どうも芸人ライターの天狗の横山裕之です。ご存知の方もいると思いますが、若手の大注目女性芸人のヨネダ2000の清水亜真音さんが、5月26日(木)放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)で改名をしました。なんと、ダウンタウン・松本人志さんが提案した新しい名前は「誠」。相方の愛さんと合わせて「愛と誠」です。ということで今回は、占い芸人として活動している僕が2人にインタビュー、そして姓名判断をさせていただきました!
「すず」は絶対に違うな、と
――そもそも、なぜ改名しようと思ったのですか?
誠 もともと「改名したら?」とまわりから言われることが多かったんです。相方の愛ちゃんも、もともとは「河田愛」という本名でやっていたのですが、みんなから「愛ちゃん」としか呼ばれないので、上の名前はなくてもいいんじゃないかと。だから、3年前にコンビを再結成したときに芸名を「愛」にしたんです。
愛 そのときに、お互い芸名にしようと思ったんですけど、いい名前がなかったんですよね。
誠 まわりからも「清水さん」「清水ちゃん」とか「亜真音ちゃん」と呼ばれるので、どっちかにしたほうがいいんじゃないか? と思ったんです。作家さんとか(吉本興業の)社員さんに「芸名を亜真音にしたら? 呼びやすいし」とか「亜真音ちゃんって感じがするよ」って言われてたんですが……。
――たしかに「亜真音」っぽいもんね。
誠 だけど「愛」と「亜真音」では、可愛くなりすぎだと思ってしまって。なんだかなぁ、と思っていたところに『ダウンタウンDX』に出させていただくことになったんです。そこで芸名を決めていただけるなら、と番組の事前アンケートに「改名したいです」と書いたら、番組の大オチになっていました(笑)。でも、これは名前を変えるチャンスだと思いました。
――そうなんだね。名前はすぐに「誠」に決まったんですか?
誠 番組ゲストの山之内すずさんも「本名じゃなくて芸名でよかった」とおっしゃっていて、松本さんが「じゃあ、すずは?」と。
――「すず」を受け継ぐことになりそうだったんだ(笑)。
誠 あと、相方が「愛」だから「恋愛」にすればいいのではないかということで、「恋」という名前も提案されました。そして、むかしのマンガで『愛と誠』というのがあったから「誠」もいいのではないかと。
――ということは、「すず」「恋」「誠」の3択ということですね。
誠 はい。「この3択でどう?」と言われて、どうしようかと思ったのですが、こうなったら浜田(雅功)さんに決めてもらおうとお願いしたら、「髪短いし、男の子っぽいから、誠でええんちゃう?」ということで「誠」になりました。
――じゃあ、もうダウンタウンのおふたりに名前をつけてもらったってことなんだね。
誠 そうですね。
――もし自分で選んでいたらどうでした?
誠 私も「誠」を選んでいたと思います。「すず」は山之内すずさんとか、広瀬すずさんがいらっしゃいますし。「すず」は絶対に違うな、と。一方で、もし「恋」にしたら絶対に恋愛の話をしないとダメだと思うんですけど、私たちは恋愛の話なんてないので。正直、「恋」になったらヤバイと思いました(笑)。
――じゃあ、「誠」になって嬉しかったんだね。
誠 はい、うれしかったです。やっと芸名に変わるんだなぁと。
“見えない重圧”が…
――収録が終わってから5月26日(木)の放送までの期間の心境はどうでした?
誠 収録から2日間くらいは、ダウンタウンさんに名前をつけていただいたということが重すぎて、すごい落ち込んじゃいまして。
――え? そうだったんだ。
誠 「はぁ~」と何度も溜息ついてました。
――ダウンタウンのおふたりに名前をつけてもらったという“見えない重圧”ってこと?
誠 はい、だから「誠」からすぐにまた改名するっていうボケにしようかなぁと思いました。
――なかなか根性のいるボケだね(笑)。
誠 でも、相方に相談したら「それはダメです」と言われました。
――それはそうでしょうね(笑)。
愛 相方はちょっとした後輩に決めてもらった名前に変えて、「ぜったいダウンタウンさんに決めてもらった名前のほうがいいだろ!」っていうボケにしようかって言うんですよ。
誠 まだそれはアリかと思っているんですけど。
――そうなの!?
愛 たしかに、いちばんのボケだけどね(笑)。
――相方として、呼び名も「誠」に変えますか?
