日本一の道の駅で凄腕チーズ職人にエハラマサヒロが直撃! 【この街住みたい通信】“田園理想郷”川場村①

BSよしもとで2月18日(土)から毎週土曜に全6回で放送される『エハラマサヒロのチョキチョキ川場さんぽ ~移住リサーチ~』。この番組では、エハラマサヒロが“田園理想郷”を目指す群馬県川場村を探訪し、そののどかな田舎暮らしの魅力や個性的な住民たちの豊かな生き方を伝えます。第1回で訪れたのは、旅行情報誌・じゃらんの「全国道の駅グランプリ2022」で日本一に選ばれた「道の駅 川場田園プラザ」! 人口3000人あまりのコンビニもない小さな村が活気にあふれるのはなぜなのか――エハラがその真相に迫ります!

出典: FANY マガジン
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番組でエハラと旅をともにする案内人は、実際に川場村に移住した群馬県住みます芸人のチョッキGT5000。2人で道の駅、旅館、スキー場、小学校、酒造、役場などさまざまな場所を訪れます。放送は毎週土曜12:54~13:00で、地域の魅力をギュッと詰めて届けます。

「デカー!」エハラ、日本一の「道の駅」の大きさに驚く

「川場田園プラザ」は、村民から「田プラ(でんぷら)」の愛称で親しまれる“村一番”の憩いの場です。関越自動車道・沼田インターから車で10分とアクセスがよく、広大な敷地には、100軒ほどの農家の新鮮野菜・果物が買えるファーマーズマーケットや、地元食材を使ったレストラン、子どもが遊べるアスレチック広場などがあり、まる1日楽しめる道の駅として都心からも多くの人が訪れています。

エハラも、田園プラザにつくなり、「デカー!」と驚きの声を上げていました。

出典: FANY マガジン
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川場田園プラザには、チーズ工房をはじめ、ミルク、ビール、パン、ピザ、肉などさまざまな工房があります。その中からエハラたちは、チーズ工房「KAWABA CHEESE」で働く片岡恵子さんのチーズを食べさせてもらうことになりました。

川場村の面白い人! 世界中を旅したチーズ職人・片岡恵子さん

2003年にフランスの田舎町でチーズづくりを始めてから20年間、ひたすらチーズのことを考えて生きてきたというチーズ職人。

日本国内やイタリアのチーズ工房でも勉強を重ね、5年前に川場村に移住してからは、村の良質なミルクを使ったチーズづくりに励んでいます。川場村は水もおいしく、チーズづくりに適した環境だと感じているそう。現在、お弟子さんも募集中です。

出典: FANY マガジン
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日本初上陸(?)のチーズをエハラが実食!

片岡さんがつくったメイド・イン・カワバのチーズがテーブルに並ぶと、エハラとチョッキは目を輝かせます。さっそくモッツァレラ、リコッタ、ストラッキーノの3種類のチーズを試したエハラは、「うまーっ!!」と絶叫。片岡さんが「川場村産のミルクでつくっているからこういう味になる」と説明すると、エハラは「ほんまにスイーツみたいに口当たりがめちゃめちゃ滑らか」と感激していました。

出典: FANY マガジン
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3種のチーズの中でもストラッキーノは、国内でつくっているのはここだけかもしれないという珍しい品です。イタリアではポピュラーなチーズで、「まだ日本で知られていないだけ」という片岡さん。

エハラはストラッキーノチーズを食べると、「酸味があっておいしい。チーズってそんなに違いがわからなかったんですけど、これは本当に違います」と感心していました。

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見晴らしのいい丘でおいしいチーズを食べて、自然と笑顔がこぼれるエハラとチョッキ。最後にエハラが片岡さんに川場村の魅力を尋ねると、片岡さんは「景色」と「人のよさ」を挙げて、こう語りました。

「高台に登ってみると、『ああ川場村は広いな』『素敵なキレイな田舎だな』って(思います)。日本昔話に出てくるような、心打たれる懐かしい田園風景が広がっています。また、私はチーズをつくることで地元の方たちと出会う機会もあります。小さな村だけど、みんな生き生きと働いている印象です」

それを聞いたチョッキも、「僕も高台から見た風景に惚れて、川場村に移住しようと決意したんです」と共感。2人の言葉にエハラも、「僕も景色を見ていたら、ここに住みたいという気持ちになりました」と心が動いている様子でした。

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山を見るだけで気持ちが落ち着く

収録後に、片岡さんに改めて村の魅力などについて聞きました。

――チーズづくりを始めたのはいつですか?

