お米から昆虫食まで…タカトシ&おいでやすこが『みんわらウィーク』で北海道の魅力堪能!

北海道から全国に笑いを届けるイベント「みんわらウィーク」が、今年も8月8日(日)に開催されました。8月8日の「道民笑いの日」にちなんで2016年度からスタートしたこのイベント。5回目となる今回はオンライン配信を中心に展開し、MCのタカアンドトシ、ゲストのおいでやすこが(おいでやす小田、こがけん)ら人気芸人たちが北海道各地の魅力を発信しました。

出典: FANY マガジン

吉本興業が主催し、北海道と札幌市の協力で開かれた今年のイベントは、メイン会場の「サッポロファクトリーホール」をキーステーションとし、日本全国の地方の魅力を発信するYouTubeチャンネル『Cheeky’s channel~チーキーズチャンネル~』でイベントの様子を生配信。さらに、釧路市では「道民笑いの日お笑いライブ」を開催し、トータルテンボス、ダイアン、とにかく明るい安村、かまいたち、マヂカルラブリーら人気芸人が一挙集結しました。

放送中に紹介した商品の一部は、よしもと物産ECサイト「Cheeky’s store」でも限定販売されています。

もっちもちのおにぎりに舌鼓

1時間半ずつの2部制で配信されたオンラインイベントでは、「みんわらウィーク道内行脚」と題して、北海道各地を中継でつないで地域の知られざる魅力をお届け。MCのタカアンドトシ、ゲストのおいでやすこがらが、視聴者を“北海道旅行”に行った気分にいざないます。

北海道吉本の若手芸人らが、増毛町の酒造で利き酒、仁木町にあるジャンボすべり台から中継など、各エリアの注目ポイントをレポートするなか、むかわ町から紹介するのは恐竜たい焼き。ここで、驚きの情報が飛び出します。

『Cheeky’s store』で、同町で発見された恐竜の全身骨格化石をもとにした「カムイサウルス(むかわ竜) 実物大骨格レプリカ」が販売されるとのことですが、値段がなんと、2420万円から。さっそく小田から「だれが買うんすか!」とツッコまれていました。

出典: FANY マガジン

キーステーションで始まった「試食タイム」では、注目の北海道米「えみまる」を使ったおにぎりが登場します。

稲作において、育苗と田植えは大変な労力が必要な作業。「えみまる」は、田んぼに苗を植えるのではなく、直接種をまく農法「直播(ちょくはん)栽培」に適したお米で、稲作の作業を省力化することで持続的な生産を可能にします。食味も、特A米「ななつぼし」並みの評価で「柔らかい食感」が特長です。

出典: FANY マガジン

札幌市のおにぎり店『おむすびきゅうさん』から「さけ」と「たぬきしょうが」の2種類がタカアンドトシら4人のもとに。一口食べた瞬間、「めちゃくちゃうまい!」「もちもち」と大絶賛です。

同じく札幌市では、おむすびと豊富なデザートが楽しめる『和味茶屋こめまる』からも中継。こちらも「えみまる」のお米を使ったおにぎりが看板商品で、4人が試食することに。塩むすびを食べたタカトシとこがけんが「お米が美味しい」「すごく甘みがありますね」と“食レポ”する横で、すじこを食べた小田は、本気モードで「めちゃくちゃうまいやんこれ……。満足です」と堪能していました。

出典: FANY マガジン

目の前にコオロギの素揚げが…

札幌市環境プラザでは、札幌市が取り組んでいる「SDGs(持続可能な開発目標)」に絡めて「昆虫食」について講義。これまでゲテモノ扱いされてきた昆虫食ですが、担当者がその必要性を説明します。

「環境問題の延長として、昆虫食というトピックがあります。じつは、昆虫はとてもエコロジーに作ることができるタンパク源として注目されているのです。お肉と比べて、エサ、水、飼育に必要な機械類を動かす電気などが少なく済み、なおかつ栄養価も高いため、環境に与える影響を減らしながら、食糧問題も解決できるのでは、という期待を集めています」

