30日5000円でエリア内乗り放題という、新たな「ちょいのり」のサブスクサービス「mobi(モビ)」。このサービスを提供するKDDIと高速バスで知られるWILLERの合弁会社「Community Mobility株式会社」の設立発表会が、4月21日(木)に東京・渋谷で開かれました。mobiとコラボする吉本興業からも、ミキ(昴生、亜生)、空気階段(水川かたまり、鈴木もぐら)、エルフ(荒川、はる)が登壇。mobiの利用方法について3組があれこれ提案し、新サービスへの期待を膨らませました。
全国の住みます芸人ともコラボ
mobiは、アプリの簡単操作で配車と目的地までの移動ができ、子どもの送迎や高齢者の外出など幅広い用途に利用できる新しいモビリティサービスです。現在、サービスが提供されているのは東京都渋谷区や大阪市北区など一部地域となっていますが、今後、全国に展開される計画です。
発表会の冒頭、Community Mobility社の松浦年晃副社長は「新しい交通サービスによって、地域のコミュニティを活性化させたい。“お出かけにもっと楽しさを”ということで、吉本興業とのコラボレーションを進めてまいりたい」と語り、今後、全国47都道府県の住みます芸人たちとmobiがコラボして、体験型のイベントを開催していくプランも明かしました。
エルフ・荒川が語るギャルの利用法
ミキ、空気階段、エルフの3組が登場すると、「実際にmobiをどんなときに使いたいか」というテーマでトークがスタート。
空気階段・かたまりは、「ヨシモト∞ホールがある渋谷はエリア区内。もぐらが劇場の出番に寝坊で遅刻することが多いんで、前日からmobiが停まる場所で寝かせて、mobiに拾ってもらうようにしたい」と語ります。
一方のもぐらは、「高円寺、中野北口、中野南口っていうパチンコのトライアングル地帯があるんですけど、あそこをいつか自由に移動できたら」と都合のいい使い方。昴生から「mobiで(パチンコ屋を)移動するな!」とすかさずツッコミが入り、会場から笑いが起きていました。
東京に進出したばかりのエルフ・荒川は、「本当にmobiしか勝たん! こんなサービス聞いたことないし。まじ令和って感じ。最強」とギャル語を連発。
利用法については、「ギャルは荷物がすごい多いんですよ。だからすごい助かるなと思う。(渋谷の)109に連れてってほしい」と語り、「仕事が減ったら、私、運転できるんで、(mobiの)運転手をやらしてください」と就職アピールまでしていました。
相方のはるは、「東京に住み始めてから日が浅いので、(地理が)わかるまでめっちゃ便利」と、土地勘のない人への利便性を語ります。ミキ・昴生に「サッカーの競技場とか回れたら便利ですもんね」と話を振られると、「私、元川崎フロンターレの中村憲剛選手じゃないんですよ! 顔が似ているだけで!」とキレていました。
72歳の寛平がmobiを体験「めっちゃ簡単」
昨年8月に子どもが生まれたばかりの昴生は、「子どもと嫁が病院とか行かなあかんときに、これだったら定額で使いやすい。お母さんは荷物が多くて大変ですから。これは便利ですよ」とパパ目線で絶賛。
一方、弟の亜生は、mobiが相乗りサービスである点に着目し、「吉本の人たちと相乗りするんやったら、師匠ガチャみたいに誰が乗ってくるかを楽しめる」と新たな楽しみ方を提案します。「9割がた、西川のりお師匠とかだったら……」と亜生が続けると、昴生は「だいぶ車内が騒がしくなるな」と想像し、爆笑していました。
ほかにも、吉本新喜劇GMの間寛平と座員の新名徹郎が実際にmobiを体験するVTR「間寛平のmobi散歩」も公開(今後、YouTubeの吉本興業チャンネルで公開予定)。
72歳の寛平が1人でmobiの配車と移動を成功させ、「こんなに簡単だとは思わなかった」と驚く姿が公開されると、VTRを見守った3組からも「すごい!」と感嘆の声があがっていました。
mobi公式サイトはこちらから。