かまいたち山内の「70万円」スニーカーを人気YouTuberが撮ると…… 「スニーカー同好会」オンラインイベント

吉本興業のスニーカー好き芸人が集まった「スニーカー同好会」のイベント、その名も『スニーカー同好会 feat. SOSHI』が、9月13日(日)に東京・新宿の紀伊国屋ホールで開催されました。今回は新型コロナウイルスの影響で、スニーカー同好会のイベントとして初の無観客オンライン開催。レイザーラモンRG、かまいたち・山内健司らお馴染みの芸人たちに加え、この日はスペシャルゲストとしてYouTubeのスニーカー動画で人気の映像クリエイター・SOSHIも参戦して、熱いスニーカートークを繰り広げました。

出典: FANY マガジン

スニーカー同好会は、レイザーラモンRGを中心に集まったスニーカーを愛する芸人たちの同好会です。

この日のイベントにはRG、山内のほか、シソンヌ・長谷川忍、グッドウォーキン・上田歩武、ダイノジ・大地洋輔、そして大阪からリモートでアキナの秋山賢太とギャロップの毛利大亮が出演。RGはスニーカーを400足持つほどのコレクターで、ほかの芸人たちも1部屋をまるまるスニーカー部屋にしたり、総額で数百万円をスニーカーに使ったりと、熱狂的な“スニーカー愛”を持つ強者たちです。

オンライン開催でも、スニーカー好きが集まれば、トークは大盛り上がり。YouTubeチャンネルの登録者数20万人越えという業界のカリスマ、SOSHIによる「映えるスニーカーの撮り方講座」では、芸人たちがその技術を盗もうとやっきになりました。

アキナ秋山の高級“偽物”スニーカー

イベントの始まりは、恒例の「スニーカートーク」から。この日のためにメンバーが持ってきたスニーカーを紹介しながら、マニアックなトークが展開されます。

メンバーがざわついたのは、「スニーカー同好会の『プレ値(プレミアム値段)』担当」を自称する山内が持つ、「ディオール」とナイキの「ジョーダン ブランド」がコラボしたスニーカー。山内は「明確な値段は言えないが、70万円以下とだけ言っておきます」とほぼ答えがわかる高値を言い、メンバーを驚かせます。

山内はイベント冒頭にも「スニーカーは値段で判断している」と発言し、「(2月に放送された)『ロンドンハーツ』の企画で“金玉”を掃除機で吸われたのも、すべてプレ値のスニーカーを買うため」だと公言。メンバーはみなディオール×ジョーダンの高額スニーカーを眺めながら、「俺たちも頑張って金玉を吸ってもらおう」と仕事へのモチベーション(?)を高めていました。

出典: FANY マガジン

注目のSOSHIが持ってきたのは、ナイキの「AIR YEEZY 1(エアイージーワン)」。ラッパーのカニエ・ウエストとナイキが初めてコラボした記念すべきモデルにメンバーは歓喜します。

AIR YEEZYシリーズは長年にわたって取引相場が上がっており、大量のフェイク品も出回っている逸品。「特徴は、暗い場所でソールが光ること」と長谷川が補足すると、山内が「秋山さんはネットで8万円くらいの光らない偽物を買っていた」と報告して一同は爆笑。

自宅からリモート参戦していた秋山が、さっそくその“偽物”のAIR YEEZY2(エアイージーツー)を持ってくると、メンバーたちは「実は本物なんじゃないか。電気を消してソールを見せてほしい」と要望します。これに応えて、秋山が部屋の電気を消すと——もちろん、まったく光りません。

出典: FANY マガジン

「このスニーカーを見るたびに吐きそうになるんです……」

完全な偽物であることが改めて判明し、秋山は苦痛の表情を浮かべるのでした。

そんな秋山がお気に入りのスニーカーとして紹介したのは、「さんまさんからいただいた」というスニーカー。番組で共演したときに、明石家さんまが履いていたスニーカーを褒めたところ、自宅で眠っているスニーカーを送ってくれたそうです。さんま本人のサインも入っており、「これは一生履かない」と宣言していました。

われわれへの宣戦布告だ!

その後、「真の私服ナンバーワンはこいつらだ。最強の私服コーデ」のコーナーに突入。山内と長谷川が『ロンドンハーツ』の企画「私服センスなし芸人No.1決定トーナメント」でファッションを酷評されたことから生まれたコーナーです。

「あれは、われわれへの宣戦布告だ」と荒ぶるRG。どれだけ2人がオシャレかを発信しようとInstagramの画像を見ながら、とにかく褒めまくっていきます。

長谷川のインスタでは、全身ハイブランドで揃えた黒ずくめのコーデが登場。みんな「オシャレ!」と褒めちぎりますが、長谷川は「これでロンハーに出たら、香港の殺し屋と言われた」と悔しそうに振り返ります。妻からもこの恰好で一緒にいると、「ちょっと離れて歩いて」と言われるそうで、しまいには「嫁さんのほうがセンスがない」と切り捨てる始末でした。

出典: FANY マガジン

その後、山内と長谷川が生着替えをすることに。山内はロンハーの際に着た短パンと半そでシャツのセットアップを披露。このセットアップは激レア品で「探しに探して10万円で買った」そうです。「これの何が悪いんだ」と憤りを隠せない様子で、大地も「カッコいいけどなあ」と首を傾げます。番組では藤田ニコルだけが高評価をくれたことから、「にこるんは俺らの味方」とみんなで再確認していました。

写真加工テクで「すね毛」すらアート

最後のコーナーは、いよいよ「SOSHIの映えるスニーカーの撮り方講座」。SOSHIはまず、使っているカメラやレンズから紹介。自分の先輩に「ある程度のスキルはカネで買える」と言われた話を披露し、使うカメラによって撮れる写真が変わることを説明しました。

SOSHIが写真を撮る上で大切にしていることは、「まず構図を決めること」。実際に山内が履いているスニーカーを撮って説明していくことになると、山内は「せっかくだから」とディオール×ジョーダンのスニーカーを履くことに。まだ1回も足を通したことがなかったという高額スニーカーの“初履き”にメンバーは大興奮でした。

その後、SOSHIは写真の加工の仕方を丁寧に紹介。その場で撮った写真を、コントラストやシャドーを変えて見せ方を良くしていきます。山内はあまりの写真の出来栄えに、「これ俺の足ですか?」と驚きを隠せない様子。RGは「すね毛すらアートになっている」とSOSHIの技術を絶賛しました。

出典: FANY マガジン

エンディングでは、SOSHIが「めちゃめちゃ楽しかったです。また呼んで欲しいです」と語ると、芸人たちも「SOSHIさんのYouTubeにもぜひ出たい」と再度のコラボを約束しました。

今回も充実した内容で、盛況のうちに終えたスニーカーイベント。その後の囲み取材で、RGはこう振り返りました。

「スニーカーについて話し合うことがコロナ禍でなかなかできなかったので、時間が足りないくらいで、もっともっとやりたかったです。今日は異分野のSOSHIさんが来ていただいたので、今後ともお笑い界と交流していければと思います」

出典: FANY マガジン

この日のイベントの模様は、9月20日(日)19:30まで、FANY ONLINE Ticketで見逃し配信(有料)されます。

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