“R-1王者”田津原理音のルミネ初単独ライブに決勝メンバー全員集結! 「こんなに楽しくなるとは…」「奇跡じゃない?」

『R-1グランプリ2023』チャンピオン・田津原理音による単独ライブ『どこにいたってひとりじゃない』が、10月6日(金)に東京・ルミネtheよしもとで開催されました。この日のステージは、決勝で田津原と戦った、コットン・きょん、カベポスター・永見大吾、Yes!アキト、こたけ正義感、サツマカワRPG、寺田寛明、ラパルフェ・都留拓也らがR-1後、初めて集結! ライバル同士ながら、本当の「仲の良さ」が感じられる和気あいあいとしたライブになりました。

出典: FANY マガジン
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これが本当の『R-1グランプリ』

田津原にとって初めてとなるルミネでの単独ライブ。大きな拍手で迎えられて、「(拍手が)鳴り止まん! わー、嬉しい!」と満面の笑みです。R-1で初めて田津原のことを知った人が多いことがわかり、「え、オレ11年目なんですけど! ずっと頑張ってきたのよ?」と言いながらも、「嬉しいです」と単独ライブに足を運んでくれたことを感謝しました。

まずは、おなじみのフリップネタからコントまで6本のネタを披露。幕間のVTRでは、田津原とポートワシントン・笠谷翔平、そしてピン芸人の先輩であるヒューマン中村と大阪のおすすめスポットを巡る“カメラ旅”の様子が流されました。

出典: FANY マガジン
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R-1ファイナリストをゲストに迎えたコーナーでは、「これが本当の『R-1グランプリ』」こと“理音-1グランプリ”を開催。

イラストをヒントにカード名を当てる「カードクイズ」では、初っ端から正解を出すサツマカワに「違う違う、あんたがいちばん大喜利好きやろ?」とツッコむ田津原。こたけ正義感の回答は、田津原が想定した正解は違ったものの、イラストの意味を的確に捉えたその秀逸さに観客から大きな笑い声が。田津原も「これはほぼ正解!」と納得した様子でした。

続く「バレるな!」は、10秒間でロッカーや箱などの小道具に隠れて、180度連写した写真に最後まで写らなかった人が勝利というゲーム。

アウトになった出演者は妨害してもいいというルールが付け加えられると、隠れるための10秒間はどたばたタイムに。ただ、その様子は写真で見るとはしゃいでいるようにしか見えず、田津原も思わず「めっちゃ楽しそう!」とこぼします。ほかの出演者も「最高のクラス!」「あと1年でバイバイしたくないよ」と言いながら、そのわちゃわちゃとした雰囲気を堪能しました。

出典: FANY マガジン
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そんな“青春感”満載な時間を過ごしたあとは、コーナー「最高の集合写真を撮ろう」。田津原が「光の動いた跡が写るカメラ設定で、ライトで1人1文字書きます。ストロボが最後に光るのでみなさんの顔も写るし、文字も書けるよっていう……」と説明するうちに、だんだんとテンションが下がっていく出演者たち。「そりゃ、さっきのには勝てへんけど!」と絶叫する田津原に対して「先生だけ遅れて入ってきたみたい(な雰囲気)」という声が挙がりながらも、「がんばっていこう」という文字を書いてみようということに。

チャレンジ1回目は、永見の担当した「ば」が小さすぎるとの苦情が。「どの大きさで書くとか聞いてないし!」とスネる永見でしたが、2回目は文字の大きさも揃って完璧な出来栄え。大きな拍手が起こるなか、「本当のR-1グランプリ」MVPは、最後に場を盛り上げた永見に贈られました。

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このメンバーを地方に連れていって!

終了後の囲み取材で、この日の単独ライブを振り返って「最高!」とガッツポーズを見せた田津原。「こんなに楽しくなると思ってなくて、ほんまに(今年のファイナリストは)仲よしなんやなぁって」と感無量の様子です。

R-1決勝後、全ファイナリストが勢揃いするのはこの場が初めて。「僕、このライブのために東京来たんで、新幹線とか山手線に乗ってるときとか、『来てよかった』って思えるかなって不安やった」という永見。田津原に「どうやった?」と聞かれて「まぁ……まぁまぁ」と濁すと、Yes!アキトが「支えたいと思う魅力のチャンピオンだ」とすぐさまフォローします。

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ゲストにファイナリスト全員を招くというのは、開催の1カ月ほど前に決まったそう。田津原が「せっかく呼べるんだったら、しかも今年しかできひんからって(オファーしたら)行けちゃいました」と話すと、まわりからは「奇跡じゃない?」という声が起こります。

単独ライブ中から和気あいあいとした雰囲気で、8人の仲の良さが際立っていましたが、「決勝後の騒動でより一層、団結力が出たかもしれないです」とサツマカワRPG。きょんが「なんとか理音を守ろうという。優勝という素晴らしい称号を得たのに、すごくかわいそうな意見ばっかりしか言われてなかったから」と当時の状況を振り返り、Yes!アキトの「いい大会だったということを言いたいよね」という意見に全員が同意します。

出典: FANY マガジン
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きょんから「賞金の500万円は何に使ったの?」と聞かれた田津原は「カメラを買ったり、お母さんに渡したりした」と返答。初めてのルミネでの単独を終えて、「考えられんくらい(観客が)温かかった。漫才劇場でやるのとはまたちょっと違うというか、刺激になりました」と答えつつ、「いろんなところで(単独が)できたら」と今後の展望を。ほかの出演者から「じゃあ、このメンバーを地方に(ツアーで)連れていって」と言われると、田津原は「ほんまにいいよ!」と即答しました。

『田津原理音ルミネtheよしもと初単独ライブ「どこにいたってひとりじゃない」』は10月13日(金)19:30までオンラインで見逃し視聴ができます(チケット販売は同日正午まで)。

FANYオンラインチケットはこちらから。

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