『やすとものいたって真剣です』盟友であり戦友であり漫才界をともに牽引する中川家が2週ぶち抜きのゲスト出演決定!

11月23日(木)23:10~・30日(木)23:17~の2週にわたってABCテレビ『やすとものいたって真剣です』では、満を持して、中川家がトークゲストに登場! やすともと深い絆の中川家を迎え、“2週ぶち抜き真剣トークスペシャル”が放送されます(※TVer・ABEMAで見逃し配信あり)。

兄弟・姉妹コンビが真剣トーク!

出典: FANY マガジン
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「なんばグランド花月(NGK)の楽屋ではだいたい一緒にいる」「お昼ご飯も一緒」というほど仲の良いやすともと中川家。ともに兄弟・姉妹の漫才コンビであり、芸歴30周年を迎えた同期でもあります。

1992年に中川家がNSCに入学した同年、やすともは中田ボタン師匠に弟子入りし、同期ながらも異なるカタチで芸人の道を歩み始めます。心斎橋筋2丁目劇場を中心に活動していた中川家はデビュー3年目で頭角を現し、1996年、「ABCお笑い新人グランプリ」で優勝。

その前年にグランプリに輝いたのがやすともでした。若手の頃は賞レースやバラエティで競い合った彼ら。やがて絆を深め合い、2020年には揃って吉本興業常設劇場の看板に就任しました。そんな彼らが、時に楽屋さながらのおちゃらけも交えながら、真剣トークを繰り広げます!

デビュー当時は話すこともなかった!?

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デビュー当時は「しゃべったことも、同じ劇場に立つこともなかった」という2組。「ABCお笑い新人グランプリ」でやすともが優勝したときの話題になると、「悔しかったな~。俺らかなと思ってた」と剛が当時を振り返ると、礼二も「正直、びっくりした」と兄弟で口を揃えます。

一方、やすよは「私らは、これを取らないと次がないという思いやった」と、NSC全盛期に「誰ひとり味方がいなかった敵ばかりの殺伐とした時代」を振り返ります。

2組が言葉を交わすようになったのは、漫才の営業に一緒に行くようになってから。そんな最中の1997年、2丁目劇場が“漫才禁止令”を出したのです。行き場のなくなったやすともと中川家は梅田花月へ。

若手の頃に経験した暗黒の時代を赤裸々告白!

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4人が口を揃えて「環境が悪かった」という梅田花月。「気持ちが落ち込んだ」「辞めたなった」「スタッフもめっちゃ怖かった」と、梅田花月で経験した“暗黒時代”の思い出が止まりません! さらに、辛かった地獄の営業エピソードで盛り上がり過ぎる一幕も!?

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2組の“闇の時代”はまだまだ続きます。その頃から剛が体調不良になり、仕事に行けなくなったのです。「今みたいに理解してくれる社員さんじゃなかったから、酷かった」と、当時の状況を吐露する剛。苦しい中でも辞めなかったのは、「単純にお笑いが好きやったから」と、お笑いへの思いを語ります。

2組をよく知る漫才師がガチ質問!

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やすともと中川家が、彼らをよく知る芸人たちから届いた「この際だから聞いてみたいガチ質問」に回答します。

「20年近くお世話になっている」というブラックマヨネーズの小杉は2組との思い出も多いそう。中川家が単身東京に出向き、東京の若手たちとしのぎを削っていた時代、「大阪でぬくぬくとしていた俺らに……」と、礼二に芸人として教えられたエピソードを紹介。

「怒られながら、泣きながら、お酒を飲んでいた」という時代の思い出や、「M-1」の決勝が決まったときに剛から言われた「今も忘れられないこと」を明かします。そんな小杉のガチ質問は、「芸人になって良かったと思った瞬間は?」。これには、剛が率直な心境を語ります!

