寛平GMが松本人志の言葉に感激! …だけど収録現場で言えなかったひと言【吉本新喜劇・寛平GM月例会見】

吉本新喜劇の間寛平ゼネラルマネージャー(GM)による恒例の月例会見が、11月30日(水)に大阪市内の吉本興業本社で開かれました。今回は、来年1月に開催される内場勝則の芸歴40周年を記念した座長公演について発表するとともに、恒例の若手座員紹介も実施。会場でいきなりコントが始まるなど、いつも通り笑いが絶えない会見になりました。

出典: FANY マガジン
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「乳首ドリル」は終わった!?

まずは11月2日(水)~7日(月)に大阪・なんばグランド花月(NGK)本公演で上演された寛平GM座長公演の振り返りから。なんと、ダウンタウン・松本人志が劇場で観ていたそうです。寛平GMは「『探偵!ナイトスクープ』(の収録)に行ったら、『なんかわからんけど、むちゃくちゃおもしろかったし、むちゃくちゃウケてたなあ』と言ってくれて、すごいうれしかった」と感激した様子。しかし、「新喜劇に出てほしい」とは言えなかったそうで、「それはこっちから言いにくい」と話しました。

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一方、この日の会見でMCを務めた吉田裕ら新喜劇座員による「劇団なんば千日前」が、11月12日(土)~20日(日)に開催された『関西演劇祭2022』に初参加。吉田は「いろんなことをやらせてもらって、新喜劇が広がっていくように、若手も頑張っています」と語りました。

さらに、10月から文化庁「子供のための文化芸術鑑賞・体験再興事業」の一環として、奈良県橿原市の小学校で新喜劇ワークショップを開催。質問コーナーやずっこけ体験が大好評でしたが、吉田は「乳首ドリルがウケなかった。服を脱いだら悲鳴が上がって、『ドリル終わったな……』と思いました」と振り返ります。ただ、小学生から届いたお礼の手紙には、「将来、吉本新喜劇に出たい」と夢を綴ったものもあったそうで、寛平GMはうれしそうに目を細めました。

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イチローに劇場出演をオファー!?

ここで今回のゲスト、内場が登場。1999年からは吉田ヒロ、辻本茂雄、石田靖とともに座長を務め、オールラウンドな“スーパー座長”と呼ばれた内場について、寛平GMがこう語ります。

「ツッコミがしっかりしてるし、ものすごい勉強してる。そして見逃さず、ぜんぶ拾う。だから『内場、頼むで』っていつも言うもん。ホントにいてくれると安心」

来年1月11日(水)〜17日(火)にNGKで行われる芸歴40周年記念座長公演について、内場は「王道の、何も足さない、何も引かない、内場流のザ・新喜劇をお届けします」とアピールし、「僕の色はこれだというのを見ていただきたい。自分が子どものころに見て笑い転げていた、あの新喜劇をやりたい」と意気込みました。

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もう1組のゲストは、若手座員によるユニット「花月高校野球部」です。メンバーは、おやどまり、清水啓之、前田まみ、高関優の4人。「寛平GM杯ネタバトル」で優勝経験もある注目株です。前田のウグイス嬢風ナレーションに乗せ、おやどまりと高関が演じる“あるある”に、清水がとぼけたツッコミを入れるスタイルで、大いに笑わせた4人。ピンポイントのツボをつくネタに、内場も「おもしろかった!」と絶賛しました。

来月オンエアされる『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』(フジテレビ系)でも好成績を残したそうで、来年1月にはセカンドシアターで「コメディ花月高校野球部」と題したイベントが開催されることも決定しています。おやどまりがイベントのゲストとしてプロ野球選手や球界OBにもオファーしていると話すと、寛平GMは「イチロー、ええんちゃう?」とまさかの超大物を推薦。イチローは新喜劇座員の中條健一と交流があるそうで、おやどまりは「もしかして……」と一縷の望みに期待していました。

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内場と未知やすえの馴れ初めは?

質疑応答では、かつて新喜劇が人気低迷していた時期の「新喜劇やめよっかナ?キャンペーン」(1989~90年)を経験した内場に、現在の若手座員に向けたアドバイスを求める質問が。内場は次のように語ります。

「(当時は)ゼロからのスタートだったので、ある意味、上に行くしかなかった。逆に今の子は、自由にできるぶん、しんどいかも」

そして、「つらいときは、お客さんが笑ってる顔を思い出したら頑張れる。誰のためにやってるかを思い出せば乗り切れる」と話しました。

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今後の目標を聞かれた内場は、こう答えます。

「新喜劇じゃない方と、なにかやっていけたら。自分のイベントとしても、なにか新喜劇と違うものを、吉本とは違う小屋で年1回でもやっていきたい。このままでええのか、という思いがある。新喜劇としてどこまで通用するのかに挑戦したい。若い子のために道ができればと思う」

また、今年結婚30周年を迎えた内場と未知やすえの馴れ初めについての質問も飛び出しました。やすえは内場の先輩に当たりますが、「僕が口説かれてたんですよ」と振り返ります。

「恋人役が多く、浅香あき恵さんとまる兄(佐藤武志)と5人ぐらいのグループで仲がよかった。僕が病気で倒れて、そのときにお見舞いに来てくれて、天使が現れた、と。そのとき、この人と結婚するんやなと思いました」

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すると、同じく森田まりこと“職場婚”した清水が「僕もそうなんですよ! けっこう言い寄られたんで」と言い出します。いまは森田のほうが有名なのが悩みだそうですが、内場のエールを受けた清水は「逆転するように頑張っていきたい」と夫婦間“下剋上”を誓いました。

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