和牛消防団がこの夏に全国ツアー! 「団員数２倍」の目標達成のカギは「爆笑とればいいんでしょ」

消防団員の入団促進のために結成された「和牛消防団」が、7月から8月にかけて各地のイオンモールで「夏休み　爆笑！爆消！消防団入団促進全国ツアー」を行います。その“出初式”が7月13日（木）に東京・ヨシモト∞ホールで行われ、団長の和牛（水田信二、川西賢志郎）と団員のゆうちゃみに加え、全国ツアーに参加するおいでやす小田、見取り図（盛山晋太郎、リリー）、ガンバレルーヤ（まひる、よしこ）が登場。地元の消防団員も登場して大盛り上がりとなりました。

芸人たちが全国各地で消防団をPR！

消防団は地域の消防や防災のリーダーとして、火災や地震、風水害の際に活動し、住民の安心と安全を守る重要な役割を果たしていますが、近年は団員の数が減少傾向です。和牛消防団は、団員の増加と活動認知のために2021年に結成。これまでにPR動画やポスター、リーフレットを作成するなどして入団を呼びかけてきました。今回の全国ツアーは全国8カ所のイオンモールを芸人たちが訪れて、「爆笑！爆消！よしもとスペシャルイベント」と銘うったPR活動を行います。

この日は全国ツアーに参加するメンバーが、オリジナルの法被を着て登場。見取り図・盛山は「びっくりしました。こんなにET-KING感が出るとは……」と自分の法被の着こなしに驚いた様子。一方、おいでやす小田が「商店街のくじ引き店員（のようになった）」とぼやくと、隣にいたゆうちゃみが「いるいる！」と笑いながら指をさし、会場からも爆笑が起きました。

見取り図・リリーが憧れる消防団の魅力とは

和牛消防団の全国ツアーは、「各会場で消防団員の数を2倍にする」という大きな目標を掲げています。

ツアー日程と、各地を訪れる芸人がモニターに表示されると、8月6日（日）の千葉・イオンモール幕張新都心に注目したリリーが、「（出演者は）小田さんとバンビーノですよね。ちょっと弱くないですか？」とイジリます。これに水田も乗っかり、「幕張は（目標）2倍じゃなくてもいいです」と言い出すと、小田が「どんな気持ちで行ったらええねん！」とブチ切れていました。

イベントには、地元の渋谷消防団の団員たちも登場！　芸人たちが消防団の魅力を引きだすインタビューを行いました。なかでも、消防団員が技術を競う「全国消防操法大会」の話には、芸人たちも興味津々。団員の1人が「2、3カ月前から週に3回ぐらい集まって、みんなで練習する。真剣になれる大人の部活みたいな感覚」と説明すると、リリーは「それいいなあ。うらやまましい。青春ですね」と感心していました。

また、ゆうちゃみが「消防団でのいちばんの楽しみ」を質問すると、20代の男性団員が「訓練のあとに、仲いい人たちとみんなでゴハンに行ったり、飲みに行ったりすること」と回答。そして“やりがい”についてこう説明します。

「活動していくなかで、地域の人たちと知り合いになれます。自分が住んでいる街に、力強い方たちがいることがやりがいに繋がりますし、自分も頑張りたいと思えます」

この発言に、芸人たちは「素晴らしい！」と賛辞を送りました。