11月5日(日)16:00より読売テレビにて『3度のチャンスを掴み取れ ytv漫才新人賞 ROUND2』が放送されます。
初出場もフリーも入り乱れた熱い戦いがスタート!
関西の若手漫才師No.1を決める「ytv漫才新人賞」。
9月に放送されたROUND1では芸歴4年目の「ぐろう」と芸歴5年目の「ハイツ友の会」という超若手の2組が決定戦進出を決め、波乱の幕開けとなりました。
今回のROUND2では決定戦進出2組の枠をかけ12組の精鋭が集結!
ROUND2の出場者は、マーメイド、空前メテオ、生ファラオ、チェリー大作戦、ぎょうぶ、タイムキーパー、ドーナツ・ピーナツ、たくろう、天才ピアニスト、フミ、ボニーボニー、丸亀じゃんご(出場順)の12組。
このうち初出場は3組(空前メテオ、生ファラオ、ぎょうぶ)。さらに、前回話題を呼んだフリーの漫才師・ボニーボニーも出場します。
ギャロップ林が賞レース初・審査員で辛口連発!?
そんな12組を審査するのは、お~い!久馬(ザ・プラン9)、大村朋宏(トータルテンボス)、久保田かずのぶ(とろサーモン)、林健(ギャロップ)。今回初めて賞レース審査員を務める林は、開口一番「めちゃめちゃ緊張してます」と心境を明かしつつ、審査ではネタの違和感や矛盾を鋭く指摘する場面も。そして講評が終わると、「審査ってこんな感じでいいんですか?」ととぼけて笑わせました。
また新鋭のしゃべくり漫才や、動きを大きく使ったネタなど多彩なタイプの漫才が披露されるなか、辛口審査の林がベタぼめし、久保田に「完成しました」とまで言わしめたほど大絶賛されたコンビが出現。現役漫才師である審査員陣も舌を巻く、ハイレベルな戦いが展開されました。
ROUND2のMCは、藤崎マーケットと、村重杏奈。賞レースのMCは初めてという村重はオープニングで、「めっちゃ楽しみ! 1ミリも緊張してないです」と言い放つも、最初の3組を見終えると「こんな最初からレベルが高いんですか!? ハードルがすごいぶち上がりましたね」と驚きの様子。
審査が終わり、結果発表の大役を担うとさすがに「めちゃめちゃ緊張しますけど……」と真剣な面持ちとなりましたが、最後には「全体的にむちゃくちゃおもしろくて、みなさんのファンになりました!」と大会を満喫した様子で、堂々とMCを務め上げました。
審査結果発表後、審査員の大村は「今日はめちゃめちゃレベルが高かったんで、すごく悩みました。でも結果に異議はないし、この2組だったかなという気はします」、久馬も「1位・2位は文句なしの通過だと思います」と感想を述べました。一方で、久保田、林らは惜しくも3位となったコンビも気になったようで、改めて「おもしろかった」と称賛しました。
果たして、激戦を制し「ytv漫才新人賞」13代目王者への挑戦権を獲得する2組はどのコンビなのでしょうか!?
ROUND2 MC 藤崎マーケット・村重杏奈 大会終了後のコメント
■村重杏奈
賞レースのMCは初めてで、すごい緊張しました! 普段漫才を見る時は何も考えず気楽に楽しんでるんですけど、重大な任務でしたし、結果発表するのも村重だったので、ほんと吐きそうなほど緊張しました! 大会自体はレベルが高すぎて、大阪すごい!って圧倒されちゃいましたね。このコンビが行くんだろうなってなんとなく分かるものかなと思ってたのに、最後の最後まで本当に分からなかったです。村重としては今日できた推しメンのドーナツ・ピーナツさんを応援してたんですけど、どのコンビが1位になってもおかしくない状況で本当におもしろかったです。ほぼ初めてのMCですごい緊張したんですけど、藤崎マーケットのお二人が支えてくださってなんとか無事に終わることができましたし、たくさん笑えてすごく楽しい思い出になったので、みなさんにもぜひ見て幸せな気持ちになってほしいなと思います!
■藤崎マーケット・田崎佑一
前回のROUND1もテンション高く始まったんですが、今回さらにトップバッターのマーメイドがいきなりボンッ!てウケてたから、あれ、これマーメイドが決定戦進出決めたんちゃう!?ってその時に思ったんですけど、2組目以降もそれに追随してどんどんボカボカウケてたから、どこがいくかわからんし、盛り上がりすごかったですね。MCやってて楽しかったです。
村重さんは全然緊張してる感じはしなくて、堂々としてたんでめっちゃやりやすかったです。安心感がありました。出場者のみんなもおもしろかったですし、見てる方も誰が決勝に行くのか予想が難しいと思います。ぜひ最後まで楽しんで見ていただきたい、それが田崎の意見です。(村重:それ村重の言い方!笑)
■藤崎マーケット・トキ
僕らが出場してた頃は結構みんなスベってたんですけど(笑)、最近は大きくスベることもなくなってきたし、今回は特に大盛り上がりで、審査してたら難しいやろうなあと感じましたね。芸人ってやっぱり新しいものを見たくなるので、研ぎ澄まされた手法の方がウケたりするんですけど、そこも含めて審査員の方々がどうとるのか困ったやろうなあ、もう好みになってくるのかなあと思いました。
僕は大会常連の風穴あけるズの大ファンだったので、ぽっかり心に穴が開いてたところをボニーボニーが埋めてくれましたね(笑)。フリー芸人がどれだけ戦えるのか!? 初の決勝はあるのか!? というところも見てもらいたいです。村重さんは、意外と自分のことを村重呼びで……矢沢(永吉)システムなんやなって。プロだなと思いました(笑)。
ROUND2 出場者と大会直前のコメント
①マーメイド(4年目)
テクニック。の狂気的なキャラクターから目が離せないコンビ。今年度のROUND1では6位に。
●田村境祐(左):事前ROUND出場は3回目になるんですけども、前回は微妙な順位を取ってしまったので、今回はもう決定戦進出を決めたいと思います!