剛「やすともがおると頑張れる」

「よく、やすともさんには楽屋に呼んでいただく。そこに中川家さんがいらっしゃることも」と話すのはミルクボーイ。「やすともさんは楽屋でも中川家さんのスゴさを話してる」という話題から、「相手コンビのスゴイところ・アカンところ」を質問。

中川家に対し、「舞台もスゴイし、この年齢でYouTubeをやって、若い年齢層も獲得してる。うらやましいほどスゴイ」と、やすよが称賛すると、ともこも「中川家に、このままでいいよと言ってもらえるようにがんばりたい。あとの人にはどう思われてもかまわない」とリスペクト。

そんな2人に剛は「やすともがおると頑張れる。どの出番の時も一緒にいて欲しい」と、2組が互いへの思いを明かします。

M-1 優勝した翌日は休み!?

11月30日(木)の後半戦は、ニューヨーク、さや香、天才ピアニスト、そして先輩漫才師の兵動からのガチ質問と、2001年にスタートした漫才師の頂上決戦「M-1グランプリ」について。

「M-1」初代チャンピオンに輝いた中川家と、出場しないことを選択したやすとも。「中川家は出ないと言ってたのに、それを信じてたら、出てた!」と責めるやすともに、「俺らも出る気はなかった」と、半ば無理やり出場が決まった事情を説明。

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今では優勝した瞬間からマネージャーの携帯が鳴りやまないといわれますが、「優勝した翌日は休みやったな」と苦笑い!? さらに、「優勝が決まって放送が終わった途端、審査員からダメ出しされて……」と、現在とはまったく違っていた黎明期の「M-1」の舞台裏を語ります。

現在は「M-1」の審査員を務める礼二。初代チャンピオンとして続けているといいますが、「俺のなかでは、もうエエんちゃうかと思う」と胸中を明かします。片や、剛は「絶対にやらない」と拒絶。「あそこで審査員をしているということは、出る奴よりおもろいということ」と、審査をすることの厳しさに言及。

また、「M-1」終わりの帰りのタクシーの中からともこに電話をするのが礼二の恒例になっているのですが、「ともこと答え合わせをしている」と、話の内容を明かし、「答え合わせをするのなら、剛さんかやすともとしかしたくない」と本音を覗かせます。

4人の間の絶対的なルールとは?

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ガチ質問では、「4人がいると、学生時代の友達のようにキャッキャしている」と、名作ドラマ「オレンジデイズ」を見ているようだと話すニューヨークから、「最近、いつスベりました?」というニューヨークらしい質問に加え、「コンビ間での暗黙のルールはありますか?」という質問も。

「ウチの暗黙のルールは『やすよの言うことを聞くこと』」と即答するともこに、すかさず「それは4人の暗黙のルール」と答える礼二。「今回も、やすよが良かったら(出演して)エエよと返事をした」と、決定権はすべてやすよにあるといいます。「やすよはよく見てる」という剛が、やすよにSNSをチェックされた“ご意見番” エピソードも。

コンビや芸人としての終わり方

若手芸人からは、さや香と天才ピアニストがガチ質問。さや香の「憧れている師匠は?」という質問には、「普段はカッコよくて、舞台ではアホ」と中田ボタン師匠をあげる礼二。片や、剛は「(村上)ショージさんみたいになりたい」と、唯一無二の存在として人気のあるショージの魅力を語ります。

若手の頃から2組を近くで見てきた先輩漫才師の矢野・兵動の兵動。「一緒に飲みに行って、キャッキャ言うてた中川家が看板になって、俺ら世代を引っぱっていってくれるのが心強い」と中川家を称え、「文字で書いて100点のネタが、やすともがしゃべると300点になる。すごい技術」と、やすともを絶賛。

そんな兵動は「コンビや芸人としての終わり方って考える?」と、先輩ならではのガチ質問。「終わるときは、コンビのどちらかが亡くなるとき」という話になると、「一番年上の剛が最初に亡くなる」「そしたら、3人で漫才やる?」「決定権はやすよ」と、楽屋さながらのトークが飛び交って……!

おたのしみに!

番組概要

「やすとものいたって真剣です」
前編 11月23日(木)23:10~
後編 11月30日(木)23:17~
放送:ABCテレビ
※TVer・ABEMAで見逃し配信あり
出演:海原やすよ ともこ
ゲスト:中川家(剛、礼二)
河野良祐(令和喜多みな実)
VTR出演:小杉竜一(ブラックマヨネーズ)、ミルクボーイ、ニューヨーク、さや香、天才ピアニスト、兵動大樹(矢野・兵動)

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