剛力彩芽がEverybodyと初コラボ! SDGsに「クリティカルヒット」!? 【としま文化推進期間イベント】

剛力彩芽やよしもと芸人たちとSDGs(持続可能な開発目標)を楽しく学べる体験型イベント『よしもと×SDGs MAGAZINE』が11月2日(火)、東京・池袋西口公園野外劇場グローバルリングシアターで開催されました。イベントはニッポン放送の公開番組収録でもあり、ゆりやんレトリィバァの新作SDGsネタのほか、剛力とEverybody(タクトOK!!・かわなみchoy?)のスペシャルコラボネタも披露されるなど、ここでしか見られない特別なイベントとなりました。

出典: FANY マガジン

今回のイベントは、「国際アート・カルチャー都市」を目指す豊島区が、吉本興業ホールディングスとタイアップして区内各所で開催するSDGs関連イベントの一環。同区は11月1日を「としま文化の日」と定め、7日までの1週間を「としま文化推進期間」としています。

今年のテーマは「SDGs×文化」。子どもたちと一緒に“誰1人取り残さない”豊島区の未来をみんなで考え、次世代に継承していくことを目的とし、期間中は笑いや音楽だけでなく、楽しくSDGsを学べるワークショップなど、さまざまなイベントを開催します。

『よしもと×SDGs MAGAZINE』は、SDGsをわかりやすく伝えるラジオ番組「SDGs MAGAZINE」(ニッポン放送、月1回放送)の公開録音で、番組のパーソナリティである剛力がこの日のMCも務め、サブMCは次長課長の河本準一。ゲストにはゆりやん、Everybodyのほか、相席スタート(山﨑ケイ・山添寛)、さらに慶応義塾大学の中野泰志教授が登場しました。

出典: FANY マガジン

よしもと芸人がSDGsを感じる瞬間は…?

最初のコーナーは「SDGs座談会」。文字通りSDGsについてトークするコーナーで、テーマは“SDGsを感じる瞬間”です。Everybody・かわなみchoy?が語ったのは、SDGsの5番目の目標「ジェンダー平等を実現しよう」にかかわるエピソードでした。

「私、学生のころ、野球部だったんですけど、当時、野球は男子のスポーツというイメージだったんです。でも最近は女子野球も盛んなので、時代が変わったなと思います」

すると相席スタート・山添が、「僕もありますね。いろんな現場に行くんですけど、SDGs関係の現場って吉本の社員さんが多いんですよ。だから、現場に社員さんが多いと『あ、今日はSDGsやな』って感じます」と、よしもと芸人ならではの“SDGsを感じる瞬間”を告白。

出典: FANY マガジン

さらに「ふだんワイシャツの社員さんがジャケット羽織ってんの見ても、『あ、SDGsやな』って思います」とたたみかける山添に、河本も「たまに『それ、いま急いで買ってきたん?』って聞きたくなるようなスーツの人とかおるよな(笑)」と合いの手を入れていました。

剛力もSDGs大喜利に参戦!

ここで、SDGsネタを新しく作ってきたというゆりやんがネタを披露。SDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」をテーマにしたというそのネタは、「みなさん、『007』をご覧になったことがありますか? 実は私がボンドガールなんです!」というとんでもない“カミングアウト”から始まる、ジェームズ・ボンドならぬ接着剤のボンドを使ったネタ。かなりシュールでぶっ飛んだネタを披露するゆりやんでしたが、会場は大盛り上がりでした。

出典: FANY マガジン

「SDGs大喜利」のコーナーでは、芸人に混じって剛力も参戦。「新たにできることになったSDGsの18番目の目標とは?」というお題に「目があったらあいさつ」と答え、河本から「すごくいい! 18番目に入れましょう」と絶賛されます。

出典: FANY マガジン

ほかにも、相方に借金をしまくっている山添が「借りる責任、返す責任」、その相方・山﨑はまわりがどんどん結婚していったときに考えたという「元カレの再利用」など迷回答が続々。ゆりやんは「全てのたぬきに福祉を」というナゾの回答で会場を「?」の雰囲気に包みますが、「これ(17の目標)、ぜんぶ人間のことばかりでしょ? たぬきはどうするんだ!」と訴え、爆笑となりました。

さらにイベントでは、Everybodyが剛力とコラボし、剛力がかわなみchoy?の「クリティカルヒット」を受けるという貴重なシーンも! 剛力は「初クリティカルヒットを受けました。うれしい!」と喜んでいました。

出典: FANY マガジン

「意外と難しく考えすぎていたのかも」

ニッポン放送が毎年取り組んでいるチャリティキャンペーン「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」にもかかわる慶応大の中野教授をゲストに迎えたコーナーでは、芸人たちが全盲やロービジョン(弱視)を疑似体感しました。

「視覚障害というと、見えないことや見えづらいことが障害だと感じがちですが、実はそういった視覚障害者の人たちのことを考えない人のほうが障害なんです」と話す中野教授。実際に疑似体験することで、視覚障害者のことを身近に考えるいい機会になると言います。

さっそく体験した芸人たちは、一口に視覚障害といっても、見え方も見えづらさもさまざまであることや、点字ブロックや音の出る信号機がどれほどありがたいかといったことを、身をもって感じていました。

出典: FANY マガジン

収録終了後、剛力がSDGsについて、改めてこう語ります。

「もしかすると、意外と難しく考えすぎていたところがあるのかも、と感じました。番組でも“楽しく、わかりやすく”をモットーにやっているので、これからも難しくなく伝えていけたらな、と思います」

すると、河本も「じつは昔からやってたりもすることですからね。難しく考えずに、人に優しくしたらそれがSDGsな気もします」と、SDGsの本質を突くようなコメントでイベントを締めました。収録の模様は、19日20:00からオンエアされます。


「としま文化推進期間」は、ほかにも楽しみなイベントが盛りだくさん。西口公園隣の東京芸術劇場では、植田圭輔と石田明(NON STYLE)が主演を務める舞台『トキワ荘のアオハル』(3日、4日)のほか、桂文枝、オール阪神・巨人のレジェンドから、霜降り明星や空気階段といった人気芸人まで出演する『東京グランド花月』(5日~7日)が開催。IKE・SUNPARK(イケ・サンパーク)では、2025年の大阪・関西万博に向けた『Warai Mirai Fes ~Road to EXPO 2025~』 presents ワークショップ(6日、7日)も開かれます。

『トキワ荘のアオハル』公式サイトはこちらから。
『東京グランド花月』公式サイトはこちらから。
『Warai Mirai Fes ~Road to EXPO 2025~』公式サイトはこちらから。

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