●テクニック。(右):僕は風穴あけるズさんの最多記録(※事前ROUNDに17回出場)を抜こうと思ってるんで。決定戦に行けたらラッキーですけど、ROUND3も狙ってます(笑)。
②空前メテオ(4年目)★初出場
ボケの茶屋が繰り広げる独特の哲学や理論が魅力。ROUND1を1位通過したぐろうと同期の4年目。
●大門正尚(右):ROUND1で同期のぐろうが1位通過してるので、そこは意識してますね。やっぱり1位通過ぐらいせなあかんなというか、頑張らなあかんなって感じです。ただ、今回初出場できたのはめっちゃラッキーやと思っていて。もっと時間がかかると思ってたので、もう出られるんやという感じでうれしいです。
●茶屋(左):今から言うのは、あえて、あえてもう逆に、逆にのやつなんすけど……頑張りマンモス。
③生ファラオ(9年目)★初出場
今回の出場者から「手ごわいと感じるライバル」として最も名前が挙がったコンビ。身体を使ったパワフルな漫才に注目。
●石川(左):2人の、楽しいやつを全力で、体が壊れないように頑張ります。初出場は、時代が来たなっていう感じですね。持ち味は、体が強い、丈夫さ、そこですね。森脇(健児)さんに自慢したいと思います!
●東武志(右):気合い1本です。気合いで乗り越えます。初出場ですが、気負いすぎず、全力でって感じです。
④チェリー大作戦(10年目)
昨年度は敗者復活枠で決定戦に初進出した。ラストイヤーとなる今年度で事前ROUND初出場。
●ねんど(左):去年は決定戦まで行かしてもらったけど、そこで勝てないっていう感じだったので、今年はラストイヤーで優勝を決め切りたいなと思っております。
●宗安(右):今回はもちろん1位でいきたいですけど、そんなに気張らずって感じですかね。若手は、ボコボコにします(笑)。10年目でラストイヤーですし、それが僕らの使命なんで。まあでも、そこは運もありますし、若手とかベテランとか10年目とか関係なく今日の空気を掴んだもん勝ちだと思います。
⑤ぎょうぶ(7年目)★初出場
“独特の着眼点”から展開される漫才が魅力の初出場コンビ。
●為国(左):事前ROUND出場も初ですし、テレビに出るのも初なので、ちゃんとテレビ映えできたらいいなあって感じです。どっちかの言葉でウケを取るっていうよりかは、2人の会話のラリーですかね。ラリーを見てほしいですね。
●澤畑健二(右):もうほんまに初めてなんで、バイト先の人にも「テレビ出てきます!」って言ってきました。勝ちます。スペインのパスサッカーみたいなのを目標にしているので、ぜひそこを楽しんでもらいたいです。
⑥タイムキーパー(5年目)
「ytv漫才新人賞」の事前ROUNDではたびたび前説を務め、会場を盛り上げてきた。唯一無二の見せ方をするドラマチックな漫才に注目。
●まついあきら(左):前回出たときは4位やったんで、今回は3位になって1個でも上に上がれたら(笑)。いや、嘘です。もちろん1位目指して決勝行きたいです。それこそROUND1で同期のハイツ友の会が決勝進出を決めたんで、負けてられないなという感じです。
●ひでき(右):ありがたいことに、「ytv漫才新人賞」でめっちゃ前説やらせてもらっているんで、うれしい反面、悔しい気持ちもあるのでちゃんと決定戦に出て、優勝して、前説卒業ぐらいの気持ちでやれたらなと。優勝したら1回だけラスト前説させてもらいます(笑)。
⑦ドーナツ・ピーナツ(10年目)
昨年度は決定戦の最終決戦まで進出するも、あと一歩のところで同期のダブルヒガシが優勝。ラストイヤーとなった今年度のROUND1では12組中10位と悔しい結果となった。
●ピーナツ(左):前回は、ちょっとスタイルを変えたら全然違って。審査員にはまらずに、全員から同じダメ出しをされたんです。今回は、まあ楽にやれたらと。頑張ります。
●ドーナツ(右):昨日ちょうど、前に優勝したからし蓮根の伊織さん(第8回優勝)とお食事に行かせてもらったら、たまたま巨人師匠も一緒になって。で、巨人師匠が歌う「浅草キッド」を聴かせてもらって、「明日頑張れよ」って握手してもらったんで、今一番縁起がいいとされる体になってます(笑)。縁起のいいオーラをまとえてるはずなんで、もう1位通過でバシッといきたいと思います。
⑧たくろう(10年目)
出場者の中で最多となる3度の決定戦進出を果たした実力派も今年度がラストイヤー。ROUND1では惜しくも3位。1点差で決定戦進出を逃した雪辱を晴らすことができるか!?
