【超速報】桂三輝の落語が第10回オフブロードウェイアライアンスアワードでベスト4!

桂三輝が第10回オフブロードウェイアライアンスアワード(10th Annual OBA Awards)において「Best Unique Theatrical Experience(最優秀ユニーク・シアターエクスペリエンス)」部門のベスト4を記録したという速報が入ってきました!

オフブロードウェイアライアンスアワードとは

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

トニー賞のオフブロードウェイ版であるオフブロードウェイアライアンスアワード。
2011年から、過去シーズンに開幕したオフブロードウェイにおける商業舞台公演および非営利なショーの最優秀作品を表彰しています。
同賞は、最優秀新作ミュージカル、最優秀新作舞台公演、最優秀リバイバルミュージカル、最優秀リバイバル舞台公演、最優秀ユニーク・シアターエクスペリエンス、最優秀ソロパフォーマンス、最優秀ファミリーショーという7つの部門で競われます。
毎年、オフブロードウェイ業界における継続的な功績を讃えた”レジェンドオブオフブロードウェイ”や殿堂入りも併せて発表されています。

今回、桂三輝の落語は、上記7部門のうち「Best Unique Theatrical Experience(最優秀ユニーク・シアターエクスペリエンス)」部門にてオフブロードウェイにある61劇場で披露されている100以上の候補作品の中から、ノミネート全4作品のうちの1つとして選ばれていました。

5月19日(火)現地時間11:30(日本時間では5月20日(水)0:30)にOBAのFacebookページにて受賞者が発表され、惜しくも最優秀賞は逃したものの、ベスト4の栄誉に輝きました。
授賞式は秋に行われます。

OBAのFacebookページはこちら

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

桂三輝は2019年9月からアメリカNYにある「ニューワールドステージ」(350人収容の劇場)にて、週2回公演を実施。
公演は当初3か月の予定でしたが、話題を呼んだことを受け公演を延長。
現在は休演中となっていますが、今年9月いっぱいまでの公演が決定しています。
歴史あるオフブロードウェイでの落語のロングラン公演は史上初となっており、引き続き大きな話題を呼んでいる中でのベスト4となりました。

そもそもオフブロードウェイの賞レースに日本の作品がノミネートすることは難しく、それも落語がノミネートされるというのは極めて稀なこと。
その点からも今回のベスト4は大変貴重な出来事となりました!

桂三輝からはコメントが届いています!

桂三輝から皆さんへ

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

「落語」が他のブロードウェイ作品と共にアワードにノミネートされるということだけで、本当に嬉しいことです。「落語」は素晴らしいので、今回は、私の頑張りが足りなかったですね。来年はもっともっとがんばります!

   

日本の落語を世界に知らしめ、広めた立役者ともいわれる桂三輝。
そんな三輝の英語落語をテキスト化し、解説付きで学べるだけではなく、音声もダウンロードできる『桂三輝の英語落語』(アルク)も「生き生きとした英語が学べる」と話題になっています。

ますます落語の発展に努めると意気込む三輝から、今後も目が離せません!
おめでとうございます!

桂三輝 公演演目

「生まれ変わり」(桂三枝作)
「ちりとてちん」
「死神」
「寿限無」
「味噌豆丁稚」
「動物園」
「桃太郎」
「読書の時間」(桂三枝作)

「風呂敷」
「手紙」(桂三枝作)
「宿題」(桂三枝作)