さらに、更別村に住む道知事認定北海道アウトドアガイドで昆虫博士の斎藤彦馬さんと中継。斎藤さんは、ヨーロッパイエコオロギ、ゲンゴロウ、ゴライアスバードイーター(クモ)など、食べられる昆虫食を紹介します。

出典: FANY マガジン

ここで、おいでやすこがの目の前にコオロギの素揚げが……。顔をしかめながら、“北海道ならではのもの”が食べたいと訴える2人ですが、タカは「これから(北海道の名産)は、ジンギスカン、みそラーメン、スープカレー、昆虫ですから」とおすすめ。小田は「ならへんでしょ!」とツッコミを浴びせます。

昆虫食は、SDGsの達成に向けて注目される食材ですが、2人にはまだ抵抗感がある様子。しかし、いざ口に入れると、こがけんは「味は香ばしい干しエビ。もしくは、ものすごくしけったせんべい。食べられるもの!」と驚きの表情。一方、小田はバクバクと食べ進め「ビールあります?」とコメント。環境のために最高の食材であると絶賛しました。

出典: FANY マガジン

最後に斉藤さんが、こう語りました。

「虫に対して“気持ち悪い”など負のイメージが強いので、虫を含む自然のイメージをプラスに変えていけたらと思います。子どもたちに、自然や虫を好きになってもらう土台を整え、昆虫食が普及していけば、(活動が)スムーズになるのかなと思います」

中継で芸人チームが大暴れ!

羅臼町と中継をつないだ昆布加工体験では、北海道で活動する芸人・コロネケンの渋谷と束田が、羅臼漁業協同組合の昆布漁業部会の部会長である井田一昭さんのアテンドで昆布倉庫へ。渋谷が、昆布を切る作業を手伝いました。

羅臼の昆布は、出汁が濃いのが特長。よって、パスタを茹でる際の出汁や、カップ麺に入れても美味しいのだとか。昆布の素揚げを試食した束田が、食レポします。

「味が凝縮されています。砂糖をまぶしているんですけど、塩味と甘味のバランスが非常にとれていて、おやつにもいいし、晩酌にもぴったり」

そのドヤ顔加減に、トシから「腹立つな!」とツッコミを受けていました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

このほか釧路市では、トータルテンボス、とにかく明るい安村、ダイアン、マヂカルラブリー、かまいたちらが出演する『道民笑いの日 お笑いライブ in 釧路』が開催。釧路市生涯学習センター「まなぼっと幣舞 大ホール」と中継を結んでクロストーク! ……のはずでしたが、回線の状況が悪くて映像がコマ送り状態に。それでもめげずに、ダイアン・津田篤宏と安村が「ゴイゴイスー!」合戦。画面上で“無言”でやりあう2人に、会場は爆笑となります。

回線が回復したところで、トシから「お決まりのセリフください」の一声で、トータルテンボス・藤田憲右が「ハンパねぇ!」をサービス。続いて、かまいたち・山内健司も「みなさん待っていると思うので、やらせていただきます」と、懐かしの「あなたが好きだからー!」を絶叫。会場が笑いに包まれると、小田が「10年前やっていた(山内のキャラクター)チャン・ドン・ゴン・ゲンや!」とツッコんでいました。

出典: FANY マガジン

約3時間(2部制)にわたって行われたイベントも全工程終了。多くの若手芸人のプレゼンを堪能したこがけんは、「北海道のこと、本当に知らないんだなと思いました」とコメント。コロナ禍が落ち着けば、北海道への家族旅行の参考資料にしたいと振り返っていました。

出典: FANY マガジン

この日のイベントは、YouTubeチャンネル『Cheeky’s channel~チーキーズチャンネル~』でアーカイブが視聴できます。

YouTubeチャンネル『Cheeky’s channel~チーキーズチャンネル~』はこちらから。
物産ECサイト「Cheeky’s store」はこちらから。

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