シャンプーハット・てつじが東大阪市の農業PR大使就任! 「農業をフェスイベントにしたい」

日本酒好きが高じて酒米作りに取り組んでいるシャンプーハット・てつじが、東大阪農業PR大使に就任し、5月21日(日)に委嘱状交付式が行われました。多くの市民らが見守るなかで、東大阪市の野田義和市長がてつじに委嘱状、タスキなどを交付。その後、てつじは、日本酒造りを支援するサポーターたちとともに水田へ移動し、泥まみれで田植えを行いました。

出典: FANY マガジン
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市長「東大阪を全国に発信してほしい」

まさに五月晴れとなったこの日、東大阪市内のコメ作り農地に設けられた会場には、朝から大勢の人が集まりました。定刻になると大型トラックの荷台特設ステージに野田市長とシャンプーハット・てつじ、東大阪のゆるキャラたちが登壇。集まった人々はスマホカメラを構えて思い思いに撮影します。

東大阪農業PR大使は今回、新しく設置されたもので、「農業分野で活躍され、大勢の人に愛される本市にゆかりある人を抜擢し、本市の農業の魅力を全国に発信してもらうためにPR大使を設置した」(司会者)とのこと。

野田市長から委嘱状を受け取ったてつじは、「いただきました、ありがとうございます!」とガッツポーズを見せ、集まった人から暖かい拍手が送られました。続けて野田市長からタスキを受け取ったてつじが「人生でタスキをもらうことなんて、そうないのでうれしい」と率直な感想を語ると、会場は笑いに包まれます。

出典: FANY マガジン
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野田市長は「委嘱状を渡すところまでは予定していたが、タスキを渡すなんて聞いていなくて……。もしかして選挙に出られたら、どないしよかな(笑)って一瞬、ドキッとするね」とジョークを交えて会場を沸かせました。

野田市長は、てつじの活動について「酒米から作って日本酒を作る、東大阪らしい取り組み」だと賞賛します。

「都市化されて農地は減ってはいるものの、農家の方が創意工夫しているおかげで、東大阪のエコ農産物認定件数は大阪府内でトップです。今後も限られた農地を有効活用してもらい、東大阪の未来につなげていきたい。その一端をてつじさんにも担っていただき、『東大阪はものづくりだけでなく農業も頑張っている』ことをぜひ全国へ発信していってもらいたい」

出典: FANY マガジン
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続いて、てつじが改めて元気よくスピーチします。

「僕の人生のモットーとして、おカネを稼ぐことも大事ですけど、誰と出会うかがいちばん大事だと感じています。酒米作りプロジェクトもそのひとつ。大好きだった日本酒をただ買ってみんなでワイワイ飲むのではなく、たくさんの人と作るところから楽しみたいと思いました。そんな僕のわがままを叶えてくれたのが、東大阪・池島の農家さんたちです」

そうした人のつながりの輪がどんどん広がり、この日の委嘱式に至ったと語るてつじは、力を込めてこうアピールしました。

「1本の日本酒をたくさんの人と共有して、たくさんの思い出を作るのが人生の目的。今日もみなさんとこうして思い出が作れて最高にうれしい。東大阪とともにますます発展させていきたいので、お力添えよろしくお願いします!」

出典: FANY マガジン
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サポーターと一緒に田植え体験も

この日の参加者のなかには、てつじの酒米作りプロジェクトを支援するサポーターの姿もあって、家族づれが目立ちました。そして集まったサポーターが10人ずつ田植え体験を行います。

水田に足を踏み入れたこともない子どもたちが、最初は足が汚れるのをためらいながらも、てつじや指南役の農家の人たちの呼びかけに応じて、恐る恐る水田に入っていきました。履き慣れない農業用長靴は歩きづらいですが、泥に足を取られない歩き方のレクチャーを受けて、苗を植え付けます。大人も子どもも、てつじとの交流や田植えを楽しみました。

出典: FANY マガジン
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最後にてつじが、FANYマガジンにこんなメッセージをくれました。

「農業って仕事っぽくて何かを辞めて行うもの、というイメージでしたがそうじゃない。僕は芸人なので、農業もイベントになる可能性を感じています。お笑いのイベントのように農業を体験できて、最終的にはフェスのように盛大なイベントにもできるんじゃないかと考えています。いまはまだ音楽ブースも何もないですけど、みんなで音楽鳴らしながら、稲にも聞かせて、楽しく田植えしながら、秋の収穫を待つ。そんなふうになっていったらいいな。遠くの田舎の田んぼじゃなく、都市の田んぼだから、多くの方が来やすいと思う。この記事を読まれた方も、ぜひ参加してもらえたらうれしいです!」


シャンプーハット・てつじのクラウドファウンディングはこちらから(受け付けは6月11日23:59まで)。

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