『有吉の壁』授賞式ネタがホンモノの映画に! サプライズに困惑する芸人「本当にすっぽんぽんの役で……」

オンラインミュージカルや日本武道館公演など、テレビの枠を超えて、さまざまな仕掛けをしてきた有吉弘行MCのバラエティ番組『有吉の壁』(日本テレビ系)が、今度は映画界に進出します! 番組恒例の人気コーナー『カベデミー賞』で受賞した“架空”の映画を本当につくってしまおうというこの企画。あまりのムチャぶりに芸人たちが困惑するなか、図らずも映画主演が決まったパンサー・尾形貴弘は「自信ありますね!」と意気込みました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

サプライズでガチ会見

『有吉の壁』の人気コーナー『カベデミー賞』は、架空の作品に出演した架空の俳優に扮した芸人たちが、本家『アカデミー賞』と同様にスピーチをして、有吉にその“面白さ”を判定してもらうという企画。第4回となる今回は、「最優秀助演女優賞」「最優秀助演男優賞」「最優秀主演女優賞」「最優秀主演男優賞」の4部門に選ばれた4作品が、“後付け”で本当に映像化され、『映画の壁を越えろ! 日本カベデミー賞 THE MOVIE』としてオムニバス形式で全国公開されます。

出演者には、4月6日(水)に放送された『有吉の壁 3年目の壁を越えろ! 2時間SP』収録中にサプライズで発表。さらに収録後は、映画に出ることになった芸人たちが、記者たちが待ち構える会見場へと連れられ、“本物”の映画化記念会見に参加! 日本テレビの水卜麻美アナウンサー進行のもと、“ガチ”会見が行われるという事態に芸人たちはパニックとなっていました

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

すっぽんぽんで作品に登場!?

めでたく各賞を受賞して、映画を作ることになった芸人たちのコメントは以下の通りです。

【最優秀助演女優賞】
『ドライブ・アイ・サー』
受賞者:トム・ブラウン・みちお(役:伊藤未満 田中以上)
共演者:トム・ブラウン・布川ひろき(役:ホラ吹く原愛)
監督・脚本:みちお(トム・ブラウン)
<あらすじ>
卓球選手の“ホラ吹く原愛”は得意技の「ストレート打ちまーす」とホラを吹き、ドライブをかける技で快勝し
「サー!」と喜ぶスタイルで順調に勝ち進んでいた。
しかし、そこにライバルの絶対音感をもつ“伊藤未満、田中以上”が現れる。
不思議な口癖女子たちの超卓球映画。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

「とっても面白い映画を作っていますので、みなさん劇場のほうに足をお運びくださいませ」

開口一番、今回の設定に乗っかって作品をアピールしたみちお。まわりから「作ってないですよ!」「何も始まってないですよ!」とヤジが飛ぶと、「あんまり横からごちゃごちゃ言われるとムカついちゃいます」と“本音”を吐露して笑いを起こします。

今回、みちおが最優秀助演女優賞を獲得したため、自動的に布川が映画の主演に。その事実が明らかになって笑いに包まれると、布川は「不安なんですけど、面白いもの作れるように頑張ります」と意気込みました。

記者から「キャッチコピーを考えてほしい」とお題が出た際には、「全米が泣いた」にインスパイアを受けたみちおが「卓球の話で、スピード感のあるボールのラリーに、目で追うだけになってしまうので……『眼球が乾いた』」とアピール。大笑いした水卜アナから「私は好きです」と言われると、みちおは満面の笑みで「僕も好きです」と、なにやら“違う意味”で返していました。

【最優秀助演男優賞】
『万引き裸族』
受賞者:空気階段・鈴木もぐら(役:リリー・素寒貧)
付添人:空気階段・水川かたまり(役:一般人の木村)
監督・脚本:鈴木もぐら(空気階段)
<あらすじ>
裸で万引きをし、生活する男、リリー・素寒貧。
なぜ彼は“裸で”万引きをするのか?
これは、そんな彼の生活に迫った、ドキュメンタリー映画である。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

授賞式での有吉とのトークで生まれたやりとりは、当然、映画に反映されることになります。それだけに、もぐらは「スピーチで言ったことが映画になるので、本当にすっぽんぽん(で出なければならない)」と困った様子を見せて爆笑を誘います。さらに、こんな悩みが……。

「僕も(みちおと同じく)“助演”なんですよ。誰を主人公にしようかと考えています」

今回、かたまりは映画のストーリーとは何の関係もない一般人・木村役。リリーが勝手に連れてきたパチンコ仲間という設定のため、「僕は何もすることがないんです」と告白。もぐらは、どこかで画面に見切れるシーンを作ると約束しました。

これから打ち合わせ、脚本づくり、撮影を進めていくことになるもぐらたち。主人公として出演してほしい俳優を聞かれると、こう答えるのでした。

「本当に誰でもいいんだったらアーノルド・シュワルツェネッガーさん。元祖すっぽんぽんみたいなところあるじゃないですか。(出演シーンは)映画『ターミネーター』の登場シーンみたいに万引きするとか?」

目指すは「興行収入2兆円」!?

