あの衝撃の“サイン会0人事件”から8年……。ジョイマン(高木晋哉、池谷和志)の2人が、5月28日(土)に東京・町田モディでリベンジサイン会を開催しました。
町田モディといえば、2014年8月3日にジョイマンがサイン会を開き、参加者が1人も来なかったことで知られる“因縁”の場所。当時、この事実を伝えた高木のツイートと2人の所在なさげな表情をとらえた写真は広く拡散されました。今回、“どん底”からはい上がってきた彼らを待ち受けていたのは……。
よみがえるトラウマ「あの日と同じ空だったんで…」
今回のサイン会は、高木の過去10年分のツイートとラップをまとめた書籍『ここにいるよ』(ヨシモトブックス)の発売を記念して行われたもので、ジョイマンたっての希望で“因縁”の町田モディで開催されることになりました。書籍のタイトルは、誰かが「ジョイマン、どこ行った?」とつぶやくと、高木が逐一、「ここにいるよ」とリプライするTwitter上のやり取りからつけられています。
サイン会の開始前、集まった報道陣にリベンジの意気込みを聞かれた池谷は、「整理券は、はけていると聞いています。でも、前回も整理券がはけていると聞いていて、フタを開けたら0人だった。今回は信じれていないです」と慎重な様子。高木も「気を抜かないで待っていたい。8年間の思いを(リベンジで)全部ぶつけようと思います」と意気込みました。
報道陣から、前回のサイン会の“トラウマ”を思い出すかと質問された池谷は、「2014年8月3日のときと同じくらい暖かい日なんで、思い出しました」と苦い記憶がフラッシュバックしているようです。高木も「町田は、あれっきり来ていなかった。空があの日と同じ空だったんで、むちゃくちゃ怖いです。同じ結果にならないように……」と、祈るように話しました。
大行列を見た高木「うれしい、キョンシー」
いよいよサイン会開始の午後3時半となり、因縁の会場にジョイマンの2人が向かいます。恐る恐るといった足取りで2人が楽屋から登場すると、そこには集まった大勢のファンの長蛇の列が!!
少し遠めの位置から2人が「え、いるよね?」「あれ、そうだよね?」と確認しながら歩み寄ると、待ちわびたファンたちから大きな拍手が起き、ようやく“リベンジ達成”を確信した2人から安堵の笑みがこぼれました。
「いやー本当に8年間の思いが……。ドア開ける前までは緊張してどうなるんだろうって。M-1の決勝の前ってこんな気持ちなんだろうなというくらい緊張しました」
高木はこう話しながら、「本当に、たくさんのお客さんがいてうれしいです。うれしい、キョンシー!」と喜びのラップを披露します。
会場スタッフによると、サイン会の整理券は午前11時から配布されましたが、午前9時58分の時点でこの日の上限となる100人を超える人が集まり、受付を止めるほどの大盛況だったとのこと。イベント前にジョイマンは、お馴染みのフレーズ「ななななー」にちなんで77人を目標に掲げていましたが、それを上回りました。
朝の5時から並んだファンも!!
サイン会が始まると、8年前の事件のトラウマを払しょくするような、ファンたちとの楽しい交流の時間が流れます。いちばん先頭の男性が、朝の5時から並んでいたことを話すと、池谷は「サイン会に朝5時から並んだ? なんだこいつ~!」とお約束のツッコミを織り交ぜつつ、嬉しさを隠せない様子。高木も来る人、来る人に「ありがとう オリゴ糖!」と感謝を伝え続けて、サインと記念撮影にと大忙しでした。
こうして、8年前とは打って変わって大盛況のもとにサイン会は終了。池谷は当日の夜、自身のTwitterで、「久しぶりに相方とマネージャーさんとお酒を飲んでサイン会をお供に楽しみました」とつぶやき、リベンジ達成の美酒に酔ったことをファンに報告しました。
ジョイマン・高木のTwitterはこちらから。
ジョイマン・池谷のTwitterはこちらから。
書籍概要
『ここにいるよ ジョイマン・高木のツイート日記 2010-2020』
著者:高木晋哉
発売日:3月17日
発行:ヨシモトブックス
価格:1400円+税
ページ数:256ページ
衝撃のサイン会0人事件など、数々の自虐エピソードを高木ならではのポエミーな言葉で綴ったツイート日記にTwitterで発信してきた約1000点のラップ集も特別収録!
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