今年も高校生の漫才コンテスト「ハイスクールマンザイ~H-1甲子園~」が開催されます! その開幕式が6月29日(木)に東京・ヨシモト∞ホールで行われ、メインアンバサダー東代表のロングコートダディ(堂前透、兎)ほか、見取り図(盛山晋太郎、リリー)、レインボー(ジャンボたかお、池田直人)、ヨネダ2000(誠、愛)が登場。高校生の大会にちなんだ学生服姿で、イジり合いを繰り広げました。
過去の出場者にはM-1王者も!
「ハイスクールマンザイ」は、日本全国の高校生が「高校生No.1漫才師」を目指して熱く戦う大会です。2003年にスタートした前身の『M-1甲子園』から約20年の歴史があり、粗品(霜降り明星)や内海崇(ミルクボーイ)ら『M-1グランプリ』チャンピオンもこの大会に参加していました。
エントリーは、スマホなどでネタを撮影して公式サイトに投稿。勝ち上がった高校生は全国6エリア8カ所のイオンモールで準決勝を戦います。決勝は12月中に実施予定で、優勝者は「お笑い奨学金」として賞金50万円、NSC(吉本総合芸能学院)特待生として年間授業料免除、吉本タレントとの共演などの特典を受け取ることができます。
たむらけんじをにらみつけた
開幕式のステージ上では、さっそく学生服姿のイジり合いが。“非常勤講師”だとたとえられたレインボーは、池田が「ジャンボの学生服のサイズがなかったんで、オレまでカーディガンになった」と弁解。ヨネダ2000の品のある制服は、誠によると「英語特化型の学校(のイメージ)」なのだとか。
そんななか、ロングコートダディ・兎の制服姿を見た見取り図・盛山が「(『花より男子』の)F4におってもおかしくない」と絶賛!? その盛山も学ランが妙に似合っていて、「映画『クローズZERO』に出てましたよね?」とツッコミが飛んでいました。
『ハイスクールマンザイ』との関連では、レインボーは2人とも高校生のときに大会に参加していたことが判明。第2回大会の決勝に勝ち上がった池田は、ステージでお客さんを引かせてしまったことを、たむらけんじから励まされたものの、「当時、かかってたんで(たむらを)バリにらみつけてました」と振り返りました。
一方のジャンボは、大会に一緒に出た元相方が『教室が、ひとりになるまで』『六人の嘘つきな大学生』などの著作がある小説家の浅倉秋成氏だと告白。会場を驚かせました。
「人前で笑いを取るのは大きな経験になる」
メインアンバサダー西代表のさや香(新山、石井)からのビデオメッセージでは、学生時代に“陰キャ”だった石井が、学内で漫才をやり始めてから人気者になったと言います。高校生たちに向けて「漫才でのぼりつめたので、(大会で活躍すれば)何かのきっかけになると思います」とエールを送りました。
一方、昨年の大会で準決勝のMCを務めたという見取り図は、そのレベルの高さに驚いたと言います。リリーは「みんな面白かったので、M-1でまったく同じネタで出ました」とボケて、会場を笑わせました。
最後はアンバサダーのロングコートダディによる開幕宣言です。
堂前は「若いうちから人前に出て、笑いをとるというのは、人生において非常に大きな経験になると思います。そんな思い出作りでもかまいませんし、そのままお笑いを続けて、僕らのように『M-1グランプリ2022』第3位という頂(いただき)からの景色を見るのもありかと思います」とエール。
兎は「お前、頂(の意味)知らんの? まだ2つ上あるで」とツッコミを入れつつ、「ハイスクールマンザイ2023、開幕です!」と宣言しました。
『ハイスクールマンザイ2023』公式サイトはこちらから。