こるかわかりません。リスナーのみなさんとつながりながら番組を作っていけるのが、ラジオファンとしてはとても楽しみです。向井さんの足を引っ張らないように頑張りたいと思います」
高橋「いまからハラハラしています」
木曜パートナーは髙橋ひかる。向井が隔週出演となるこの曜日は、喜入友浩アナウンサーがアシストします。
この日、スケジュールの都合で会見を欠席した髙橋からは、「生放送に関しては、いまからハラハラしています。不安もあります。たくさん噛む気もしています。ただ、その生の感じも楽しくお伝えできたらなと思います。どうぞよろしくお願いします！」とコメントが届きました。
そんな髙橋について、向井はこう語りました。
「朝のラジオを20歳の方がやるってなかなかないことだと思うんですけど、だからこそ“やってほしいな”と思いました。朝のラジオは、わりと年齢が高い方が聴くことが多いと思います。そういう方に向けて、というのもありつつ、若い方が聴いてもいいんだよ、っていう意味でも、髙橋さんはぴったりな存在だと思います」
さらに会見には、番組のテーマソング『ラジオはTBS』を書き下ろしたシンガーソングライターの関取花も登場。楽曲について向井は、「『ラジオはTBS』は、朝のスタートとしてはかなり心躍る歌になっている」と太鼓判を押していました。
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