中断していた元日の“日本一早い賞レース”がついに決着! 深夜1時の決戦を制したのは…芸歴5年目のイチゴ!!

元日に起きた能登半島地震の影響で中断となっていた「日本一早い賞レース『100×100』(ハンドレッドハンドレッド) 」の続きとなる大会が、3月24日(日)にYouTubeチャンネル「吉本興業チャンネル」で無料生配信されました。ネタ時間は1回戦100秒、準決勝200秒、決勝300秒と100秒ずつ増えていくという、ちょっと変わったシステムで人気芸人たちが激突! 深夜まで、じつに5時間におよんだバトルの結果、神保町よしもと漫才劇場​​に所属する芸歴5年目の若手芸人・イチゴ(イクト、木原優一)が優勝し、賞金100万円を手にしました。

出典: FANY マガジン
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1回戦からハイレベルな戦いに

400組を越える吉本芸人の応募の中から、ネタ審査を勝ち上がった60組(東京29組、大阪31組)が頂点を目指すこのライブ。今年のR-1ファイナリスト・真輝志や、M-1ファイナリスト(2021年)のもも(せめる。、まもる。)ら実力派芸人も多く参加しています。

審査員は、NSC(吉本総合芸能学院)で講師を務める本多正識氏をはじめ、ザ・プラン9のお~い!久馬、椿鬼奴、​​M-1王者(2007年)のとろサーモン・久保田かずのぶ、R-1王者(2009年)の中山功太、キングオブコント王者(2016年)のライス・田所仁というバラエティに富んだ面々。MCは平成ノブシコブシ・徳井健太、BSよしもとアナウンサーの赤間有華、中継MCはバイク川崎バイク、爛々・萌々が務めました。

出典: FANY マガジン
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A~Jブロックに分かれた1回戦を勝ち上がり、準決勝に進出したのは、若葉のころ(古田敬一、酒井孝太)​​、鉄人小町(住友、小佐一季​​)、ネイビーズアフロ(みながわ、はじり)、佐川ピン芸人、BPM128(大村ジーニアス、ヴァニ​​)、大自然(しんちゃん、ロジャー)​​、翠星チークダンス(ちろる、木佐)​​、大谷健太、もも​​、イチゴ​​の10組。審査員たちからは、審査中から「このブロック難しい!」「営業で活躍しそう」などレベルの高さを感じさせる発言が続々と出ました。

深夜1時の最終決戦!

準決勝は、100点満点での点数によるジャッジに。ネタ披露後の審査の結果、1位・鉄人小町、2位・若葉のころ、3位・イチゴが決勝へとコマを進めました。

出典: FANY マガジン
若葉のころ 出典: FANY マガジン

田所が、準決勝で敗退した大谷に対して「同期の中で報われていないんで、報われてほしい。単純に面白い」と絶賛したり、ネイビーズアフロには、本多氏が「200秒の中でもっと展開してほしかった」とアドバイスしたりするなど、それぞれ真剣に審査していました!

ちなみに、中断された配信で1回戦を突破していた鉄人小町は、この日、準決勝から初登場。ネタ順もいちばん最後だったため、なんと、深夜0:30にネタを初披露することに……。それでも、爆発力ある漫才で準決勝は1位通過となりました。

出典: FANY マガジン
鉄人小町 出典: FANY マガジン

このとき、すでに予定時間をオーバー。久保田のもとに、番組を観ていたという中川家・礼二から「本多先生と久馬さんの顔が疲れているから、温かい飲み物をあげて」とLINEが来たと明かされ、笑いが起きました。

決勝は、漫才師3組の対決に。深夜1:00をまわった3組の対決は、若葉のころが555点で3位、鉄人小町が569点で2位、そしてイチゴが571点を獲得して見事に優勝! 2位とわずか​​2点差での勝利で、100万円を手にしました。優勝コメントを求められたイクトは「僕たちは……必ずまたどこかに現れます!」と笑いを誘っていました。

芸人たちの激戦が見られるこの日のライブの模様は、後日、完全版が配信される予定です。


「日本一早い賞レース『100×100』」公式サイトはこちらから。

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