正月恒例の人気バラエティ番組『志村&鶴瓶のあぶない交遊録』が、大最終回スペシャルとして1月2日にABEMAの独占配信で復活しました。ラフマガは、都内で行われた収録現場に直撃! 出演者のナインティナイン(岡村隆史、矢部浩之)と笑福亭鶴瓶に番組への思いや見どころについて聞きました。
『志村&鶴瓶のあぶない交遊録』は、1998年から2019年までテレビ朝日で放送されていた故・志村けんさんと鶴瓶のお正月恒例の特別番組。中でも人気企画が、志村さん・鶴瓶ペアVSナイナイの「元祖英語禁止ボウリング」です。会話中の英語は一切禁止で、一言でも英語を話すと罰金1,000円。一方で、ストライクや特別なピンを倒すと、コスプレ美女からご褒美がもらえるというルールです。
大最終回スペシャルと銘打った今回は、この名物コーナーを中心に復活。志村さんとも親交が深かった千鳥・大悟が鶴瓶チームに参加しました。
志村さんへ「結婚報告」
今回で最終回となった収録を、それぞれこう振り返ります。
鶴瓶「2020年に放送されなかったので、あのままスッと終わっていくのかなと思っていたんですけど、改めてこうやって放送していただけて本当に嬉しかったです」
矢部「さっき、エンディング撮りましたけど、“終わるんやなぁ”って思うとちょっと悲しかったですね」
岡村「今日は1投目に、志村さんへ『結婚しました』って報告して投げました。『裏切り者!』って言われるかもしれません(笑)」
「元祖英語禁止ボウリング」企画は、2001年から約19年にわたって放送されました。鶴瓶は「こういう番組に出られいているっていう自分が不思議で、なくなるのは嫌ですね。あと、矢部にはいつもボロカスに言われますので、そこが好きです」と笑わせます。
番組を通して成長できた点について矢部は、こう振り返ります。
「志村さんも鶴瓶師匠もそうですけど、甘えさせてもらって……。生意気なことを言ったり、面白く受けていただけたりしたので、勉強の場でした。おふたりと絡んでいると、ほかの番組に行っても(動じず)自信がついたのが大きかったですね」
岡村も「志村さんのリアクションが1個ずつ違うんですよ。こうやってリアクションとってんねやって勉強になりましたし、鶴瓶さんも必ず『腰がちょっと痛い』とか『手が痛い』とか、フっておく。そうすることで後々効いてくるので、“なるほどな”と」と切れ込みました。
岡村のコメントを受けて鶴瓶は、今回も腰に痛みがあり、投げる際に転倒してしまったと告白。「2年くらい前にも(同じことが)あった」と振り返ると、矢部が「2年前もウケたから、“もう1回やろか”ってことでしょ?」とツッコミ。鶴瓶はすぐさま「違う!違う!」と否定して笑いを誘いました。
大悟のほうがエロいかも
今回、パートナーを担当した大悟について鶴瓶は、「横で見ていたら、“志村さんかな?”って思うくらいの雰囲気を出していました」と言います。対戦相手である矢部も、「ヘタしたら、志村さんより大悟のほうがエロいかもしれないです」と評価して笑いを起こしました。
ここで鶴瓶とナイナイ、お互いの印象について聞くと、鶴瓶はナイナイについて「ハナからしっかりしていました」と賞賛。
「若手のころからオモロイんですよ。ずっと変わりなく成長してはるんやろな、と。俺はずっとこのままですから」
そんな鶴瓶に、矢部はそれこそが鶴瓶の真骨頂だとして、「ずっと“鶴瓶さん”なんですよ。テレビ観ていたときの印象から変わらないですよね。これがすごい」と称えました。
一方、岡村も「(控え室で)志村さんと鶴瓶さんが、ワーッて喋り出すのを聞いているだけでも楽しかったです。そこから面白い話が始まっていますので、ベテランの方が、こんな話すんねやっていうのを見られるだけでも得した気分でいました。緊張もしていましたけど、毎年、楽屋から楽しみでしたね」と振り返っていました。
岡村が「すべて出し切った感じはある」と言う『志村&鶴瓶のあぶない交遊録 大最終回スペシャル』ですが、現在、「ABEMAプレミアム」で「鶴瓶・ナイナイ 元祖英語禁止ボウリング」を未公開シーン付きの完全版で配信中です。
番組概要
ABEMA『鶴瓶・ナイナイ 元祖英語禁止ボウリング』
配信はこちらからチェック!