androp・内澤崇仁のニューアルバム全曲解説!【桜井雅斗のREPORT(ING)FRIDAY】#11

桜井雅斗のREPORT(ING)FRIDAY

FM大阪の音楽番組「SMASH(ING) FRIDAY」のMCを務める吉本新喜劇座員・桜井雅斗が、ゲストアーティストの魅力をたっぷり紹介します。

FM大阪の音楽番組「SMASH(ING) FRIDAY」のMCを務める吉本新喜劇座員・桜井雅斗が、ゲストアーティストの魅力をたっぷり紹介します。

皆さんお元気してますか? 吉本新喜劇の桜井雅斗です。

僕がDJを務めるFM大阪の番組《SMASH(ING) FRIDAY》(スマッシュフライデー)
毎週金曜日15:00〜17:00に放送しているこの番組では、アーティストをゲストに迎えてインタビューをしています!
そのインタビューの模様をチラっと出し、アーティストの魅力を味わってもらえればと思います!

出典: FANY マガジン
©吉本興業

8月25日のオンエアでお迎えしたのは、andropのボーカル、内澤崇仁(うちさわたかひと)さん!

2008年に結成されたandrop、自身の活動も人気を博しながら、内澤さんは数々の映画やドラマの主題歌、蜷川実花の個展の音楽を担当したり、多数のアーティストに楽曲提供も行っている、才能あふれるミュージシャンなんです。

今回はandropのニューアルバム《gravity》のリリースに合わせてお越しくださりまして。

スマフラでは特別企画として【アルバム全曲解説グラビティー!!】を敢行しました。

オンエアではこのタイトルは僕のギャグである“ビューティー!!”と同じテンションで
“グラビティー!!”とコールしたんですが、内澤さんもすかさず“グラビティー!!”と合わせてくれました。
素晴らしい対応力と全力でのコールに感動。

それと同時に『内澤さん……絶対良い人だ……』という気持ちに溢れました。笑顔が無邪気なんです。

内澤「アルバムを全曲解説していただけるなんて初めてです!」

という、初めましての機会をいただけるのも嬉しいところ。
というわけで7曲入りのアルバムを一曲ずつ、僕の質問に丁寧に答えてくださる内澤さん。

出典: FANY マガジン

《1,Parasol》

内「明るくて、“一曲目”をイメージして狙い撃ちしました」

桜「だから最初はギターのハウリング音からスタートしてるんですか? ライブの始まりのような」

内「あ〜、そういう捉え方、良いですねぇ! 実際にライブでやってみようかな……」

大阪では9月10日(日)にライブが行われるんですけど、本当にやってくれるかどうか、その目で確かめたいと思います。笑

《2,Arata》

JR西日本のCMソングに採用されている楽曲で非常に爽やか。

桜「andropらしくローマ字表記が良いなと。“新”でも“あらた”でもなく、“Arata”が字面としてもしっくりきますね」

内「“新しい”はゼロからイチ。“新たに”はイチからプラス。なので“新たに”という、コロナを経て考えがまとまりました。名前ってめちゃくちゃ難しくて。ゲームの勇者の名前も何日も考えちゃうんです。カッコいい位のがいいんですよ……」

思わず笑っちゃいました。
内澤さんの“こだわり力”は音楽だけでなく私生活にも現れてるんですね。
でもそう考えると、内澤さんが勇者の名前を“うっちー”とか付けてたら……可愛いですよね。

