ノンスタ石田「とんでもないヤツが生まれてくるかも」 『よしもと放課後クラブ』東京校が5月開校

子どもたちが放課後に安心して過ごせる“居場所”づくりを担いながら、エンタメを楽しく学べる「よしもと放課後クラブ」が5月から東京でも始まります。これに先駆けて4月2日(日)に、お笑いとダンスが体験できるワークショップ『エンタメスプリングキャンプ in 東京』が都内で開催され、NON STYLE・石田明らが講師として登場。実際に子どもたちが漫才づくりなどにチャレンジしました。

出典: FANY マガジン
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「よしもと放課後クラブ」は、エンターテインメントの世界で活躍したいという子どもたちの「夢」の実現を応援する放課後のクラブ活動として、吉本のタレント養成スクールなどを運営するよしもとアカデミーが昨年秋に大阪でスタートさせた取り組みです。

この5月からは池袋サンシャインシティ文化会館に東京校が開校し、小学生・中学生・高校生向けに、創立40年を超えるNSC(吉本総合芸能学院)のノウハウを使った「よしもとお笑いクラブ」と、JO1、INIといったグローバルボーイズグループのマネジメント実績を生かした「よしもとK-POPダンスクラブ」が行われます。

子どもたちが漫才とダンスに挑戦!

この日の「漫才ワークショップ」には、NON STYLE・石田のほか、イシバシハザマ・ハザマ陽平、ゆったり感・江凸崎馬門、そして漫才作家の藤田曜氏が講師として登場しました。

出典: FANY マガジン
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子どもたちは、穴埋め形式になった台本を埋めながら漫才を組み立てて、最終的に舞台で披露します。友だち同士、きょうだい、あるいは初対面の即席コンビで、まずはネタ作りからスタート!

石田やハザマ、江凸崎らは子どもたちのそばで声をかけ、ボケがどうすれば伝わるのか、など具体的にアドバイスします。石田は「失敗してもいいからね。失敗が面白い世界だから。楽しむのがいちばん!」と声をかけました。

練習後は実際に舞台に立ってネタを披露。子どもたちは堂々とした漫才を見せて、石田たちを驚かせました。

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「K-POPダンスワークショップ」では、ダンサーで振付師のA-NONが講師を務め、はんにゃ.の金田哲が特別生徒としてスタジオに登場しました。

まずはストレッチや基礎的な動きからスタート。A-NONは初心者からダンス経験者まで、さまざまなレベルの子どもたちに寄りそうように指導。一方、金田は笑いをまじえて場を和ませつつレッスン! 最後は、TWICEの楽曲をみんなで踊りました。

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「子どもたちのアイデアには勝てない」

プレワークショップ終了後、NON STYLE・石田はこう語りました。

「お子さんたちのボケは枠にハマってない。僕たちはまっすぐな距離でしか考えられないんですけど、子どもたちは、いろんなところにアイデアが飛んでいくので勝てないですね。若いうちから、こういう発想の飛ばし方を覚える機会があったら、とんでもないヤツが生まれてくるなと思うんです。ぜひ、ここからそういう人たちが誕生してほしいなと思います」

この日のアシスタントにハザマと江凸崎を指名したのは石田。その理由を「面白さよりも楽しさ」と説明すると、2人からは猛然とツッコミが入りました。

出典: FANY マガジン
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子どもたちについてハザマは、「ネタ合わせ中は内気だった子も舞台では声が出ていて、メンタルが強いなと思いました」と感心した様子。江崎も「その場でコンビを組んだ子たちもいたんですけど、むかしからの友だちのように和気あいあいとしていました」と振り返りました。

一方、ダンスレッスンを行ったA-NONはこう語ります。

「小さい子から16、17歳の子まで来てくれました。TWICEさんの曲のサビの振り付けを1時間かけて覚えて、みんなで踊ってTikTokにアップしました。間違えても楽しく踊ることが大事だと思います」

A-NONや子どもたちとダンスを楽しんだ金田は「K-POP好きという共通の趣味を持っている人たちが集まって、ダンスも発信できて、学べるし、楽しめる」と納得顔。A-NONから場を盛り上げてくれたと感謝されると、「後半、笑いが薄れていた」と自らぶっちゃけていました。

出典: FANY マガジン
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エンタメは体験することが大事

5月に開校する東京校について、石田は「池袋という土地柄もそうですけど、共働きの方にもぜひ安心して利用していただきたいです。テレビやYouTubeをただ見る時間よりも、エンタメは肌で感じたほうが絶対にいいと思います」とおすすめします。

A-NONも「いまの時代、見るだけじゃなくて、自分も体験することが大切だと思うので、真剣なだけでなく、吉本ならではで楽しく踊れますし、いろんな学びがあると思います」と呼びかけました。

出典: FANY マガジン
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最後に「どんな子どもたちに来てほしいのか」と問われた石田とA-NONは、こうアピールしました。

「今日、緊張してしまって参加できなかった子がいたんですけど、最終的には『僕の言うこと繰り返してね』と言ったら、だいぶできるようになったんですよ。面白いことは好きで、考えてるけど、発信するのは苦手という子たちもいると思うので、 そういう子たちにこそいっぱい来てほしいなと思います。当然、元気がありあまっている子も来てほしいですね」(石田)

「ダンスをやっている子もそうですが、憧れのアーティストさんがいる未経験の子には、見ているだけじゃなくて『自分も踊れるんだよ』という、その“楽しさ”を教えてあげたいなと思うので、そういう子たちに来てほしいと思います」(A-NON)

出典: FANY マガジン
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「よしもと放課後クラブ」の公式サイトはこちらから。

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