レイチェルが“パリピ全開” 新喜劇! 歌ネタ、リズムネタ、ダンスでNGKがPARTY NIGHT!

吉本新喜劇の“パリピ”代表・レイチェルが、11月19日（日）に大阪・なんばグランド花月（NGK）での初単独公演『FOREVER PARTY PEOPLE!!』を開催しました。その“アゲアゲ”イベントの様子を、吉本新喜劇の座員で芸人ライターとしても活動する吉岡友見がレポートします！　これで私もパリピの一員！？

脇を固める豪華な“PARTY PEOPLE”

開演前から会場にはノリのいい音楽が流れ、満席の笑いの殿堂・NGKがまるでクラブのように。缶チューハイで乾杯したりとお客さまもノリノリで、始まる前からレイチェル色に染まっていました。

舞台のタイトルは『レイチェルのパリピ野郎がすべて解決してやろう』。信濃岳夫が営むうどん屋でストーリーが展開します。まずはうどん屋のお客の大黒笑けいけい、岡田直子、生瀬行人、小林ゆうが軽快なやり取りで最初の笑いを起こしました。

そして、この日の主役であるレイチェルがうどん屋のアルバイトに扮して姿をあらわすと客席からは割れんばかりの拍手！　ギャガ―・レイチェルは、登場から息つく間もなく持ちギャグの連発で会場を沸かせます。

そして電気屋の多和田上人のコブダイイジリや、信濃と向かいのクリーニング屋・金原早苗による「小泉進次郎夫妻」のモノマネ。酒井藍率いる太田芳伸、ジャボリの地上げ屋トリオや、レイチェルの元カノを演じる島田珠代の大暴れで観客は大爆笑です。そんななか、金原と信濃の娘役を演じる咲方響のお芝居で一幕が終了します。

二幕はうどん屋のパート・井上安世と借金取り・吉田裕の恋の物語です。警官の松浦真也のお馴染みのギターネタや、通りがかりの“ヒマな人”役の伊丹祐貴によるアラジンのジーニーのモノマネ、子ども役の川筋ライラの可愛らしさ、同じ子ども役でもインパクトの強すぎる今別府直之、コワモテ役が似合うタックルながい。の銀行強盗、そして烏川耕一は親分役でさすがの貫禄をみせつけて、二幕も個性的なメンバーが勢ぞろいです。

リズムネタと歌ネタのオンパレード

強力な出演者に支えられ、主役のレイチェルはストーリーのなかでスキあらばボケ続けます。酒井とのラップバトルや珠代とのコラボネタ、松浦とのギターを使った歌ネタや、吉田の代名詞である乳首ドリル。アップテンポな曲にのせた紙芝居のピンネタや、サイリウムを使ったオタ芸など、彼の真骨頂である歌ネタやリズムネタ、ダンスがこれでもかと散りばめられ、会場はさながらライブ会場のように大盛り上がりです。