大阪市の“天王寺区住みます芸人”のミルクボーイ（駒場孝、内海崇）が、8月22日（火）に大阪府天王寺警察署の1日署長を務めました。ミルクボーイの2人は、「STOP！痴漢・盗撮！被害防止キャンペーン」の啓発活動に参加。ポスターのデザインを担当した高校生との交流などを通じて、安全・安心な街づくりを呼びかけました。
「すぐ署を空ける」１日署長！？
この日のキャンペーン・イベントには天王寺警察署のほか、天王寺区役所や地元の私立四天王寺高等学校、大阪天王寺ロータリークラブなどが参加。会場となった商業施設・天王寺ミオのイベントスペースでは、天王寺警察署長が「このキャンペーンを被害防止につなげたい」と挨拶しました。
1日警察署長に就任したミルクボーイの2人が登場すると、詰めかけた観客から大きな拍手が起こります。駒場が客席からプレゼントを受け取るお馴染みのくだりでは、内海が「安心・安全をいただきました！」とアピールしました。
たすきと委嘱状を受け取ったミルクボーイの2人は「1日署長になるのが夢でした」と笑顔を見せます。この日は舞台やラジオ出演があるため、「すぐに署を空けることになる」と話して笑わせますが、「悪いことがあればすぐに駆けつけます、1日署長としてがんばりたいと思います」と力を込めました。
女性被害のない街を目指す！
この日は、キャンペーンのポスター、ちらし、うちわといった啓発グッズのお披露目も行われ、デザインを担当した四天王寺高校の生徒が登場。生徒たちは「天王寺区の女性被害をできるだけ少なくしたいという思いからデザインに取り組ませてもらいました。女性被害のない街、天王寺区を目指します」と話しました。
生徒たちがミルクボーイに啓発グッズを贈呈すると、ミルクボーイからは生徒たちに感謝状が手渡されました。ミルクボーイの2人がデザインの経緯などを聞くと、生徒たちは作品のアイデアを思いついたきっかけや、苦労した点などを説明しました。
最後に司会者が大阪府警の防犯アプリ「安まちアプリ」のダウンロードを呼びかけると、ミルクボーイの2人は詰めかけた来場者にグッズを手渡し、笑顔でキャンペーンへの協力を呼びかけました。
