京都国際映画祭では、これまで日本映画の歴史に名を遺す名監督の特集を行ってきました。(2020年:大林宣彦、2018, 2019年:深作欣二、2017年:五社英雄など)2022年は、“原作”にスポットをあて、小説家・中村文則氏の原作映画化作品を、会場&オンラインにて一挙上演します。
(※オンライン上映作品も後日発表予定)
映画プログラムの紹介
■「去年の冬、きみと別れ」
上映(※無料上映)
日時:10月14日(金) 14:20開演
場所:ヒューリックホール京都
解説:最愛の女性との結婚を控えた記者が狙ったスクープは、一年前の猟奇殺人事件の容疑者。真相に近づく記者を危険な罠が襲う。
■「銃」
上映・舞台挨拶
日時:10月15日(土) 16:20開演
場所:ヒューリックホール京都
登壇者:武正晴監督、奥山和由
解説:河川で銃を拾った大学生が次第に銃に支配され、狂気に満ちてゆくが…
※登壇者は予告なく変更になる可能性がございます。
中村文則プロフィール
1977年、愛知県出身。福島大学卒業。
2002年、「銃」で新潮新人賞を受賞しデビュー。
2004年、「遮光」で野間文芸新人賞、2005年、「土の中の子供」で芥川賞、2010年、「掏摸(スリ)」で大江健三郎賞を受賞。2014年、日本人初の米文学賞「David L. Goodis 賞」を受賞。他著作に「迷宮」「惑いの森」「A」「教団X」など多数。
特別招待作品
■「ソングス・フォー・ドレラ 4Kレストア版」
上映・舞台挨拶
日時:10月14日(金)19:20開演
場所:ヒューリックホール京都
登壇者:立川直樹、森永博志
解説:ヴェルヴェット・アンダーグラウンド。その両雄リードとジョン・ケイルが、友人アンディ・ウォーホル追悼のため決別依頼21年ぶりに共演。長い間失われていたオリジナルネガを元に、昨年4Kで復元された作品
★アジア 初上映(4K版)
沖縄国際映画祭連携企画
(★下記2作品沖縄県外初上映)
■「シネマ組踊 孝行の巻」
上映・舞台挨拶
日時:10月15日(土)13:00開演
場所:よしもと祇園花月
登壇者:宮平貴子監督
解説:沖縄の伝統的歌舞劇「組踊」を新しい切り口で映像化するプロジェクト。
★映文連アワード2022パーソナル・コミュニケーション部門優秀企画賞
■「紫 MURASAKI~伝説のロック・スピリッツ~」
上映・舞台挨拶
日時:10月15日(土)15:30開演
場所:よしもと祇園花月
登壇者:ジョージ紫、野田孝則監督
解説:沖縄伝説のロックバンド「紫」に迫るオキナワンロック・ドキュメンタリー映画
その他の上映作品(活弁上映企画や地域発信型映画など)、最新のゲスト情報はHPをチェック!
チケット発売日:9月24日(土)10:00~
チケット料金:前売・当日共に1,000円
チケット販売:FANYチケット
チケット購入はこちらから!
アートプログラムの紹介
■タニノクロウ秘密倶楽部「MARZO VR」講義室
日時:10月14日(金)~16日(日)
①11:00 ②12:00 ③13:00④15:00 ⑤16:00 ⑥17:00 (所要時間30分)
※入場無料 各回5名まで
※事前予約受付開始:10月1日(土)10:00~(映画祭HPより)
※15歳未満の方はご利用いただけません。
場所:京都市京セラ美術館講演室
作・演出・監督:タニノクロウ
解説:ある日、病室空間で目覚めたら、見知らぬ看護師姿の女性たちに囲まれ手術室へあなたを運び出す。次は何をされるのか……。新感覚の体験型VR映像作品。
※仕切られた個室でVRゴーグルを装着してご覧いただく作品です。
タニノクロウプロフィール
1976年、富山県出身。庭劇団ペニノの主宰、座付き劇作・演出家。
ヨーロッパを中心に、国内外の主要な演劇祭に多数招聘。
2016年、第60回岸田國士戯曲賞、北日本新聞芸術選奨、第71回文化庁芸術祭優秀賞受賞。
2019年、第36回とやま賞文化・芸術部門受賞。2020年以降、VR技術を使用し、演劇と映像を融合させた作品も発表している。
■アートパフォーマンス「カリガリ」
日時:10月15日(土)
①13:30~13:50 ②16:00~16:20
※入場無料
場所:京都市京セラ美術館多目的室からスタート
解説:時の漂流者となり次元を彷徨う男
新たなコレクションを発掘する為に自分を探求する為に 男は彷徨い続ける。
KAMIYAMAプロフィール
10代からマイムと演劇を学ぶ。 クラシック音楽との融合にも挑戦し、「マイムトロニクス」と呼ばれるオリジナルパフォーマンスは高度なマイムテクニックと洗練されたマジックで構成されており、独自の手法作品を発表し続けている。
世界三大広告賞の一つである“カンヌ国際広告祭(International Advertising Festival)チタニウム部門、サイバー部門、グランプリを受賞。
■KAORUKO 作品展示
日時:10月15日(土)、16日(日)
※入場無料
場所:よしもと祇園花月
解説:徳島県吉野川市のアワガミ・アーティスト・イン・レジデンス2020で制作したアワガミプリント作品を展示。
KAORUKOプロフィール
作品コンセプトを日本の芸術文化から引き出すだけでなく、様々な制作技法にも日本の伝統を取り入れています。その技法から生まれる作品は、ニューヨークのファインアート界でも多くのコレクター達に強烈なインパクトを残しています。ニューヨークを拠点に世界で活躍する現代アーティスト。
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