●きむらバンド(右):早いとこ決めた方が絶対に良いので、もうここで絶対に決めてやろうという感じです。
●赤木裕(左):元からROUND2狙いやったんで、ROUND1は捨てて。(きむら:そうだったんですか! 僕も初めて知りました。じゃあ大丈夫かな)ROUND1はROUND2に向けての調整やったんで、ここで取れれば。
⑨天才ピアニスト(8年目)
昨年度は決定戦出場を決めるも、体調不良で棄権。今年度のROUND1では8位だったので、再びリベンジに燃える。
●竹内知咲(左):決定戦に向けてそろそろ通過しておきたい頃なので、今日は決め切りたいなと思ってます。今まではちょっと決定戦に行きたいっていうのが強すぎたんで、今日はもう普通にお客さんに楽しんでいただいて、いつもよりちょっとだけリラックスしてできたらなという風に思ってます。
●ますみ(右):もう決定戦出場を決めんと気持ちが持たないです。審査員の目を見て、審査員だけにはまるように漫才します。(竹内:お客さんはフル無視!?)お客さんは竹内さん担当で、私は審査員の皆さんをターゲットにしていきたいなと思います。
⑩フミ(8年目)
ROUNDは3度目の出場。2人が繰り広げるシュールでサイコな世界観が魅力。
●もういっちょ!とん平(右):今回が3回目の出場なんですけど、過去2回、全部ROUND2で出させていただいたので、今回もROUND2狙いできました(笑)。来年の書き初めに「ytv優勝」って書けるような年にしたいですね。
●吉永もーりしゃす(左):130%の力を出したいです。130%フルパワー!(とん平:もういっちょ!)
⑪ボニーボニー(8年目)
前回、ROUND1に初出場し話題を呼んだフリー芸人が再び参戦。その勢いでROUND突破なるか!?
●花崎天神(右):前回のROUND1のあと、お客さんが劇場に「見たよ」って遊びに来てくださったり、SNS上でも「初めてこいつら見たけど意外とおもしろかったじゃん」みたいな方もおられたりして、そんなのがやっぱりうれしかったので、今回も盛り上げていけるように頑張ります。
●とくのしん(左):前回、ツイッターの不具合で僕のアカウントがシャドーバンされて、フォロワーが増えなかったんで。今回は増えたらいいなと思います(笑)。
⑫丸亀じゃんご(10年目)
今年度のROUND1では5位に。決定戦にも出場経験がある大会常連コンビがROUND2で意地を見せるか!?
●北村敏輝(左):もうやれることは決まってますので、ただただ楽しくやって、結果が伴ってきたらいいかなという感じですね。
●安場泰介(右):ラストイヤーなので、ここで決めたら決勝に向けて準備もできると思うので、今回で決めきりたいなと思ってます!
【ルール】
芸歴10年目以下の若手漫才師を対象とした「ytv漫才新人賞」。
3度にわたって事前ROUNDを行い、突破した漫才師たちが年度末に開催される決定戦で「第13回ytv漫才新人賞」のタイトルを争う。
決定戦に進出できるのは、各ROUNDの上位2組ずつ。加えて「敗者復活枠」として、ROUND1~3で上位2組に入れなかった中で最高得点を獲得した敗退者1組にも決定戦出場権が与えられる。
なお、合計7組が出場する決定戦の出場順は、早いROUNDで通過したコンビから順に選ぶことができるため、早いROUNDで通過したコンビのアドバンテージが高いシステムとなっている。
今回のROUND1では事前審査を突破した精鋭12組が、決定戦に出場できる最初の2枠を争う。各組のネタの持ち時間は3分で、4名の審査員による合計400点満点の採点で順位を決定する。
賞レースMCに初挑戦の村重が「レベルが高すぎて、大阪すごいって圧倒された」と驚愕した関西漫才師たちの熱き戦いを見逃すな!
番組概要
「3度のチャンスを掴み取れ ytv漫才新人賞 ROUND2」
放送日時:11月5日(日)16:00~17:30
放送:読売テレビ
※関西ローカル、放送後TVerで配信
MC:藤崎マーケット(田崎佑一、トキ)
ゲストMC:村重杏奈
審査員:お~い!久馬(ザ・プラン9)、林健(ギャロップ)、久保田かずのぶ(とろサーモン)、大村朋宏(トータルテンボス)
出演:マーメイド、空前メテオ、生ファラオ、チェリー大作戦、ぎょうぶ、タイムキーパー、ドーナツ・ピーナツ、たくろう、天才ピアニスト、フミ、ボニーボニー、丸亀じゃんご(出場順)