グローバルボーイズグループ『INI』待望のデビューでいきなりの大快挙! 「やっと実感が湧いてきた」

社会現象を巻き起こした日本最大級のオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』のSEASON2で、“国民プロデューサー”の投票総数474万6276票の中から選ばれた11人組のグローバルボーイズグループ『INI(アイエヌアイ)』が11月3日(水・祝)、ついにデビューしました! デビュー当日は多くのMINI(『INI』ファンの呼称)が見守るなか、公式YouTubeチャンネルでデビューシングル『A』リリース記念の生配信が行われました。

©LAPONE ENTERTAINMENT

デビュー生配信が開始されたのは、午後6時45分。MCを務める木村柾哉の「みなさん、こんばんは。せーの」の合図で、メンバー全員が「Log in to US! INIです!」と元気にあいさつをキメて、番組がスタートしました。

まずは、10月30日(土)に誕生日を迎えたばかりの“あるメンバー”をお祝いします。MC木村が「僕らのかわいい末っ子ネコちゃん、迅!」と発表すると、一同は大盛り上がり。名指しされたメンバー最年少の松田迅は、「19歳になったんですけど、個人としてもINIとしてもめちゃくちゃ成長して、世界に通用するグローバルボーイズグループになっていきたいです」と意気込みを語りました。

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木村に起きた“事件”でMV撮影が中断

最初のコーナーは、デビューシングル『A』にちなんだ、曲のA(ええ~)ポイントアピールです。木村の「“ええ”ポイントを語りたい人、手を挙げて!」の声と同時に、11人の元気な「ハイ!ハイ!」という声が響き渡ります。

最初に指名された西洸人は「『Rocketeer』でゴチゴチに揃ったみんなのダンス!」と独特の表現で自慢のダンスパフォーマンスを挙げました。

続いて、後藤威尊が「曲はもちろん、特典のDVDもついていて、めちゃくちゃ面白い内容となっています。観てもらったら、僕たちのことを知らなかった人も絶対に好きになると思うので、ぜひ見てください」と、両手でDVDのかたちをつくりながらアピールします。

池﨑理人は「激しさ、儚さ、恋心、いろんなジャンルがあるのが『A』のいいところ!」とその魅力をラップで表現し、会場を盛り上げました。

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CD発売に先立ちYouTubeで配信されていた『Rocketeer』のミュージックビデオ(MV)は、なんと再生回数770万回を突破。公約動画の公開が待たれるなか、続いては撮影時の裏話暴露コーナーへと展開します。

MCの木村が先陣を切って、まずは自身に起きた“事件”を暴露。

「(『Rocketeer』の足を大きく開く振り付けで)ここ(股の部分)がビリッて。そのまま続けて撮影する予定だったのに、僕の衣装が破れたせいで一旦中断して夕食に入るという……」

木村はこの日までメンバーに言えなかったそうで、不自然だった夕食のタイミングにやっとみんな合点がいった様子です。「ちゃんと秘話じゃん」という田島将吾のツッコミに、笑いがこぼれます。

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末っ子松田の感涙に思わず“ジン”

ここで突如、メンバーも知らされていない謎のカウントダウンがスタートします。バックスクリーンに5、4,3、2、1……の後に映し出されたのは、「オリコンデイリーシングルランキング1位」の発表! メンバーは大歓喜の声を上げ、ほかのメンバーと抱き合ったり、床に倒れこんだり。会場にはお祝いのケーキも登場し、喜びの時間に浸りました。

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その後、この快挙についての感想を聞かれたメンバーたちは――。

「すごくうれしいです。僕たち11人がさまざまな背景をもって、特別な時代に『INI』として誕生したのはすごく奇跡的なことだと思います。この時代だからこそ、僕たち11人だからこそ、生み出せるものがありますし、MINIの皆さんとネットを通してつながっているこの瞬間にも意味があると思います。これからも応援よろしくお願いします」(許豊凡)

「言葉で言い表せないくらい嬉しいのですが、変な感情で、怖い気持ちもあるし……。韓国へ合宿に行く前に、みんなで1位の目標を立てて、それに向かって準備もしてきて、しかもオーディション前にはそれぞれがいろいろなところで頑張ってきて、その思いもあったなかでの今日だったので、1位という画面を見て本当に嬉しさでいっぱいです。MINIの皆さんありがとうございました。これからも僕たちと歩んでいきましょう」(田島)

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また松田は話し出そうとした瞬間に感極まって、思わず号泣。その姿に“ジン”ときた様子のメンバーたちに励まされるなか、「今日1日ずっと緊張して、この発表が怖かったのですが、1位を獲ることができて『A』の名に恥じないスタートを切ることができ、本当にありがとうございました」と絞り出すような涙声で語りました。

今日から本格始動「僕たちについてきて」

配信後の会見では、メンバーがさらにさまざまな質問に答えました。まず、デビュー後の心境を聞かれた西は、こう語ります。

「オーデションを受ける前は一般人として過ごしていて、いまこの日を迎えられることが本当に夢のよう。配信を通してやっとデビューしたんだなと実感が湧いてきました。MINIの皆さんがずっとこの日まで待ってくれたことにすごく感謝していますし、これからは『INI』として恩返しをしていきたい。もっと大きくなっていろいろな人に知っていただいて、僕たちが元気や勇気など何かを伝えられるグループになっていけたら」

いちばん頑張ってきたことを聞かれた後藤は「柔軟と筋力トレーニングです」と回答。「『Rodketeer』 も『Brighter』も激しいダンスでキレが必要で、筋力がないとカッコよくできないので頑張りました。僕が目指すのはパワフルで、かつ指先まできれいなダンス。ダンスが得意な木村、西、田島とはまた違うきれいなダンスができたら、『INI』の新しい見せ方、武器になると思うので、柔軟はしっかりいています」とプロ意識を覗かせます。

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さらに『INI』をどんなグループにしていきたいかという質問には、藤牧恭介が「性格、歌、ダンス、ラップと個性豊かで、一人ひとりが目立つ強いチームだと思うので、まずは老若男女幅広い世代の方たちに愛されるグループになっていきたいと思います」と思いを語りました。

全曲が先行公開されている『A』のなかでオススメの曲とポイントを聞かれると、西は気持ちを上げてくれる『KILLING PART』をセレクト。尾崎匠海は『Cardio』を上げ、「自分たちの武器がいちばん表れているかなと思うんですけど、(髙塚)大夢の硬い響きの声があの曲にめちゃくちゃ合っているし、ラップでも攻めていて、(そんな)攻めている僕たちの楽曲なので注目して聴いてほしいです」とアピールしました。

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『#宇宙にTAKE_OFF_INI』がTwitterの世界トレンド1位になるなど、早くも大きなムーブメントの渦中にいる彼らが、改めてMINIたちへの感謝の気持ちを伝えます。

「1位にしてもらったと聞き、日本だけでなく世界中のMINIに応援してもらっていることが感じられて、本当にありがたいと思いました。まだ直接、皆さんにお会いできていないので、早く皆さんに会いたいなと思いました」(髙塚大夢)

「支えられていることをすごく実感していて、この感謝の気持ちをこれからも忘れずに頑張っていきたいです」(佐野雄大)

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最後は木村が「大変お待たせしました。今日から(INIは)本格的に始動していきます。どうか僕たちについてきてください!」とメッセージを送り、イベントを締めくくりました。