来年2月25日(日)に開催される大阪マラソンの公式練習会「大阪マラソン2024 なないろ練習会」(主宰・大阪マラソン組織委員会、運営協力・ミズノ)が、11月10日(金)に大阪市内で開かれました。初回となる今回は、フースーヤ(田中ショータイム、谷口理)と吉本新喜劇・伊丹祐貴も参加! 参加者たちとともに、フォーム改善やインターバルトレーニングを行いました。
正しいフォームやシューズの履き方を学ぶ
「なないろ練習会」は、初心者から上級者までを対象に行われる練習会。大阪マラソンを走るランナーはもちろん、走らない人も参加できるイベントです。
この日、参加ランナーたちが大阪・淀屋橋にある「ミズノランニングヨドヤバシ」で受付、着替えを済ませると、まずはフースーヤと伊丹が挨拶しました。
大阪マラソンを盛り上げる芸人応援団「M-7」のメンバーであるフースーヤは、さっそくギャグで盛り上げます。一方、伊丹がフルマラソンのタイムが「4時間半ほど」だと明かすと、フースーヤ・田中はフルマラソン未経験ではあるものの、間寛平が主宰するマラソン大会「淀川寛平マラソン」の10キロクラスで芸人部門1位だったこと、そして相方の谷口も2位に入ったことをアピールしました。
この日の練習会を担当するのは、山﨑雅己コーチと田中有朱コーチ。テーマは「フォーム改善」で、まずは正しいフォームやシューズの履き方のレクチャーを行ってから、約1キロ先にある中之島バラ園で、実際のフォームの動きづくりや、200メートル×8本のインターバルトレーニングを行います。
「肩をぶらさない」「体の真下に着地する」
ここから座学がスタート。上半身のフォームでいちばん大事なことは「肩をぶらさない」こと、さらに下半身については「体の真下に着地する」ことで、これらはスムーズに足を運ぶために必要なことだそうです。
シューズの正しい履き方については、かかとをつぶさずに足をスムーズに入れるための方法などが伝えられると、参加者たちは「ぜんぜん違う!」「軽くなった!」と驚きの表情を見せていました。紐はゆるすぎても、締めすぎてもダメ。運動が終わったあとは紐をちゃんと緩めることなどのアドバイスも伝えられました。
“尾てい骨”を押されながら…
そして、いよいよ中之島バラ園まで移動して実技です。まず田中コーチが目線や体の傾きの違う2つのフォームを実演して、どちらが正しいフォームか参加者に質問します。正解は、「体をまっすぐ」「目線は遠く」というものでした。
参加者たちは、フースーヤ、伊丹とともに実際に走りながら、田中コーチから「目線を高く」「少しアゴを上げて」といったアドバイスを受けます。その後も、正しい腕の振り方やフォームを確認しながらトレーニングは進み、田中コーチから「今日、覚えたなかの1つでもいいから意識してやってみてください」とアドバイスがありました。
給水、休憩タイムでは、田中が「いままで足の力で出していたスピードを、体全体で出している感じ」と話すと、伊丹も「省エネな感じがする」、谷口も「疲れてない」と口々にトレーニングの手応えを語ります。
そこから、フースーヤの2人は「僕らのギャグもそう、ちゃんとしたフォームなら疲れないのでは?」「そうすればもうちょっとウケるのでは」と言い出すと、最終的に、“尾てい骨”を押されながらギャグをしたほうがいい、と意見が一致。さっそく、「尾てい骨押されながらギャグ」を披露していました。
トレーニングを終えて「一体感!」
休憩のあとは、いよいよこの日のメインである200メートル×8本です。目線やフォーム、腕の振り方など、コーチから伝えられたポイントを1本ずつ意識しながらトレーニングする参加者たち。1本ごとに「自分のペースでいいですからね」「給水は自由にしてください」とコーチから声がかかります。
先に200メートルを走り終えたフースーヤと伊丹が、続く参加者を拍手で迎えて「ナイスラン!」と声をかけるシーンも。ラスト1本では、コーチの速さに参加者が驚きの表情を見せるなど、楽しくトレーニングが行われました。
走り終えた3人は「気持ちいい!」「最高!」とこのイベントを満喫した様子。シメの挨拶に参加者たちから拍手が起こると、3人は「一体感!」とうれしそうな表情を見せました。
専門のコーチによる充実の内容でレベルアップできる「なないろ練習会」は来年2月まで全8回開催予定です。
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