2003年にフランスで始めました。最初は100頭ぐらいのヤギ農家でヤギの飼育から出産、チーズづくりや配達までを学びました。チーズづくりを始めるまでは、ずっとOLだったんですけどね(笑)。それから20年間、ひたすらチーズのことを考えてきました。

――初めから、川場村でチーズをつくろうと考えていたんですか?

最初は、ここに牛がいるイメージはなかったんです。でも実は、10軒ほどの酪農家さんがありました。なかでも川田牧場さんは私の考え方と似ているところがあって、ここのミルクでチーズをつくれたらいいなと思いました。

――似ている考え方とは?

やっぱり牛がすごく好きだということ。牛の健康状態や、いいミルクをつくるにはどうしたらいいかを常に計算して考えられています。また、ミルクの質を少しでも良くしたいという理由から、ホルスタイン牛だけではなくブラウンスイス牛を導入されているんです。ブラウンスイス牛を育てても、酪農家さんにとって経済的なメリットはないんですよ。(ホルスタイン牛と)食べ物は同じだし、妊娠しにくいし、乳量も少ない。だけど質がいい。そうやってこだわりを持って、いい牛乳をつくっている酪農家さんがいるので、信頼できるミルクでチーズづくりができます。

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――田園プラザに訪れるお客さんは、どんな人たちですか?

ほとんどは都会から来られる方です。そして、リピーターの方が多いですね。この村の自然と触れ合いたい。子どもたちをこの川や山で遊ばせたい。そういった考えで皆さん何度も来られるのだと思います。
土日は人がすごいですよ。農家さんが目の色を変えています。野菜を置いてもすぐなくなるから、みんな畑に戻っては、いっぱい野菜を持ってきて置いています。(農家は)おじいちゃん、おばあちゃんが多いんですけど、そのパワーを見ていると、私も元気をもらいます。

――国内外のさまざまな場所に住んできた片岡さんにとっても、川場村は住みやすそうな場所ですね。

小さな村だけど、すごく魅力があると思います。温泉もありますし、山を見るだけで気持ちも落ち着きます。あと水もキレイですし、お酒もお米もリンゴも野菜も、なんでもおいしい。それに、補助金も多いので助かります。ほかの市の方と話すと、補助金がもらえていなかったりするので、もらえることは当たり前のことではないんだなと痛感します。

――最後に移住を検討している人に向けて、川場村のアピールをお願いします。

私もまだここに5年しか住んでないし、無責任なことは言えないんですけども(笑)。小さなところに住むというのは、経済の論理から言えば、不利な点がたくさんあると思うんです。でも、ここの農家さんや酪農家さんのパワーを見ていると、それを覆すような力が川場にはあると感じます。なにか新しいことを始めたい方にも、チャンスはたくさんあると思いますよ。

出典: FANY マガジン
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番組概要

『エハラマサヒロのチョキチョキ川場さんぽ ~移住リサーチ~』
出演者:エハラマサヒロ、チョッキGT5000、川場村のみなさま
放送局:BSよしもと(BS265ch、無料)
放送日時: 2/18(土)12:54~13:00から毎週放送(全6回)
2/18(土)「道の駅 川場田園プラザ」篇
2/25(土)「川場温泉かやぶきの源泉湯宿 悠湯里庵」篇
3/4(土)「川場スキー場」篇
3/11(土)「川場村立川場小学校」篇
3/18(土)「永井酒造」篇
3/25(土)群馬県川場村住みます芸人「チョッキGT5000」篇
※川場村公式YouTubeでも後日配信予定

【BSよしもとの視聴方法】
BSよしもとはBS 265chです。全番組無料放送でテレビはもちろん、スマートフォン、パソコンでもご視聴いただけます。

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