人気番組『探偵！ナイトスクープ』（ABCテレビ）の新探偵に抜擢されたカベポスター・永見大吾と落語家の桂二葉が、4月8日（金）に初のスタジオ収録に臨みました。この日の放送分からお目見えした新探偵、霜降り明星・せいやと、4月18日（金）放送分から登場するゆりやんレトリィバァに続く2人の新加入で、番組は一気にフレッシュな雰囲気に。永見と二葉は収録直前に囲み会見に応じ、抜擢された感激や、初めてのロケでの奮闘ぶりを語りました。
「いつかなれたらいいなという気持ちだった」
『探偵！ナイトスクープ』はダウンタウン・松本人志が探偵局長を務め、全国各地から舞い込むさまざまな依頼を優秀な“探偵”たちが解決する番組です。間寛平、石田靖、カンニング・竹山隆範、麒麟・田村裕、スリムクラブ・真栄田賢という錚々たる探偵たちに加えて、この春からせいやとゆりやん、そして永見、二葉の4人が加わりました。
1988年から始まった名物番組について、永見は「初めて見たのは高校生のころです」と振り返ります。
「そのとき、お笑い番組が好きで深夜番組のバラエティ番組はよく見てたんですけど、それに比べたら『探偵！ナイトスクープ』はバラエティやけどドキュメントの要素もあって、『この番組、何やろ？』と思いながら楽しんでいました」
かたや「あまりテレビを見ずに育ってきたけど、『ナイトスクープ』だけは（家のテレビで）ついていた」という二葉はこう話します。
「アホなところを真面目にやってはる。私も落語をやりたいというきっかけは『アホなことを真面目にやっていきたい』という気持ちだったので、そこが一緒なので通じる部分があると思います」
以前から、「探偵になりたい」と公言してきた永見は、今回の抜擢をこう語ります。
「マネージャーから言われたときに、いま思えばドッキリかと思うくらい飛んだお話だと思うんですけど、そのときのマネージャーの言い方が『ナイトスクープの探偵に決まりました（小声）』と、めちゃめちゃリアルだったので『ほんまに探偵になったんや！』と100％で思うことができました。いつかなれたらいいなという気持ちだったのが『いまか！』という驚きがありました」
探偵になったと実感した石田靖の一言
実はこの日が初対面だという永見と二葉。永見は二葉の印象をこう話します。
「新探偵に決まってから、（二葉の顔を）お写真で初めて見たんですけど、いままで出会った方のなかで、いちばん年齢不詳な感じがしました。写真だけで、『この方、絶対不思議な方なんやろうな』と思った。それで興味を持ちました」
一方の二葉は、永見について「ええ人そうやな、という印象です」と話しました。
永見は、新探偵に決まって先輩探偵や師匠からエールを送られたと語ります。
「新探偵が発表される前は（情報が漏れないように）本当に徹底していたんですが、石田靖さんがすれ違いざまに小声で『よろしくな』と言ってこられて、それで勝手に僕が『同じチームなんや……！』とやる気になりました」
二葉は「（笑福亭）鶴瓶師匠に報告のお電話をさせてもらったら、『とにかく、かわいがってもらいや』と。（先輩探偵のハライチ）澤部（佑）さんからは『（最後に一発ギャグをする）“エンド5秒”はめっちゃイヤやで』と教えてもらいました」と明かします。
「会話のキャッチボールが大事」
ロケの経験はそれほど多くないという永見は、すでに収録した初依頼のロケについてこう振り返ります。
「劇場に来てくださったお客さんとは、舞台上の僕とお客さん……という距離感ですが、探偵のロケでは依頼者の方との会話のキャッチボールがすごく大事やなと思ったのが新鮮でした。『人間力が試されるな』と思いながらやらせていただきました」
二葉は「そもそもテレビのロケに行くのが初めて」と明かし、初ロケの感想を「飛び抜けてド素人感がえげつないと思います」と率直に語りました。
得意な分野について永見は、こう明かします。
「僕は身長が高めなので、“高い棚の上に置いてあるやつが取れない”とかなら活躍できると思います。いまのところ、身についているものがそれしかないもので……。これからどんどん得意なところを増やしていきたいです」
二葉は「できるだけ依頼してくれはった人に全力で寄り添いたいという気持ちが強いです」と意気込みました。
苦手な依頼について、永見は「心霊系の依頼はちょっと……」と弱音を漏らします。
「（過去のナイトスクープでは）たまに『これって心霊？ 何の怖さ？』のまま、テッテッテーン♪とVTRが終わるやつがあるんですけど、ロケとしてはめっちゃおもしろいんですけど、その場にいてたらどんな気持ちになるやろう……と。僕、泣いちゃうかもしれないです……」
二葉の初調査は5月5日（金）、永見は5月12日（金）に放送予定です。