【最優秀主演男優賞】
『真っ裸(まっぱ)』
受賞者:パンサー・尾形貴弘(役:カールスゴーイー石井)
共演者:パンサー・‎菅良太郎(役:無事竜也)、パンサー・向井慧(役:サラダ龍二‎)
監督・脚本:尾形貴弘(パンサー)
<あらすじ>
10 年ぶりに日本へ戻ってきた無事竜也(菅)演じる報道カメラマン。彼は久しぶりに再会した息子サラ
ダ龍二(向井)に不思議なボールを見せ、8 歳のころ「真っ裸」(尾形)を見たと話す。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

8年前に昼ドラの“3番手”として出演経験があると明かした尾形。「俳優としては、ぜんぜん自信がありますね」と、今回の作品に乗り気です。

「やるからには明日にでも撮りに行きたいですねー。クルーともしっかり話したいですし、脚本もしっかり構想があるんで」と豪語。しかし、その内容を問われると、とたんに無言に。「……映画を観てください。『有吉の壁』に興行収入で還元しますよ。いつも足を引っ張っているんで!」と言いながら、「目標額2兆円」を掲げて笑いを起こしました。

一方、役づくりに苦労しそうだと言うのは菅。「見たことも聞いたこともないものを作るのは無理だと思うので、早めに脚本を(作ってほしい)」と要望。追いこまれた尾形は、「(映画に反映される有吉とのやりとりは)覚えてないですよ。テンパっちゃって! こんなところに連れてこられて……どうしようもないよ!」と逆ギレしていました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

また、向井は3月28日(月)に始まった朝のラジオの帯番組『パンサー向井の#ふらっと』(TBSラジオ)でパーソナリティを務めていることから、思わず“本音”が。

「尾形さんの力で(映画化を)掴みとりましたし、嬉しい気持ちが大半なんですけど、朝の帯のラジオが始まるので……“映画めんどくさいな”って2割くらい思っています」

【最優秀主演女優賞】
『秋定麗子物語』
受賞者:友近(役:辛島サトリ)
監督・脚本:友近
<あらすじ>
1950 年初期に 16 歳でデビュー。ジャズを愛し、ダンスを愛し、何より人間を愛する飾らない、女優
大手事務所から独立した第一号の女優。様々なエンターテイメントを追求する。
全てのパイオニアであった。女優・秋定麗子の生涯を映像化。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

「1人だけ異質!」とツッコミが入ったのは友近。彼女自身も戸惑っているようです。

「もちろん、いまから秋定麗子さんを想像して作るんですけど、有吉さんとのやりとりで、ショートカットを日本で初めてやったとか、シャンディ・ガフも彼女が流行らせたとか、いろんなもののパイオニア(という設定)なんですよ。スピーチで言ったことは映像化したいなって思います」

また、ラブシーンが“あるかもしれない”ということから、役づくりにも精を出すようで、「月並みですけど、本当に甘いラブシーンがあるのであれば、いまから7キロくらい痩せたいですね」と友近。最後に笑いを交えつつ、こう結びました。

「この体型のほうがリアリティがあるのかもしれないですけど、私のイメージでは、もっとシュッとした感じの人なので、骨が見えるくらいのほうがいいのかな……これは私の中での秋定さんのイメージなんですけど」

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

『映画の壁を越えろ! 日本カベデミー賞 THE MOVIE』は6月11日(土)、12日(日)に、全国の映画館で公開される予定です。

出典: FANY マガジン
©有吉の壁 カベデミー賞 THE MOVIE


上映情報

『有吉の壁 カベデミー賞 THE MOVIE』
■日時
2022 年 6 月 11 日 (土) 12:00 開演/18:00 開演
2022 年 6 月 12 日 (日) 11:30 開演/17:00 開演
■上映時間
90 分~120 分を予定しております。(映画が撮れ次第更新させていただきます)
■価格
2,500 円(税込/全席指定)
来場者全員に「カベデミー賞 THE MOVIE ポスタービジュアルボード(※デザインは撮影と共に別途作成)」をプレゼント予定!
※グッズは変更になる可能性があります。
また、映画公開記念として、上映終了後に映画館限定画像での写真撮影タイム有!
■会場
全国各地の映画館
※開場時間は映画館によって異なります。
※大阪府では条例により、16 歳未満の方は終了時間が 19:00 を過ぎる上映には、保護者同伴でないとご入場いただけません。

映画館はこちら

【企画・制作】日本テレビ
【配給】ライブ・ビューイング・ジャパン
©有吉の壁 カベデミー賞 THE MOVIE

映画情報サイトはこちら

チケット発売
【最速先行(抽選)】
2022 年 4 月 6 日(水)20:54 ~ 4 月 13 日(水)23:59
発売:日テレゼロチケ、ローソンチケット
※最速先行のお申込みは、おひとり様につき 4 枚まで。

◎日テレゼロチケはこちら
◎ローソンチケットはこちら

【一般発売(先着)】
2022 年 6 月 1 日(水)12:00 ~ 6 月 10 日(金)12:00
発売:日テレゼロチケ、ローソンチケット、ローソン、ミニストップ店内の端末「Loppi」
※一般発売は先着順となりますので、予定枚数に達し次第受付を終了いたします。

◎日テレゼロチケはこちら
◎ローソンチケットはこちら

《チケット購入に関するお問い合わせ》
ローソンチケットインフォメーション

ローソンチケットインフォメーションはこちら

※インターネットでのお申込みには、事前にプレイガイドの会員登録(無料)が必要になります。
※プレイガイドでは、システムメンテナンスのため、お申込み・お支払い・お受取り等の手続きをご利用いただけない時間がございます。詳しくはプレイガイドのホームページにてご確認ください。

関連記事

関連ライブ配信

関連ライブ