日替わりで吉本芸人が登場するFM大阪の人気番組「よしもとラジオ高校～らじこー」の担任（MC）を務めるビスケットブラザーズ（きん、原田泰雅）と藤崎マーケット（田崎佑一、トキ）の卒業イベントが、3月27日（水）に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA SSホールで開催されました。思い出トークあり、卒業ソングあり、ゲームありの盛りだくさんの内容で、2組の番組卒業を盛り上げました。
遅れるビスブラに「来いや！」
FM大阪で2014年4月からオンエアされている『よしもとラジオ高校～らじこー』。「笑って楽しむ力＝楽力（がくりょく）」向上を目指した学校をモチーフにした番組で、この3月末で丸10年を迎えます。
今回は2023年4月から1年間、火曜日の担任を務めたビスケットブラザーズと、水曜日の担任で、番組開始から10年間にわたって活躍してきた藤崎マーケットの卒業をお祝いするイベントということで、木曜日の担任を務める祇園（木﨑太郎、櫻井健一朗）と、副担任（アシスタント）のみぃも登場しました。
ステージには、まず藤崎マーケットとみぃが登場。続いて祇園、そして藤崎マーケットに替わって4月から水曜の担任を務める吉田たち（こうへい、ゆうへい）がステージへ。ここでビスブラが別の仕事で遅れると聞くと、このあと夜9時からラストの生放送を控えたトキは「来いや！」と怒りをブチまけていました。
「住所明かしても誰も来なかった」
「藤崎マーケット先生の10年間を振り返ろう！」のコーナーでは、10年間をまとめた年表を見ながらトークがスタートします。
2014年の番組開始時には、トキは気合が入り過ぎて自分の住所をオンエアで言ってしまったそうですが、「誰も来えへんかった……」とほろ苦い思い出も。
さらに、田崎が自身の結婚と病気をトキに打ち明けた際のエピソード、トキが仮想通貨で大ダメージを受けた話など、10年間の思い出から厳選した貴重なトークを連発。「10年間、トキのボールペンのインクが切れなかった」などの小ネタも挟んで、笑いをとります。
2人のレアな写真もたくさん登場。トキが鳩を操るシーンや、2カ月で15キロ痩せた田崎、営業先での2人の素の姿なども紹介され、会場は大いに沸きます。番組スタート時のMCメンバーであるガクテンソク（よじょう、奥田修二）、かまいたち（山内健司、濱家隆一）、天竺鼠（川原克己、瀬下豊）からもVTRメッセージが送られ、懐かしいエピソードがたっぷり語られました。
スネギロチンジャンプにゴムパッチン
続く「10年間の絆を確かめよう！」のコーナーでは、祇園チーム、吉田たちチーム、トキ・みぃチームに分かれて、お互いの意思疎通が試されるさまざまなゲームに挑戦しました。
大喜利の答えの上の句と下の句を合わせる「マッチング大喜利！」では、吉田たちが双子ならではのコンビネーションを見せます。「信頼意思疎通チャレンジ！」では、チームの2人がアイマスクをつけて、トキ・みぃチームはスネギロチンジャンプ、吉田たちは白刃取り、祇園はゴムパッチンに挑みますが、ドタバタの展開に会場は爆笑に包まれました。
ここで、ようやくビスケットブラザーズが登場しましたが、藤崎マーケットは生放送の時間が……。みぃが卒業ソングの名曲「贈る言葉」を懐かしい写真をバックに歌い上げると、藤崎マーケットとみぃは1分後に生放送が始まることを告げて、慌ててステージをあとにしました。
ここからは、ビスブラの2人がラジオで語った発言内容を当てる「ビスブラらじこークイズ！」がスタートしますが、2人は自分たちの発言にも関わらずまったく記憶がなく、祇園、吉田たちと一緒にボケ始めます。きんの父親からの原田へのメッセージなども紹介しつつ、全員がしっかりボケまくり、笑いをゲットしていました。
そんなこんなで、ステージは最後まで大盛り上がり。エンディングでは、ビスブラの2人が番組について「楽しかった」と名残を惜しみつつ、卒業イベントは幕を下ろしました。
