師走の歳末特別警戒を控えた11月30日（木）、桂文枝が大阪・池田警察署の一日署長を務めました。文枝は委嘱式のあとに特別警戒部隊の訓練などを視察。市民の安心・安全のために働く警察官を激励しました。
特別点検と逮捕術訓練を視察
委嘱式の会場となったのは、池田警察署の署長室。宇佐見一郎署長から委嘱状が手渡されると、文枝は敬礼をして受け取り、「一日署長」のたすきも貸与されました。
その後、池田駅前公園に移動して「歳末特別警戒部隊発隊式」に臨みます。紹介を受けた文枝は、整列している隊員に向かって敬礼。そして特別警戒部隊の特別点検が始まりました。
これは職務執行に必要な手帳や警棒、手錠といった装備や服装、姿勢などを点検官が検査するもので、文枝は、隊員たちが号令に従ってキビキビと点検する姿を壇上から見守りました。逮捕術の総合術科訓練では、凶器を持った犯人役を警察官が警棒や大盾などで制圧、逮捕。その迫力のある訓練に見入っていました。
文枝「市民の安全・安心のために頑張って」
挨拶に立った文枝は、「年末年始にかけて、皆さんも大変だと思いますが、訓練の動きを見て安心しました」とコメント。そして、三枝時代に「花の駐在さん」で警察官役を演じていたことを振り返りながら、「（私は）キビキビとしたおまわりさんを演じることはできませんでしたが、皆さんを見て安心しました」と話して場をなごませます。
最後に「お体に気をつけて、皆さん方も市民の安心・安全のために、年末年始がんばっていただきたいと思います」と激励しました。
来賓の瀧澤智子・池田市長も「点検や訓練を拝見させていただいて、たいへん心強く感じました」と挨拶。池田市内で特殊詐欺の被害額が昨年度を上回るペースであることに触れたうえで、「安全安心な町、池田の確立に向けて尽力していくので、引き続きお力添えをお願いしたい」と訴えました。
最後は警戒部隊の出発。文枝署長は、指揮官の指示に従って出発していく隊員たちを拍手で見送りました。