愛 いままで舞台では、まわり人から「清水さん」とか「亜真音」とか呼ばれていて、お客さんからすると「どっちなの?」ってなると思ったので、私はずっと「相方」って呼んでいるんです。
誠 でも、最初のほうは「誠」の話されても、みんな「誰の話だ?」ってなると思うので。相方が「誠」って呼んでくれるのがいいと思うんですよ。
――たしかにね。
愛 じゃあ、楽屋から呼ぶようにしていきます(笑)。
【姓名判断】「誠」になると恋人ができる!?
まず本名の「清水亜真音」を姓名判断しました。
人格が12格ということで自己主張にこだわるタイプ。おそらくネタでも自分がやりたいことをやりきる人です。そして外格が31格なので、まわりに助けてくれる人が集まるという最高の環境にいます。
だけど、人の意見を聞かずに自分の思いで突っ走る傾向があります。ひょっとしたら、陰と陽みたいに2面性があるかもしれません。
あとは洞察力が鋭いので、人の心理とか人の心情を描いた漫才やコントなどの作品を作ると評価される可能性が高いです。
そして「誠」は14格。これは個性と芸術的才能に恵まれたタイプ。独特な感性を持っていて、芸術的な才能が高いタイプで、クリエイターとしては最高ですが、個性が非常に強いのでまわりがついていけない、もしくは理解してもらえないという悩みが起きるかもしれません。
さらに「もがき続ける運命」になりそうです。賞レースなどで「優勝したい!」と思っても決勝で終わってしまうとか2位で終わるとか、おカネを貯めようと思っていたら使ってしまうことになるみたいな、もがき続けることになるのが14格です。
そのストレスで変な宗教とかスピリチュアルなどにハマってしまう可能性があるので気をつけて下さい。あとは、人に対して依存する可能性があります。でも逆をいうと、恋愛のチャンスは多くなると思います。
そして「愛」は13格。人付き合いのバランス感覚も高く、人当りの良さや愛嬌で芸能関係には強いタイプ。「愛軍団」みたいに後輩を従えるような軍団を作ると運気がアップします。軍団でなくても、オンラインサロン的なものを作るのでもいいかと思います。
「愛と清水亜真音」の相性は、“悪くもない”くらいの関係。それが「愛と誠」になると、お互いの魅力や能力を高め合う関係になります。誠の考えや発想を愛が世間に伝えていく、という関係がいいです。
だからこそ、誠は愛を信頼してなんでも言うことが大事です。これを言うとケンカになるかもしれないということでも、思ったことは言ったほうがいいです。もっと言うなら、ケンカをしたほうが「吉」。そのケンカでお互いをより理解し、絆が深まっていきます。「愛と誠」の特徴は、ケンカしたあとの仲直りが早いことです。
そして「誠」も「愛」も運勢の波長が似ていて、2人ともすごく運がいいのが2024年。賞レースの結果が出るとか、レギュラー番組が決まるとか、なにかしら結果が出る年になるかと思います。ただし、その運を恋愛に使ってしまうと仕事の運も恋愛にいってしまうので気をつけて下さい。
2024年に仕事で結果を残すのか、彼氏ができるかは「誠」次第です!
占い結果を聞いて…
――結果を聞いてどうですか?
誠 「清水亜真音」の姓名判断は、本当に当たってます。正直、誰かに聞いたのかな?っていうくらい当たってます。
――いや、聞いてはないですよ(笑)。
愛 本当に相方は、人の意見を聞いてるフリして聞かないんですよ。
――人格12格は仕方ないですね。「誠」の結果を聞いてどうですか?
誠 悪かったらどうしようって思ってましたけど、そんなことないんだと安心しました。結成してから「清水亜真音」と「愛」でやってきて、去年に賞レースで注目していただいたので、もし「誠」になって悪くなって、相方を良くないほうに連れて行くことになったらどうしようと思っていたので。
愛 私は「誠」には恋愛を頑張ってもらいたいですけど。
――そっちもね(笑)。
愛 「誠」になって恋愛運が上がるならいいなぁ、と。でも、2024年まではちょっとガマンしてね。
誠 大丈夫だよ。23年間、ガマンできているんだから。
愛 わかんないよ。「誠」になるとモテるんだから。
――それでは最後に「誠」になっての意気込みをお願いします。
誠 とりあえずはもがき続けて、2024年には全人類を笑わせたいです! 愛と誠で。