《3,Black Coffee》

ガラッとテイストの違うローファイR&Bナンバー。

内「収録した瞬間に『これ先行配信出来ないですか!?』となる早でお願いしました」

それだけ満足の行く仕上がりだったこの曲、本当に渋くてカッコいいんです。

桜「R&Bだけのコンセプトアルバムを出してブルーノートツアーしてください!」

内「あ! 良いですね! やってみようかな……!」

実現したら、少しは僕のおかげ、になるかもしれませんね。

内「制作も2,3日寝ずにやってて。『会社だったら完全に“ブラックだな”』って」

いやウマいなぁ。お笑いのセンスまで兼ね備えてました……。

《4,Hyper Vacation》

桜「Googleでも調べましたけど、“バケーション”に“ハイパー”を付けたのは恐らく内澤さんが初!」

内「最初は“スーパー”だったけど、とにかく休日を楽しみたいと思って」

この曲は間違いなくライブで盛り上がる、飛び跳ねる一曲です。事実内澤さんも、

内「今回のアルバムはライブを意識して、お客さんの顔を浮かべながら作りました」

とおっしゃっていました。

《5,Happy Birthday,New You》

内「自分の誕生日じゃなくても“新しい自分になった瞬間”なんかをお祝いする日があっても良いなって。曲だったらいつでもお祝いできるなぁって」

桜「確かに。苦しいときでも、“大丈夫、俺が肯定してあげるから”ってandropが言ってるような」

内「まさに! 今回のアルバムは“肯定”がテーマで! すべてを全肯定したかったんです」

《6,Toast》

桜「この曲も全肯定してくれるような。“androp流の賛美歌”だなと。」

内「いろんなことをお祝い、乾杯できる曲が作りたくて。調べると“Toast!”というのはフランスでは“乾杯”の意味で。珍しく先にタイトルを付けてできた曲でした」

内澤さんは基本的に作った曲名は“日付”で管理しているそうです。それもそれで凄い。

内「最近はフェスに出ることも多いので、乾杯しながらできるライブも良いなって」

やっぱりここでもライブを意識しているという。Hyper vacationといい、早くライブで見たい……

《7,Cosmos》

最後はアコースティックな短く、穏やかな、アルバムを締めるに相応しい一曲。

内「宇宙って壮大だなって。アルバムタイトルもそうですけど。凄くこじんまりなものを作りたいなと。ツアーが終わる頃が“秋桜(コスモス)”の季節になって良いなって」

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“新しいあなたを肯定する”というテーマは一貫しつつ、バラエティに富んだ7曲はさすがの一言。

内「そう言ってくれて本当に嬉しいです。まさにそれを込めました」

アルバムを聴くと演奏面でのスキルの高さも感じられます。

でも中にはわざとチューニングをしないで録音したものもあるそうで、ライブでも再現されるかも……!?

そして僕が提案したことも、どれくらい実現するのか……!?

アルバムを通して聴いて、音楽、映像、照明、三位一体で感動出来るライブも、足を運んで確かめてみてください!

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インタビュー終わりには毎回アーティストさんと並んで写真を撮るのですが、

内「桜井さん、自撮りってします? 僕全然やったことなくって……」

ということで僕が内澤さんのスマホをお借りして

桜「こう持って、このあたりを見つつ、ちょっと腕を伸ばして引き気味で……」

と教えさせていただきました。

内「こうですか? え、なにこれ、楽しいですね」

と、気付けば大量の自撮り写真。

内「フォルダが自撮りだらけになりましたよ!」

ということでそのフォルダをスクショして、いただきました。

出典: FANY マガジン

その姿と写真を見て、僕も思った感情はandropファンも一緒でした。

「「「「可愛い……尊い……」」」」

X(Twitter)でもたくさんの反応をいただきましたが、内澤さんの持つその可愛さ、僕も十分理解できました。。

またライブではギャップのある姿を見られるんだと思うと、9月10日(日)のBIGCATでのライブが楽しみです!

ここまで読んでくださりありがとうございました!

FM大阪で毎週金曜日15:00〜17:00にオンエアしているラジオ《SUMASH(ING)FRIDAY》、略して”スマフラ”も聴いてくださいね!
吉本新喜劇/FM大阪DJの桜井雅斗でした! ビューティー!

番組概要

SMASH(ING) FRIDAY
放送日時:毎週金曜日 15:00-17:00
放送:FM大阪
DJ:桜井雅斗

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andropの公式HPはこちら