吉本新喜劇の間寛平ゼネラルマネージャー(GM)による月例会見が、5月31日(水)に大阪市内の吉本興業本社で開催されました。今回は、新喜劇入団10周年の記念公演をなんばグランド花月(NGK)で行う諸見里大介のほか、信濃岳夫、金原早苗、レイチェルが出席。座長・酒井藍の進行で行われた今回の会見は、モノマネあり占いありで大盛り上がりとなりました!
ミナミの“顔”から紅白出場目指す!
まずは寛平GMが、5月の活動を振り返りました。4月から新たにスタートしたすっちー、酒井と新座長のアキ、吉田裕、そして寛平GM、スタッフによる「四座長会議」では、新喜劇をよりよくするための方向性を探っています。まずは舞台に出られていない座員をチェックし、全員に目が行き届くようにするそうです。
そして、5月に行われたアキと吉田の新座長お披露目公演や、島田珠代の芸歴35周年記念公演はともに大盛況! 藤井隆のゲスト出演でも大きな話題を呼んだ珠代の公演では「作ったグッズが売れる売れる。追加また追加で」と寛平GMも笑いが止まりません。
若手も負けじと奮闘中で、5月6日(土)、7日(日)には小林ゆうと筒井亜由貴のユニット「なんでもいいよ!!」が吉本新喜劇セカンドシアター(YES THEATER)での単独公演を成功させました。
また、小林、筒井のほか松浦景子ら20代座員総勢12人からなるアイドルユニット「秘蔵っ子」のデビュー曲『ECSTASY-Osaka-秘蔵っ子Version』の配信が5月27日(土)からスタートしました。寛平GMは「(NGKのある)ミナミの顔になるべく、商店街への挨拶回りやゴミ拾いから」と地道な活動計画を立てますが、一方で夢は大きく“紅白出場”を掲げます。
この日のMCを務めた酒井もゴールデンウイーク期間中、大阪・LAUGH & PEACE ART GALLERYで『吉本新喜劇で、推し事始めませんか♡?by酒井藍feat.おやどまり』と題した写真展をプロデュース。連日、行列ができるほどの賑わいとなり、「めっちゃうれしかったです」と感激していました。
2026年に新喜劇が大爆発!?
続いて信濃、金原、レイチェルが登場し、今後予定されている各々のイベントを紹介。レイチェルは、6月3日(土)、4日(日)にセカンドシアターで史上初の単独リーダー公演に挑戦します。レイチェルは街のカラオケスナックをまわってチケットを手売りしていて、なんとすでに500枚以上を売り上げたとのことです。
そして、四柱推命鑑定の資格を持つ“占い芸人”でもあるレイチェルが、寛平GMの運勢を占うと……。
「この世のものにたとえると、ダイヤモンドのような宝石。人から見られる職業が向いていて、ステージに立ったら抜群に輝くが、非常に繊細でもある」
特に2026年は60年周期でやってくる仕事運がいちばんいい時期だそうです。これを聞いた寛平GMは思わず「やったー!」と大喜びし、そのときは「新喜劇が大爆発してるでしょう!」と気勢を上げました。
小泉進次郎&滝川クリステル夫妻のモノマネでおなじみの信濃と金原は、冒頭から息の合ったネタを披露。2人は、7月17日(月・祝)にセカンドシアターで開催される『小泉夫妻のお・も・て・な・し〜初めてのイベントという事は1回目のイベントという事です〜』を控えています。
当日は、入場から乾杯の挨拶、余興など、披露宴のように進行するそうで、「大物政治家やハリウッドスターをお呼びしたり、いろいろな催し物、2人のなれそめのお芝居もあります」とアピールしました。
金原によるとイベントポスター制作の時間が足りなかったそうで、最終的に、友人のブライダルフォトに2人の顔を合成した「経費削減のポスター」になったとウラ話を明かしました。
諸見里&信濃が決意「新座長を支える」
続いて、7月14日(金)にNGKで新喜劇入団10周年記念公演『☆シュポシュポカーニバル☆』を行う諸見里が会場へ。諸見里は「長いようで短かった」と10年を振り返り、「ここまで来られたのは皆さんのおかげ」と感謝します。
記念公演のゲストは、岡村隆史(ナインティナイン)や岩橋良昌(プラス・マイナス)、稲田直樹(アインシュタイン)ら豪華メンバーたち。諸見里は「15、6年前から、ずっとこの“大阪岡村軍団”で遊んでいた。皆さんのスケジュールが奇跡的に合ったので出ていただく」と説明しました。
質疑応答では、新座長の吉田とともにリーダーを務めてきた諸見里と信濃に「心中、燃えているところがあるのでは?」と質問が。信濃はキッパリとこう答えました。
「座長にはなれなかったが、一緒にやっていた4リーダーのなかから吉田さんが座長になってくれてうれしかったし、いち座員として新座長を支えていきたい」
諸見里も思いは同じで、寛平GMから「座長になりたくないの?」と聞かれると、「いずれそういう話になればいいが、いまは新喜劇の力になれるようにがんばりたい」と決意を新たにしました。